「【"お前は馬鹿だが、屑じゃねえ。”少年院を出所をした保護観察中の少年と、馬鹿だが仲間を大切にする族と、極悪な半グレ組織との関係を描いた作品。喧嘩のシーンは見応えがあります。】」OUT NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【"お前は馬鹿だが、屑じゃねえ。”少年院を出所をした保護観察中の少年と、馬鹿だが仲間を大切にする族と、極悪な半グレ組織との関係を描いた作品。喧嘩のシーンは見応えがあります。】
ー 上映時間、129Mの間、脳内で色々突っ込みつつ観ていたら、あっと言う間に時間が経った作品。ー
◆感想
・序盤はクスリ笑いのシーンがチョコチョコ入る。
ー 達也(倉悠貴)が一度、少年院を出るも、院の前で喧嘩して更に三か月少年院へ。今作、品川ヒロシ監督が脚本を書いているが、(原作がそうなのかもしれないが)クスリ笑いと喧嘩のシーンのバランス。”キリヒト”のメンバーと達也の絡みではクスリ笑いシーンがさり気無く描かれる。-
・達也が最初に会った暴走族の”キリヒト”の副総長、要(水上恒司)と喧嘩じゃなくって相撲対決するシーンはナカナカだったかな。
ー ”達也君、君の最期の技はジャーマン・スープレックスであり、相撲じゃないよ!”それにしても、カール・ゴッチ(知ってる?)の如き見事なブリッジであった。そして、2人は仲良くなるのである。-
・要に誘われ、近くの族がたむろするボーリング場で、抗争で死んだ亡き兄を想い均衡を保とうとするチヒロ(与田祐希)と達也の遣り取りや、極悪半グレ組織”バラカン”を仕切る三兄弟が現れる辺りから、ビミョーになって来る。
ー ”大体、愛人の子だからって兄弟で傷つけるってどーよ、”と思ったし、仲間と一緒に要を車で轢くシーン等、不愉快であったが、ラスト近く、達也と”キリヒト”の総長丹沢(醍醐虎汰朗)が絶体絶命の危機になった際に、極悪中の極悪の長兄に三男が行った事で、この三男も可哀想な男だったんだな、と思う。ー
■達也を引き取り、構成させようとする焼き肉屋を営むおじちゃん(杉本哲太)とおばちゃん(渡辺満里奈)が良かったな。
おばちゃんが、要に”こんな綺麗なお姉さんに!”と言われると嬉しそうにサービス品を出すおばちゃん。あの、卵と明太子と高菜?が乗ったご飯は美味そうだった。
・極悪半グレ組織”バラカン”が”キリヒト”を壊滅させようと、色々と仕掛けてくる中、総長の丹沢がオネエ言葉を使い、飴を舐め乍ら仲間を想い戦う姿。
ー 醍醐虎汰朗の身体のキレと足技が凄くて驚く。アクション俳優が代わりにやっていたのかな?醍醐虎汰朗さんが、演じていたら体幹が凄いな。-
■屑共を、一網打尽にしようとする悪辣な刑事、石戸を演じたシソンヌのじろうは、流石の演技である。
私が観る数少ないTV番組である、今や希少なNHKコント番組「LIFE!」での演技は、矢張り本物だね。ムロツヨシさんもビッグになったしね。
<とまあ、イロイロと書いて来たが、今作は一部ビミョーな点はあるが、馬鹿だが仲間を大切にする”キリヒト”のメンバーと達也の姿は良かったな。
品川ヒロシ監督、次作を作る気満々のラストであったが、次作は製作出来るかな?>
30代の頃まで喧嘩してたと言うわんぱくNOBUさんおはようございます!
あと以前のコメントの件は謝る必要ないっすよ!(笑)
叩きは出来ませんが口では言いますから言える距離にいるなら私も。
あと私には無礼講で大丈夫です!
年下の私が言うのも何か変ですが(笑)
細かい事は気にしないので。
逆に酔っぱらってコメントしてくるNOBUさんの方がラフな感じでいいですけどね~