「被災地気仙沼の「唐桑御殿つなかん」の優しくもたくましい女将物語」ただいま、つなかん しのぶさんの映画レビュー(感想・評価)
被災地気仙沼の「唐桑御殿つなかん」の優しくもたくましい女将物語
2011年東日本大震災後から撮影を継続して作品に集約。気仙沼の唐桑半島の鮪立で牡蠣の繁殖業を営む菅野夫妻を中心に震災後の立ち直っていく姿が映し出される。中盤でこんなことが起こってしまうのか?と言葉に出来ないくらいの悲しすぎる事故が起こってしまう。いつも明るく前向きで、学生ボランティア達からも慕われている一代さんだったが、どう心を立ち直らせることが出来るのか?心配でならなかった。神も仏も無いってこう言う事かと。そういう中で、一代さんがまた元気を取り戻して行く姿に心打たれる。民宿「唐桑御殿つなかん」が鮪立のツナと菅野のカンでツナカン。学生たちが考えたしゃれたネーミングになるほど!と感心した。
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