ロストブレット2のレビュー・感想・評価

採点4.1
相変わらず傭兵あがりかのような強さの整備工。
そこにすごいドライビングテクニックまで追加された本作。
前回のマッドマックスカーもVer.アップして復活。
今回も警察署での乱闘も、それがまた面白い。
そしてフランス物でよくあるけど、あんなにパトカー出場する物なんですかね？この映画も台数が半端ない。
マッドマックスやワイスピを感じさせるカーアクションだけでなく、練られた脚本が見事。
ラストの廃車からの引きも良い。
これは本当面白いシリーズです。

Netflix 2022製作 “Lost Bullet”の続編 日本語吹替あり

本作は完全に前作の続編で、前作を知らないと単なるカーアクション映画になってしまう。

前作から6ヶ月後、リノはアレスキの自宅を連日張り込みをしているがアレスキは逃亡し戻らない。ジュリアはある提案をする。
さらに1年後、廃車同然だったシャラスの車を強化改造して麻薬取り締まりの手伝いをする。追跡後スペイン国境先でスペイン警官アルヴァラと出会う。
ある日リノに電話がかかってくる。以降リノの行動が警察のある理由と相まって大きく変わることとなる。

前作と比べると人間関係も分かりやすくなっているし、カーアクションも数倍パワーアップしている。
単に悪vs正義だけではなく、正義側もその方法で対立する事となり、ストーリーに深みも出た。
ジュリアのリノに対する想い、リノのシャラスに対する信頼が、より鮮明になった。

………………
日本語吹替
リノ：阪口周平、ジュリア(女性刑事,リノの元恋人)：鷄冠井(カイデン)美智子、モス(上司刑事)：塩田朋子、マルコ(アレスキの子分)：田村信、アルヴァラ(スペイン警官シャラスの友人)：土田大、ステラ(アレスキの妻)：野々山恵梨

圧倒的に殴る蹴る、複雑骨折なんて何のその、車ひっくり返してもでも追い回す。この強引なまでのパワープレーが魅力的な本シリーズ。前作を覚えておらず、解説を復習して見たが全然見れる。深夜に見るのにもってこいかもしれない。

ロストブレット1を観たので、続いて2へ。
1からパワーアップ。
くどいほどのアクションとカーアクション。
ちょっとお腹一杯かも。

話がちょっと理解に苦しむけど、カーアクションは素晴らしいですね。
でも、なんとも言えない暗さがあります。
ここはフランス映画伝統なのでしょう。
結構楽しめました。

主人公は警察に入り、前作で信じてくれた女性刑事と捜査をしていた。
大掛かりな麻薬密売グループを追ううちに、またもや警察内部の腐敗と向き合うことに。
アクションのキレといい、カーアクションの凄まじさといい、とても面白いアクション映画だった。
それにしても女性刑事役のステフィ・セルマがかっこよかった。