「反比例していく愛と執着」生きててごめんなさい サスペンス西島さんの映画レビュー(感想・評価)
反比例していく愛と執着
2023年劇場鑑賞11本目 優秀作 74点
顔が大好きな穂志もえかと生涯ベスト作品のヤクザと家族の監督 藤井道人が企画担当ということで楽しみにしていた作品
結論当サイトにもある通り高評価なのも頷ける出来でした
一見、男側がクズでひもで、女側が母性や私がいないと彼は生きていけないと思い養うみたいな構図は容易に想像できるけど、今作はその逆で、女側が宙ぶらりんな感じで、男側が仕事と幸せの瀬戸際でもがくみたいな構図が個人的には新しいと思ったし、穂志もえかのフニャっとした感じがが絶妙にマッチしていた
特に物語としてのターニングポイントである男女の立場というか、わかりやすくスポットの当たり方が逆転してからは世知辛く、才能が評価されたり、現代の世間が求めるクオリティとかコンテンツ、ニーズに呆れたり失望し、それの根源が彼女もその一人なのが憎いけど共依存している対象だから切り離すに切り離せない男目線がすごく良かった
終わり方が鑑賞後感がたなびく感じがこれまた印象的でした
是非
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