ジャマル・カショギ殺害事件 真犯人は逮捕されない
解説
第90回アカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞した「イカロス」のブライアン・フォーゲル監督が、サウジアラビアの著名記者ジャマル・カショギの暗殺事件の真相に迫ったドキュメンタリー。
2018年10月2日、ワシントン・ポスト紙で活動するサウジアラビアの記者ジャマル・カショギが、トルコのイスタンブールにあるサウジアラビア総領事館を訪問後、行方不明になる。やがて、国連の調査団の調査によりカショギが領事館内で殺害されたことが判明。かつてサウジ王室の顧問だったカショギは米国に亡命してサウジ皇太子の政策を批判し、サウジ政府から反体制派としてマークされていた。調査を進めるうち、殺害事件の真相と専制君主国家サウジアラビアの闇が明らかになる。
2021年の全米脚本家組合賞映画部門でドキュメンタリー脚本賞を受賞。
2020年製作/119分/アメリカ
原題または英題:The Dissident
スタッフ・キャスト
- 監督
- ブライアン・フォーゲル
- 脚本
- マーク・モンロー
- ブライアン・フォーゲル