パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女のレビュー・感想・評価
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脚本と映像の巧みな味付けは、日本映画ではとても無理そうです。ただし暴力場面は血のりが多くて、しつこく痛い。ここは好みが分かれるところですね。
並外れた運転技術を持つ女性ドライバーが活躍する韓国のアクション映画「パーフェクトードライバー 成功確率100%の女」が20日公開されました。米アカデミー賞作品賞の「パラサイト 半地下の家族」の娘役で注目されたパク・ソダムが、ヒロインをクールに演じています。
主人公の天才的なドライビング・テクニックを持つウナ(パク・ソダム)が勤めるペッカン産業は、表向きには釜山で廃車処理場を運営しているが、裏ではどんな荷物も配達する“特送”の仕事を請け負っていたのです。
「“特送”は郵便や宅配で送れないモノをあらゆる手を使って届けます。万一の場合?配送以外の責任は取れません。ただ、何があっても必ずお届けします」というのが、ペク社長(キム・ウィソン)の売り言葉。
そのペク社長からの指令でウナが引き受けた依頼。それは海外ヘの逃亡を図る元プロ野球選手で賭博ブローカーのキム・ドゥシク(ヨン・ウジン)とその息子ソウォン(チョン・ヒョンジュン)を港まで運ぶこと。
しかし、違法賭博の元締めであり警官のチョ・ギョンピル(ソン・セビョク)が部下を引き連れて現れ、追い詰められたドゥシクはソウォンをウナのもとに逃がします。依頼人のドゥシクが不在のまま、ウナは身寄りのないソウォンと300億ウォンが入った貸金庫の鍵を抱えて追われる羽目に。
貸金庫の鍵を狙う悪徳警官、冷酷非情な殺し屋、さらには「脱北」の過去を持つウナを秘密裏に調査する国家情報院までをも巻き込んだ、命がけの追走劇が始まる…という話の骨格は定石通りです。悪徳警官がカギを狙い、ウナが脱北者と分かって国家情報院も参戦。追いつ追われつの仕掛けはなかなか上々でした。
カーチェイスは映画の華。スピード感と迫力が、画面を大いにもり立てます。依頼された”荷物”を送り届ける運び屋映画が次々と作られるのは、その見せ場を存分に楽しめるからでしょう。新しいアイデアを盛り込もうと作り手も腕を振るい、ハズレが少ないと思います。
お国柄も表れます。派手な衝突や爆発で画面がにぎやかな米国流は、スケール感が持ち味。欧州では、石畳の狭い路地を縫って疾走するスリルが強調されます。車が何台も潰れるからそれだけで製作費もかかるし、公道での撮影も大がかりで、撮影条件が整わないと作れません。その水準に、韓国も追いついてきました。緩みのない展開もさることながら、画作りのうまさで一気に見せてくれるのです。
本作の見せ場はもちろん、カーチェイス!
坂の多く狭い路地が交錯する釜山の道を緩急付けて走り抜け、幹線道路を疾走するウナをダイナミックなカメラの動きで見せてくれます。カースタントの華麗さ、ウナの運転技術を示す細かいカット割り。車に乗せた”荷物”が驚く表情。セオリーを押さえつつヒネりを加え、映像はどれもカッコよかったです。わたしが大好きなジェイソン・ステイサムでも脱帽でしょう(^^ゞあれを若い女優に演じさせた発想が新鮮。年の離れた姉弟のような絆が芽生えるウナと少年の逃避行は「グロリア」を彷彿とさせます。
売り物のカーアクションも派手さを追求せず、路地や駐車場を舞台にしたコンパクトな設計が功を奏して切れ味抜群です。華麗な運転テクはもちろん、ウナがとっさに繰り出すサバイバル術が随所に描かれ、魅力的なヒロイン活劇となりました。
またあどけないソウォンをあざとく絡ませた情感や、ペッカン産業の社長と黒人のメカニックら周囲に配した人物たちのアクの強さも、いい具合でした。
アクションだけでなく、後半はウナの生い立ちにも触れてグッとエモーショナルな描写もしっかり描かれていました。ウナは一見とても強く芯のしっかりした女性ですが、痛みや悲しみを内に抱えていたのです。ソウォンと出会い、本来のウナが現れていく過程が興味深かったです。
脚本と映像の巧みな味付けは、日本映画ではとても無理そうです。ただし暴力場面は血のりが多くて、しつこく痛い。ここは好みが分かれるところですね。
ソダム様
特送ドライバーすげえ!
レオン ベイビードライバー トゥルーノース ベイビーブローカー ドライブ・マイカーのいいとこ取り
このお姉さん(パク・ソダム)いいねぇ
パラサイトの家庭教師のお姉さんが凄腕ドライバーに大変身。
ちょっと、唐田えりか似。
パーフェクト ドライバー
成功確率100パーセントの女、って
わたし、失敗しないので
のドクターX かよ!
日本版ポスターは超昭和レトロ。
韓国映画界への悔しさがにじみ出ているような気がする。
この映画、良くできているけど、
レオン
ベイビードライバー
トゥルーノース
ベイビーブローカー
ドライブ・マイカー
のいいとこ取り。
オマージュって言うんだね。
きっと。
配送業って言ってたけど、盗難車密輸と逃がし屋だもんな~
あの子役の坊やは坂口健太郎似でかわいかったし。
(大人になっても)人生は辛い?
ってセリフ、ナタリー・ポートマンを彷彿とさせるから、バレバレ。
刑事も兼業だし。
ちょっとズルいねぇ
車のドライバーと工具のドライバーかけているところもニクい。
あの細~くて長~いドライバーは必殺仕事人、梅安並みだよね。刺せるし、開錠しちゃうし、ズルいよなぁ~
子供に盗難車のエンジンかけるの教えちゃうし。
クルマはスバルでもSAABでもなくて、BMWだったねぇ。
スタントマンの技量がすごい。カーアクションの小技も冴えてます。
野球賭博は韓国もさかんなんですな
ひとつ難を申しますと、
頭をバットでフルスイングシーン。
死なない。お鉢が割れない。
ゴキブリ並みの打たれ強さの石頭。
イングロリアス・バスターズも越えた?
最後の釜山港の海中シーンも手錠がでてきた時点で、わかっちゃうけど、もしかして、レオンのように道連れかもとも思ってしまった。外すシーンを省くところは心憎い。
悔しいけれども、たぶん、もう一回観ちゃうね。
女性版レオン
韓流トランスポーター
カーアクション好きな人はぜひ!
みんなマスクを被って生活をしている
プロの正体は乗った人しか知られていない運び屋サービス【特送】。指定された時間に必ず送り届けるカーアクション。みんな何かしらのもう一つの姿を隠しながら生きている。プロの野球選手でうまく行かず息子のために賭博ブローカー。それを追う表は警察、裏はヤクザな二人。脱北したただ普通の暮らし求める運び屋ユナ。表は自動車修理工場のオーナーペクだけど実は【特送】を経営している。ユナを含む不法入国者に韓国語を教え、仕事も与えている優しい方でもある。彼らにとってペクは父親な存在でもある。今の暮らしよりももっといい暮らしをしたいチーム長とその部下。過去のほうがつらくが今の韓国での暮らしで十分なユナとアシフを巻き込んで行きます。ペクが貯めている【特送】のお金は何に使うのか?個人的にはユナとアシフたちのためかもしれません。修理工場のみなさんの人間味と絆を強く描かれています。
ヒロインを堪能するだけ?
”パーフェクトドライバー”の命名は…
序盤10分ぐらい名作の予感が…
韓国版の私、失敗しないので
もっとてんこ盛りなカーアクションを期待してしまった
「ベイビー・ドライバー」という映画が好きだ。凄腕のドライバーが悪党どもの運び屋をこなし、好きな彼女との幸せな未来を掴み取ろうとする。音楽がよかったし、カーアクションがとにかくカッコよかった!話は全然違うけど、この映画のイメージを引きずって本作を鑑賞。
たしかに序盤のカーアクションはすごい。車を自在に操る姿は相当カッコよかった。でもカーアクションのクライマックスは序盤で終わり。後半はカーアクション自体少なくなってしまうのが残念だった。
それにしても驚くのは韓国映画で悪役を演じる俳優の層の厚さ。本作の悪役もとても嫌な感じでイカれたキャラだったが、ソン・セビョクは見事に演じていた。
いやだからこそ、あの男の子がウザくたって、主演の女の子があまりかわいくなくたってそこまで問題とは感じなかった。それなりに楽しめた映画だ。でも、最後の方でどうしても受け入れがたいシーンがあった(というか絶対的に必要なシーンが欠けていたとも言える)。それでラストにあんなシーン入れられてもな…。面白かっただけに少し残念な気持ちになった。
パク・ソダムを堪能する作品
天才的なドライビングテクニックを持つウナは、ワケありの荷物を確実に届けるという特送会社で働いていた。ある日、賭博組織を裏切り海外への逃亡を図る男と、その息子ソウォンを港まで運ぶという依頼を受けたが、依頼人が殺され、ソウォンと300億ウォンが預けてある貸金庫の鍵を狙われる事になった。ソウォンと鍵を狙うのは賭博組織だけじゃなく、悪徳警官、そして国家情報院までウナを追い、カーチェイスを繰り広げる、という話。
パラサイトの長女役で印象深かったパク・ソダムがウナ役でミッションのBMWなどをドライブしたり格闘アクションが素晴らしかった。実際はスタントウーマンなのかもしれないが。
それとパク・ソダムは一重瞼で、若い頃の田中裕子に似て魅力的だなぁ、って思って観てた。
その他いろいろな出演者も悪くはなかったと思うが、やはり、パク・ソダムを堪能する作品だと思う。
「韓国映画好き」
K国版トランスポーターを目指したのかな
原題はハングルなのでよく分かりませんが英題"Special Delivery"。
冒頭のカーチェイスで早速邦題の「パーフェクト〜」に齟齬あり。
全然パーフェクトじゃないヘボいコーナリング。撮り直せよな。
主演女優もK国映画の特徴である整形超絶美女ではなくごく普通の人。
さて、なんでも運びますの「特送」の次の仕事は犯罪の匂いプンプン。
父親と息子を運ぶ筈が息子だけが約束の場所にやって来た。
人嫌いっぽい主人公だが逃走の過程で子供がバディ役になる
方向性が見えてくる。敵役も警察が絡んでいる定番の奴。
そして全世界共通の子供が絡むと必ず起こる足手まといの法則。
ほぼテンプレ通りのストーリーなのでドキドキハラハラとは無縁です。
そしてこの映画一番の謎は主人公の車に先進国のK国が誇る
世界的自動車メーカー(笑)であるヒュンデが使われていなかった事。
やはり性能、耐久性に問題ありですか。
それと副題の成功率100%は被害甚大ですが成功したと言えるのか。
悪くはないけれどカースタントは本家「トランスポーター」には
及ばずといった所。
ところで入場者特典のポストカードに昭和の香りがするのはなんで?
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