生きててごめんなさいのレビュー・感想・評価
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生きててごめんなさい、なんて思ってません
莉奈は、不器用で怠惰で、依存的で、そしてしたたかな女。穂志もえかが演じるから受け入れられるけど、見た目ふてぶてしい感じの女性が演じたら、きっと違う印象になるのでしょう。
自己肯定感がしたたかな生き方を支える。修一は出版社から公園管理の比較的堅い仕事に転職して、彼をゲットしたらまさしく力強く生きていける。親から見放されても、友達がいなくても、生きづらさを抱えていても、ちゃんと生きていける。イキゴメのハンドルネームなんて彼女のある意味隠れみの。弱さをまとって、しぶとくいきていける彼女、けっこう嫌いじゃありません。
作り込まれた脚本、伏線回収の巧みさなど、製作人のしたたかさにも感服しました。
【”イキゴメサン”生きるのが不器用だが、誠実なる心を持った若き男女の心の変遷を綴った恋物語。前半は観ていてキツイが、後半の展開及びラストシーンが特に秀逸であると思った作品でもある。】
■居酒屋でアルバイトをしていたリナ(穂志もえか)は、内気で客の会話を邪魔しないようにした行為が故に、逆に客を怒らせてしまい、首になってしまう。
その現場にいたシュウイチ(黒羽麻璃央)は、その姿を見てリナを追いかける。
そして二人は、共にアパートで暮らしはじめる。
作家を目指すシュウイチは、小さな出版社で働いているが、売れっ子コメンテイターのニシカワ(安井順平)の担当となるが、その編集担当に殆ど原稿を書かせるやり方に戸惑い、不満を募らせる。
ある日、高校の先輩で憧れの作家の編集を担当しているアイザワ(松井玲奈)と出会い、彼女が勤める出版社の新人賞にエントリーするが、原稿は遅々として進まない。
そんな中、偶々ニシカワとの打ち合わせに顔を出したリナを見たニシカワは、彼女に自分のアシスタントにならないかと、言われる。
◆感想
・リナもシュウイチも不器用だが、誠実なる心を持った真っ当な人間だと私は思う。
・リナは他人に遠慮しながら生きて居るが、新しく働き始めたペット店の横に捨てられた犬を見過ごせず、助けようとする優しい心を持っているし、シュウイチもニシカワの仕事の仕方に納得せずに、自分の意志を貫く姿を見ても、不器用だがキチンと生きようとする性格が垣間見える。
・そんな二人の仲が、リナがニシカワに気に入られた事で不協和音を発し始め、シュウイチはリナから”私のどこが好きなの。”と涙を流しながら問われた時に”可哀想なところ。”と答えてしまい、破局を迎えてしまう。不器用である。
■一年が過ぎ、シュウイチはニシカワとの仕事でミスを犯し、会社に多額の借金を負わせ首に。新人賞の作品も、寝過ごして納期を守れずアイザワに詰られる。
一方、リナはシュウイチとの暮らしの中で呟いていた言葉をブログ”イキゴメ”に上げていたが、フォロワーが沢山いたために、それをまとめた本が売れて、一躍”イキゴメサン”と言う名前で、デビューするのである。
リナの才能が開花した瞬間であり、リナとシュウイチの関係が逆転した事も鮮明になる。
<再後半、シュウイチはリナの出版インタビューの場に足を運びそのたどたどしい受け答えを嬉しそうに観ている。
そして、且つて二人が一緒になるきっかけとなったリナがアルバイトを首になった居酒屋で久しぶりに対面で相手の状況を探るように話し始めるが、彼女はシュウイチが”気になる人は居る・・。”と話した事で、途中で店を飛び出す。
シュウイチが仕事を首になった原因と、自身の成功とのギャップに耐えられなくなったのかな、と勝手に思う。リナは優しいのである。
だが、シュウイチは走り去ろうとするリナの後を追って店を飛び出すのである。
リナは踏切を渡る際に泣きながら、”これはさ、一緒に渡って良いやつ?。”と言って、シーンは暗転するのである。
今作は、生きるのが不器用だが、誠実なる心を持った若き男女の心の変遷を綴った恋物語だと思う。
前半は観ていてキツイが、後半の展開及びラストシーンが特に秀逸であると思った作品でもある。>
多くの人に見てほしい作品
オープニングの居酒屋で言い合う男女。言動の激しさと注文のあやふやなことに右往左往する店員、その様子を見つめる一人客の男。
主人公が誰なのかわからない面白さが隠れている。
店員だけがつけている名札。「りな」 主人公は修一のようだが彼女も主人公と同じ位置にいるような気がした。
人の内面を描くのが作品であれば、その内面が変化するのが修一で、変化しないのがリナ。
一般常識のない女性 ただ生きているだけ 人はみな彼女に対してそう思っている。
「夢もなく、働いてない人はダメ人間か?」
これがこの作品が投げかけている問いだ。
リナは「ダメ人間とは何ですか? それは誰が決めるのですか? 生きていればそれでいいじゃないですか」
純粋なこの答えは、本来誰もが持つ心の普遍的な尊い場所に突き刺さる。
小説家になるのが夢で、人に認められる才能が有り、出版社に勤めている修一。
居酒屋でモンスターハラスメント客の怒りを買ったリナと出会い、一緒に暮らし始める。
修一が考える理想の文芸と隣席に座る女性同僚の推すブロガー。認識の違い。思考と心の違い。嘘と本音。これは伏線だと思っていたらそれが大どんでん返しだった。
誰から見てもダメ人間風なリナ。
しかし彼女には純真さとそれを素直な言葉にできる才能があった。
仕事上のトラブルから自宅に忘れてきたノートを持ってこさせたことがきっかけで、リナの才能が作家に認められる。
やがてそれが修一のプライドを蝕み、ジェラシーとなって表れる。
「私西川先生のところでアシスタントをお願いされてるの」
「そんなことリナにできるわけない」
リナは聞く「修一は私の何が好きなの?」
「かわいそうだから」
これが決定的になって二人は別れる。
リナと別れてしまった修一は西川先生との打ち合わせを反故にした。
逃げるように、先輩の出版社の新人賞に応募するために毎日書き続けた。
しかし、締め切りに間に合わず、先輩にもなじられた。
すべてが逆転した。「お前なんか真剣に生きている人の邪魔だ。お前は周りの人間を不幸にしただけだろう」 修一はダメ人間のレッテルを貼られた。
仕事上問題を起こした修一は会社をクビになり、出版業界をあきらめて公園遊具のメンテナンス会社に就職した。
そこで出会う恋の予感、過行く時間。
リナはアシスタントと自分のブログに2万人のフォロワーが付いたことで本を出版した。
ついに二人の人生が逆転した。
荷物を取りに戻ってきた彼女。「ねえ、送ってっていい?」 当時と逆になった状況。
そしてようやく本音で語り合う二人。でも彼女が落としていった部屋の鍵。別れ。
修一は彼女の出版記念トークショーに出かける。彼を見つけたリナ。
私は作品に引き込まれ、何も変わっていない彼女の素顔とそのたどたどしいトークを見ていたら、涙があふれてきた。もしかしたらこれが修一の気持ちなのかもしれない。
隠れるように修一を見守るリナ。そして出会ったあの居酒屋へ行く。あの場所。たどたどしい会話。
「恋人はいるの?」「気になる人ができた」
彼女はトイレに行くと言って店を飛び出した。
慌てて追いかける修一。 踏切。
「ねえ、これはさ、これはさ、一緒に渡っていいやつ?」
リナの質問に修一の横顔がアップされてこの作品は終了する。
ダメ人間 社会常識 生きづらさ…
誰かを好きになる純真さも捨てられた犬を助けたい思いも、同じ純粋さの中にあると思う。
あの捨てられた犬がリナのモチーフだ。
リナの行為はすべて誰かの言葉によって批判される。それが一般常識だからだ。
同棲し始めたころに修一に甘えるリナは、犬と同様純真無垢だ。
「一人じゃ何もできないくせに」と罵られも彼女は我慢できる。
でもリナにはどうしても受け入れられないことがある。それが「他の女」の存在だ。
裏切られることは彼女にとって絶対我慢できない。
リナは変わっているが鬱などの病名はない。彼女は自分自身にレッテルを貼らない。
そして自分に嘘をつかない。取り繕うこともしない。一般常識から外れていてもそのままの自分でいようとする。
これが彼女の魅力で、修一が持っていなかったもので、彼が忘れてしまったことだ。
その大切なものを、彼女と別れ、彼女の成功を見届けたことでわかったのかもしれない。
彼が編集長に「そんな本のどこがいいんだ」 初めての本音だった。その言葉に同僚も賛同した。彼女は「イキゴト」のフォロワーで、リナの視点を持っている者だ。
やがて修一は夢をあきらめるが、本来の自分自身を取り戻していく。
トークショーに行くことができたのも、嫉妬が消え自分自身に変化が起きたからだ。
変わらない彼女。その強さ、性格、それらを走りながら見た修一は彼女の問いかけにどうするのか? 「それは、あなただったらどうしますか?」 視聴者に委ねられているのだろう。
正解はない。どっちも正解だ。それは生き方であり考え方である。 そこに自由さがある。
タイトルの「生きててごめんなさい」とは、一般常識に囚われている現代人への当てつけだと思う。
反比例していく愛と執着
2023年劇場鑑賞11本目 優秀作 74点
顔が大好きな穂志もえかと生涯ベスト作品のヤクザと家族の監督 藤井道人が企画担当ということで楽しみにしていた作品
結論当サイトにもある通り高評価なのも頷ける出来でした
一見、男側がクズでひもで、女側が母性や私がいないと彼は生きていけないと思い養うみたいな構図は容易に想像できるけど、今作はその逆で、女側が宙ぶらりんな感じで、男側が仕事と幸せの瀬戸際でもがくみたいな構図が個人的には新しいと思ったし、穂志もえかのフニャっとした感じがが絶妙にマッチしていた
特に物語としてのターニングポイントである男女の立場というか、わかりやすくスポットの当たり方が逆転してからは世知辛く、才能が評価されたり、現代の世間が求めるクオリティとかコンテンツ、ニーズに呆れたり失望し、それの根源が彼女もその一人なのが憎いけど共依存している対象だから切り離すに切り離せない男目線がすごく良かった
終わり方が鑑賞後感がたなびく感じがこれまた印象的でした
是非
チネマット試写会にて。ムズムズするけど、これもまた1つの生き方だよ...
チネマット試写会にて。ムズムズするけど、これもまた1つの生き方だよな…としみじみ。自分を生きながら他人と生きることは、最もありきたりで難しいことかもしれない。
個としての生き方を優しく捉えながら、返ってくる痛みがまた残酷というか…。上手く生きられないことを自他共に認めていながら、そのぼんやりとした関係性を改めて見つめた時、人はまた1つ進むのだろうか。
最近よく見る痛エモ的な感じかと思いきや、充足感とは真逆にいるふたりの空っぽさが容赦ない。「#イキゴメ」なんか作るからなおさら。そんなマーケティングが合わないと感じるほど、理想だけの生き方にしか映らない。共感性は低く抑えられながら、現代的な若さを感じる。見ながら思うのは、世界を劇的に変える魔法も手段もない上に、理想論の痛さ。じゃあ、足りないふたりがバランス良く保てるかと言われると、そうでもない。様々な顔や正義が小さな枠の中で行き交う現代だからこそ、この不安定さに胸が締め付けられる。
主演は黒羽麻璃央さんと穂志もえかさん。不器用にも程があるだろ…と言いたくなる協調性の無さは、生きる為の術を知らない不器用さを引き立てる。かまってちゃんや夢想家、上手い言葉で形容できても、彼らの想いは微塵も届かない。それを諦めたような自分にとって、感覚が掴めない辺りも面白い。順応なのか、はたまた不器用なのか…名もなきボーダーに落とし込んだ柔さもこの作品の魅力だ。
このテーマであれば、振り抜きたくなるようなテンポと転調を持っているが、本作にはない。華も枯れ、愛を憂う2人の生活を問いながら過ぎる様に、今の若さを感じながら余韻に浸る。
#それでも今日も生きています。
こじらせ引きこもり女子莉奈。そんな彼女を分かってやれるのは俺だけだと思っている出版社で働く修一。しかし予期せぬところで莉奈の感性にスポットが当たった時、修一の自分でも知り得なかった嫉妬心が爆発する。
喉を潰された挙げ句捨てられた犬。自分自身が重なって見える。でも誰にだってそんな瞬間はある。まさに#生きててごめんなさいの瞬間。進むのか、引き返すのか。観る側に委ねられる二人のその後。とても好きな終わり方だった。そして穂志もえかの透明感が終始半端なかった。
冒頭のコントみたいな小芝居がちょっと心配になるスタートになってしまって残念。あのシーンなくてもよかった気がする。
俺的主演女優賞
穂志のダメっぷりが素晴らしくて4星です。
ナイスキャスティング!
ナイス演技!
こういう女性と付き合った事ないので、甘えとか依存とかされる事に少し憧れがある、、、けど実際はしんどいんだろうなぁ。ダメな人って何か自分でも気づいてない才能持ってる感じがして、、少し怖い。
ストーリーは今時の恋愛物だが、依存と保護の関係は疑似恋愛なのか?恋愛に成りうるのか?という着眼点は面白いと思った。
タイトルは、なんか自傷系映画みたいでみんな敬遠しそう。原題の「イキゴメ」の方が良かったと思う。ポスターも古いロマンポルノみたいで良くない。
黒羽は頑張ってたが髪型が今泉作品の若葉竜也みたいで損してると思った。
元AKBで女優と云えば、前田でも大島でもましてや川栄でもない、「冨手」や「(現:中村)加弥乃」だ!そんな「冨手麻妙」を観に往ったが・・・!?
2023年 「松井玲奈」演員、「冨手麻妙」演員、「梅田彩佳」演員、AKB3作品。
「松井玲奈」「冨手麻妙」が出演しているのはポスターやチラシを見れば判るが、今やミュージカル女優としての地位を確立している「梅田彩佳」が出ているのには驚いた!!
ドキュメンタリー映画以外で何の共通点が見付からない元「48G」員がコレだけ介すのは初めてじゃ!?
現実に戻りたくないと久しぶりにふと思った 普段の自分は修一の感じの...
現実に戻りたくないと久しぶりにふと思った
普段の自分は修一の感じのスタンスだけど
気持ちはすごく利奈々に共感する
きっとプライドがあって自立しているけど傷つきやすく自分勝手なのだろう。。
利奈のようなああいうタイプは案外タフ
あの2人は好きなのか共依存なのか
経験があるからこそ分からない
ああいう関係性が羨ましくもあったけれど
やっぱり自立している関係がいい。
今の自分の自立を感じた。
共依存がうらやましくはなくなったのだ。
カメラワーク好きだった。
上映時間ギリギリに行けることになったので窓口でチケットを買った。
「生きててごめんなさい」という言葉を初めて言った気がして何とも不思議な気持ちになった。
とても繊細で美しかったな。
観る前に感じた予想と違って
少し心が軽くなっている。
え、てかキスシーンなどラブシーンと呼ばれるtheそういうシーンそういえばなかったじゃんと今気がついて驚いた!!!!
ないことに違和感も寂しさもない
満腹感。ひええ。
このように気づかないってことが一番すごいことだと思う。。。
言葉としてない表現、違和感がないからすぐ忘れてしまっている美部がたくさんあった。
俳優ってある程度自分勝手でいないと
出来ないのかも。
「かわいそう」は上から目線です
出版社で働きながら小説家になる夢をみる青年と、何をやっても長続きしない彼氏におんぶに抱っこの彼女の話。
居酒屋でやらかしてクビになったた彼女を持ち帰りいつの間にか同棲生活習が始まって行くストーリー。
小説を書き進めている様子のない彼氏と、彼氏が仕事に出ている最中、日がな一日暇つぶしの様な暮らしをする彼女。
片や敬愛する作家の編集担当の先輩に出会い、新人賞に意気込みを見せて、片や彼氏の手伝いで訪れたビジネス書の著者に気に入られ…あらすじ紹介で現代の日本の若者の云々言っているけれど、いつの時代にもいますけどね。
折角根性みせたのが実は…はどうかと思うけれど。
良くある根拠のない自信とプライドですね。
彼氏の結末はまあ良いけれど、彼女の方は…まあそれは現代社会ではありがちなのかな。
ちなみに専門書は別だけど、この手のビジネス本の良さとか自分も判りませんw
泣き虫な女の子
藤井監督が企画プロデュースとの事、楽しみにしていましたが近所ではやってない、迷いましたが評判が良いので遠征です。
とても映画らしい映画でとても良かったです。
まず、ほしさんがかわいい。泣き虫で弱々しくて可愛らしい。
それと、映画っぽく絶妙な間のようなものがあって、セリフ以外の行間が良かったです。これはテレビドラマでは伝わらない、強制的にスクリーンに注目させられる映画ならでは。
「私のどんなところが好き?」
に対しての返しに、そんな返事ある?っとハッとなりました。
あと、普段は殻を被って自己肯定している人が、あの感情むき出しシーンは良かったです。ちょっとウルっときました。
とてもリアリティのある言葉が多く、例えば言っちゃいけない言葉なのは分かっているのに、ついついカッとなって言葉を放ち、次の瞬間に、「ゴメン」と謝ったり。そういうことあるよね、、、って思いました。
基本的には、男性有利のはずがいつの間にか、、とありがちな展開ではありますが、刺さりました。
藤井監督ファンもそうですが、今泉監督ファンにもオススメです。
敢えて星4つだ❗️みんな【文芸的な好作品】救済しようよ、鬼滅やスラムもいいけどさぁ 好作品ですよ。
基本的に、人間関係のドラマ 編集者、狡賢いコメンテーター、パワハラ上司、生活力というか生命力の弱い女子
主人公黒羽麻璃央がその狭間で、作家を目指すも、悩み、ひねくれる。
イヤイヤこう言う生活力のない女子、昔から身近に結構いた。
全然アルバイトも務まらない、朝起きることすらできない そう言う女子いたいた。
なんか変に小型犬のような小動物には情愛があるのですよ・・実経験なので、これ以上はやめときます
穂志もえか がそんな弱々しい女性を好演。申し訳ないけどまさにタイトルどおりの女子❗️松井玲奈のキャリアウーマン的な人物と好対照。
人生の挫折。職場の理不尽、男女の愛憎紙一重
がなかなか分かりやすくテンポ良く描かれている。難しくは無い、理解容易な文芸的作品。
ただし同日公開の【中川大志ほかのスクロール】と被ったのは興行的に不運過ぎる。
客3人は不安になってきた。ぜひ応援したい❗️
わかる、わかる的な気づきの作品。
個人的にはパワハラ編集長と、事実上のゴーストライター操っていばり腐るコメンテーター
ぶちのめして欲しかった。
ゴーストライターといえば いけ・・・き・天下りマン。チョット出版数多すぎだぞ❓疑問を感じる、強欲❓
最初の導入【そっちの人かい❓】でつかみはオーケーです。
正統派起承転結の作品。分かりやすい作品。若い人の悩み、病む気持ちもわかる。
誰でもわかる作品だから是非劇場で・・鬼滅の観客の1割とは言わない。5%でいいから、鬼滅、スラムダンクから流れてほしい、そう言う哀切を感じた。
やっぱり、若い人の人間ドラマ【北村匠海、中川大志】の【スクロール】と公開封切りが被ったのは痛い。
もっとも【スクロール】も鬼滅、スラムダンク と比べれば寂しい入りだろけど。
皆さん。この作品でなくてもいいから年に一度くらいは、人間関係的な気づきの作品見てくださいな【懇願】。
ややわかりにくい点もあるが基本的に好印象。
今年36本目(合計689本目/今月(2023年2月度)2本目)。
今の時代に生きづらいとされる、コミュニケーション能力に難があるといわれる(今時の)若者(の一部)の生活を切り取った、という趣旨の映画。
とはいえ、そういう若者がいるというのはリアル社会においては前提であるのに、何らの配慮もないマネージャ等「教える側の配慮のなさ」もすごく、その意味での「ディスコミュニケーション」という論点もあります。
まだお1人しか書かれていないし、あまりいろいろ書くとネタバレになってしまいますね。
個人的には、「「今時の若者のコミュニケーションのしかた」と「それを指導する30、40台のコミュニケーションのしかた」の差異から生まれるディスコミュニケーション」という論点でみました。ほかにもいろいろな論点はあろうかと思います。
この点、映画も一つの考え方を押し付けず、「こういう論点があるよ」と提示して、「残りは個人で考えてね」としていますので(映画自体は妙なところで終わってしまいます)、その点での「考える枠」なのかな、というところです。
採点において減点要素になった点は特にありません。
(参考/減点なし/いつまでに退職することができるか?)
・ 一般的には社内規則に従うことが普通ですが、実は社内規則よりも民法のほうが上にきます。
この映画でもちらっと出てくる、いわゆる「退職代行」は、一般法としての民法(627条の1)を適用して、「2週間でやめる」ということになります。もう退職すると決めている場合、(狭い地域で)同じ業界などで働かない場合、いわゆる「退職代行業」を頼む場合が多々みられますが(この映画でもそれを想定できるシーンがある)、それはもはや「辞める辞めないの状況で社内規則を持ち出しても無駄、最強の切り札の民法を持ち出して14日でさようなら」ということです。
何気ないストーリーでも観てしまう?
小説家を目指しながら出版社で働く青年と不思議な魅力?の女の子のお話。こじらせ系の恋愛モノかと思っていたら意外な方向へと展開していき良い意味で期待を超える作品でした。
展開にキチンと起承転結が準備されていて最後はそう来たかと引き込まれます。ラストシーンは観る人の感性におまかせですね?お楽しみに!
是非映画館で🎦
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