バトル・クルーズのレビュー・感想・評価
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1980年代…?
難しい…
脚本にも若干疑問点があり、新しさにも疑問が残ってしまう。
父との疎遠と父の仕事を知らなかったという点につながりはあるが、何故父と疎遠になったのかは描かれていない。
あの海で溺れかけたことで水嫌いになったのはわかるが、あの頃の親子関係が5年後には不良仲間にすり替わっている。
それが何であれ、そこは書くべきところだと思う。
さて、
船長が脱出用ボートでアーサーの話をする際、ベラの大学の卒業式でのエピソードが語られるが、ベラの不良グループとの付き合いから窃盗での服役、その後に大学へ行ったことになるが、到底そんな風には見えない。
ここは矛盾しており、ロジック的に破綻しているように思う。
やんちゃ娘一人で元軍人たちを相手にクルーズ船の中でバトルをする物語。
バーで知り合ったマイケル
仲間になった船長
結構ご都合主義的なロジック
8千万ドルはすでになかったことと、金庫にあったペンダント
このペンダントは父アーサーが隠したものに間違いはない。
その父の遺産のクルーザー
船長の給与などアフガニスタンでの事件で得た8千万から頷ける。
また元軍人たちは8千万の隠し場所としてクルーズ船を標的にしたのもわかる。
クルーズ船の権利譲渡をするためにセキュリティを突破しなければならないことでベラを呼び寄せたのもわかる。
そこまで計画して準備したのもわかった。
何も知らないベラには、ホテルで二泊してもらってもいいはずだ。
わざわざ監視カメラのケーブルを切ってセキュリティを登場させる必要などない。
そして、
撃たれた船長がアーサーのことを語るのは良いが、一味のことを話さない。
何とか脱出ボートで逃げるが燃料切れ… 管理者は間違いなく船長 この不手際
8千万ドルというあったはずのお金
保険の1千万ドル
父の仕事
船長の家族…
見せ場を船の爆破にして、マイケルが死んでいなかったこと。
そして船長の家族に差し出したお金
これらが最初にあって、積み上げていったストーリー
しかし合点がいかない。
似たような物語は今まで十分すぎるほど作られてきた。
終わりよければで決着してしまっている。
監督がこの作品で見せたかったのが何だったのか?
まさか1980年代の再現ではないだろう。
ベラ号改めマイリトルポニー号
ベラ・ベラ・ベラ・・・とよう喋る。
疎遠になっていた父の遺産として立派なクルーズ船を手に入れた女性が、クルーズ船にあるとされる大金を狙いに来た輩どもと対峙する物語。
序盤から、如何にも胡散臭い男に連れられクルーズ船へ。
粗逆ナンした男と良い感じになり、船で寝ていたところ輩どもが乗ってきた所から始まっていくが・・・。
序盤から中盤までは兎に角テンポが悪く、悪者からコソコソと逃げ隠れる場面も特に緊張感を感じさせず、冗長気味。。
何のビックリも無い急展開(⁉)から漸く事が動き出すと思ったら・・・こんなにアッサリ終了?
このテのスリラー作品って、多少のツッコミ所はあったり、これといったオリジナリティは無くとも、わかりやすい展開とスリリングなアクションとかで絶対に及第点を出してくれるという期待感を持って観るのですが、正直本作は面白ポイントみたいなのを発見できず・・・ちょっと残念だった。
それでも、ローソンさんが良い奴だったりして応援したくなったのと、最後の展開はシンプルながらじんわりとくるものがあったりはしましたかね。
そして、全部じゃないんかいッ‼www
そんで、お父さん何故娘さんと疎遠になってたの?仕事柄?
もうちょっと説明が欲しかったかも。
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