ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーのレビュー・感想・評価
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映画を見たすべての人が主人公
子供から大人までこんなにも世代関係なく、老若男女楽しませてくれる映画はあっただろうか。
少しでもマリオに触れてきた人なら分かる、初めてマリオになった日。
マリオは世界的なヒーローでありながら、実際のマリオはコントローラーを手にしている自分です。そのマリオが映画の主人公なのです。
そう、本当の主人公は映画を見ている全ての人たちなんです。
人それぞれ人生があるように、マリオの歴史も自分自身の人生と重なるものがあります。
時折流れてくるBGMはそれらを彷彿とさせ、ぐっと込み上げるものがあります。
子供にも分かりやすいストーリーとマリオファンの大人にしか分からない細かいマニアックな部分。
大人から子供へ伝える、マリオの歴史の教材と言えるような作品だと思います。
普通に面白かったです。
スーパーマリオブラザーズは、ニンテンドーのゲームのキャラクターという認識でしたが、このアニメーション映画の予告編が面白そうだったので、観に行くことにしました。
アニメーションが綺麗で、アイテムでパワーアップするなど、所々にゲームの演出が散見されます。
可愛いキャラクターがたくさん登場し、子供向けの映画ですが、大人が観ても楽しめる内容です。
家族連れで観るのに、ちょうど良い映画だと思いました。
やっぱりマリオはすげーな!!
映画を見に行くのではなく、映画館でマリオを見に行く作品
アクション映画やエンタメ映画としては非常に物足りないと感じる人が多いと思う。
正直言えば、見た後に何も残らない。
しかし、それが良い意味にもなる。
「ゲームキャラのマリオの映画を見に行くだけ」と考えれば、間違いなく大傑作である。
キャラクター映画の正しい形を1つだ。
「キャラクターの映画を作るか、キャラクターで映画を作るか」。
「キャラクターの映画」をこれ以上ないほど体現した作品。
余計なことは語らせない。ただひたすら「これがマリオです」と主張した作品。しかし、その結果はドラマ性などは皆無であり、映画に込められたメッセージ性もない。
これらは言わば「これ以上ないほど面白いのだが映画としてはダメ」というものだ。
ただ、エンタメ映画として正しい形の一つでもあるのだ。
ただ、あえて言うなら「みんなが望んだマリオの映画はコレ」と言えるので、「映画館でマリオが見たい!」という人には超おススメ。
逆に言えば、「マリオでどんな映画ができるのか?」「マリオは何を映画で語ってくれるのか?」という考えで行くなら酷評間違いなし。その期待から得られるものはほぼ無い映画だろう。
アドバイスとしては一言しかない。
「頭空っぽにして、マリオたちを見ろ」である。
楽しいゲーム体験を映画館で。
マリオの映画。
過去のゲーム作品や映画などの怒涛のオマージュに、わかりやすい設定を詰めた作品。
深いテーマの掘り下げとかはなく、ただただエンタメに振り切った作品だった。
これは、面白い映画ではなく、楽しい映画とも言える。
劇場で、ゲームの追体験をするような、マリオのプレイを応援するような、不思議な感覚だ。
マリオが好きな人はガンガン乗れるし、普通くらいの人でも、そこはイルミネーション。やはりしっかり楽しめる。
なんと言ってもゲームBGMのアレンジが素晴らしい。
各所で流れる音楽が、ゲームプレイ体験を思い出させる。
欲を言えば、ドンキーコングの国はデビットワイズの曲が流れ欲しかったなぁ。
映像の質感や、アニメーションは超一流の出来。
キャラの質感はバッチリだし、映像表現も美しい。
特にマリオカートのシーンは最高。
吹替声優陣も文句なし。
どのキャストも、今の声優陣でなら最高のチョイスだろう。
宮野真守の「イッツミーマリオ」は本家からも太鼓判が出たとの事だったが、確かに完璧。まさにマリオの声だったよ。
もし、マリオのゲームに触れた事があるのなら、この作品の世界観は、きっとあなたのゲーム体験を甦らせて、更には彩ってくれるだろう。
そんな楽しい映画なので、マリオをプレイしたことのある方は、是非プレイヤーとして劇場でゲームプレイ体験を楽しんで欲しい。
世界観を見事に再現した良作
スーパーってそういうことか!
任天堂の人気ゲームがアニメになり、日本を除く海外の興行収入は既に1千億円を超えて大ヒットしているというので何も知らないのに観に行きました。IMAX3D吹替版で鑑賞。
映画を観て初めてわかったこと。主人公はニューヨークのブルックリンで配管工事業を独立して営む双子の兄弟マリオとルイージということ。イタリア系でおじさんのキャラだと思ったら意外に若かったこと。
謎の土管を通じて魔法に満ちた世界に迷い込むという設定でリオ•オリンピックで安倍首相が土管に入ってマリオのコスプレをした意味がようやくわかりました。
ドンキーコングはマリオのゲームのキャラクターだったんだ。コロナ禍前、渋谷の街をマリオのコスプレでゴーカートを乗り回す集団をよく見かけましたが元ネタはマリオカートだったんですね。
生まれて初めてマリオのゲームをプレイした子供の気持ちになって楽しみました。お子様方もきっと喜ばれることでしょうね。
個人的には、ある場面でビゼー作曲オペラ『カルメン』のハバネラが流れるのがツボでした。あれは誰が歌っているんだろう。エンドロールで確認すればよかった。
ゲームの映画化としては最適解
過去のマリオの実写作品やファイナルファンタジーのCG映画という黒歴史を映画館でリアルタイムに経験した世代。
マリオの再映画化ということで不安しか無かったが、造り手があらゆる無用な演出を捨て、極めて素直にマリオ好きなファンに捧げたのがこの作品。
・期待どおりのアクション
・ニヤリとするキャラクターたち
・マリオカート他の小ネタ
・大人でも鑑賞に耐えられる演出
確かに観終えた後に、ゲームをまたやりたくなること以外に心に残るものがあるかと言われると否だが、この映画としてはこれで充分。
幼心にヤバイ映画を観たという想い出だけが前回の映画で残っていたがそれを上書きしてくれました。
おもろい。 テンポ感がシン仮面ライダーの上位互換。 笑いも日本風で...
「楽しい映画」の最高峰
「面白い映画」というよりは「楽しい映画」という表現がピッタリな作品。
良くも悪くも王道で、ひねりのないストーリーだが、そんな事は気にならないくらい、ただただ楽しい映画体験だった。
世界中の人が一般教養レベルでマリオシリーズの基本的な世界観やBGMを理解している、という強烈なアドバンテージを活かした作品づくりができるのは強く、さまざまな原作要素がテンポよく盛り込まれている。
なぜハテナマークのブロックを叩くとアイテムが現れるのか、なぜ花に触れると火の玉を投げられるようになるのかなど、いちいち説明していたら、このテンポは出なかっただろう。
改めてマリオというコンテンツの偉大さを感じつつ、最初から最後までアトラクションのようにワクワクドキドキしながら楽しめる、素晴らしい映画。
ルイージが一番の苦労性
日本語吹き替え版推奨
日本語吹き替え版で鑑賞。
宮野真守さんの低ボイスのマリオと畠中祐くんの弱々しいけど可愛い青年ボイスのルイージ、このブラザーズがすごくよかった。
冒頭のパルクールばりの動きも楽しくて音楽もどこかで聞いたことがある親しみ深いものがあってワクワクした。ゲーマーではない私でさえ知ってるマリオブラザーズの世界、ファミリーで鑑賞するにはもってこいの作品ですね。
動きが早くてクルクルと視点が回るように展開するので、おばさんの身には追いきれなくて疲れました。吹き替え版にして良かったです。上映分数のわりに長く感じて、後半はちょっと飽きてしまいました。何度も観に行く程ではないかな。
嬉しい誤算
懐かしさと爽快感と楽しさと!
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