劇場公開日 2022年11月21日

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「監督の嗜好が出過ぎ?」鬼と獣 MAKOさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0監督の嗜好が出過ぎ?

2022年11月28日
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韓国映画らしい力強いタイトルに興味を引かれ、予告編を観て、"おおっ!これ絶対(馬鹿が)好きなやつじゃん"
ってことで劇場へ。

みんな大好き韓国ザクザクアクション映画です。
とはいえシネマート新宿にて朝9時50分の1回のみの上映。キツイなあ。
でも行きますよ、馬鹿だから。

この映画、系譜的には最近上映された「犯罪都市round up」や「アジョシ」(傑作)、「甘い人生」なんかに連なるアクション映画だと思うんだが、一番影響が顕著なのは「男たちの挽歌」だろう。

ストーリーがそっくり過ぎて途中「ん?リメイクなのか?」と思ってしまったほどだ。まんまなシーンも有るし。
二丁拳銃がナイフになって原板が人質になっただけだ。
気持ちは分かるが、ちょっとストーリーが弱いなあ。これ話し合いでなんとかなっただろって思うし。

肝のアクションも、悪くはないんだが格好良く見せ過ぎで、とても殺し屋が使う技にには見えない。派手なキックは無い方が良かったと思う。

そして最後に、敵も主人公もイケメン過ぎでしょ(笑)。
常に顔が整っていて、あれじゃ父兄参観のパパだよ。

好きなジャンルの映画なので、つい不満点ばかり挙げてしまったが、総じて悪くはない。パワフルなアクション映画です。
監督が女性である事にも驚きです。
日本ももっと佐藤嗣麻子監督に活躍の場を与えて欲しい。

という事で
馬鹿じゃ負けてねーぞ!
という馬鹿に
オススメ。

MAKO
活動写真愛好家さんのコメント
2024年4月17日

MAKOさん、コメントありがとうございます‼️
そう言えば韓国映画の銃撃戦は少ないですよね⁉️マブリーも殴ってばっかだし‼️「シュリ」くらいかな、思い出すのは

活動写真愛好家