破局

劇場公開日:

破局

解説

監督、俳優、イラストレーター、道化師などマルチなアーティストとして活躍したピエール・エテックスが、後に脚本家として「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」などの名作を手がけるジャン=クロード・カリエールとともに制作した短編作品。

ある男のもとに、恋人からの手紙が届く。中には破かれた自分の写真が封入されていた。男も別れの手紙を送ろうとするが、なぜか万年筆やインクや便箋に翻弄され、どうしても書くことができず……。

本国フランスではイブ・ロベール監督の大ヒット作「わんぱく戦争」の併映作品として上映された。日本では「ピエール・エテックス レトロスペクティブ」(2022年12月24日~2023年1月20日、東京・シアター・イメージフォーラム)で劇場初公開。

1961年製作/12分/フランス
原題または英題:Rupture
配給:ザジフィルムズ
劇場公開日:2022年12月24日

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(C)1961 - CAPAC

映画レビュー

3.0【恋人から別れを告げる手紙が届き、青年は返事を書こうとするがどーしても物理的に書けなくて奮闘する姿を描いた小品。ラストはシニカルだなあ・・。】

2024年9月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

悲しい

知的

ー ピエール・エテックスの台詞の無い短編悲喜劇。- ■ある男(ピエール・エテックス)のもとに恋人からの手紙が届く。  中には破かれた自分の写真が封入されていた。  傷心の男は負けじと別れの手紙を書こうとするが、なぜか万年筆やインクや便箋が上手く使えずに、どうしても書くことができない。 ◆感想 ・相変わらずに、センス溢れる独り芝居のコメディである。 ・パントマイムなども得意としていたピエール・エテックスならではの、意思がある如き、文房具や机に翻弄される姿が、クスクス可笑しい。 <ラストの展開はシニカルだなあ・・。拳銃自殺するかと思ったら、拳銃はライターで煙草を吹かして、リクライニングチェアーに座ったら・・。  ナカナカの小品です。>

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NOBU

4.0十数分間の短編喜劇。 失恋の手紙が届き、お返事を書こうとするものの...

2024年7月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

十数分間の短編喜劇。 失恋の手紙が届き、お返事を書こうとするものの 机、ペン、インク、他インテリアなどにことごとく邪魔され 筆がまるで進まない様子。 個々の場面ごとに、クスリと笑える、喜劇らしい喜劇、愉快な映像でした。

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woodstock

4.0ジャック・タチもどき。 まぁ、Mr.ビーンはリスペクトしていると思...

2024年6月22日
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鑑賞方法:VOD
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When I am 75♥️

5.0う〜ん。コレは完璧!

2023年1月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

最初から最後まで言うことなし! これこそ、まさに洗練! 全くムダが無い。 Opus No.1の切れ味が凝縮されている。 素晴らしい!

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osmt