非常宣言のレビュー・感想・評価
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機体の封鎖された空間で人間が陥る パニック!!
面白かった。見てよかった
駄作。二つの意味で。
まず、内容が退屈でつまらないのです。
韓国映画にありがちですが、いかにも重いテーマを扱ってる風で、その実はただのペラいアトラクション。
スリラーとしても盛り上がりそうで盛り上がらない。
さて、映画が政治的でも、特待の国を悪者に描いてもよいのですが、そこに含まれるメッセージが建設的かどうかなのです。
例えば台湾のセデックバレは歴史映画としてもアクション映画としても素晴らしかった(日本人役者はこの映画以上に大根でしたが笑)。韓国映画でももっといい作品あるはずです。
他の方も指摘していますが非現実的な妄想的映画。ドメスティックな自慰的な映画で、外国人である日本人があえて付き合う価値はないかと。
空虚な自己満のために事実を偽装することはいかなる場合も許すべきじゃないですし、日韓関係を重視する人こそ、この手の国民映画の相手をすべきではないです。
ちなみに私個人的には政治が無関係な前半部分も退屈でした。
映画館の大音響で没入すべき作品
3.6) それを決めるのは自分
ジャンル映画の面白さを詰め込んだ前半から一転、後半に突きつけられるテーマは重い余韻を残す。『新感染』にも劣らぬ傑作だった。
ジェット機のリターンに呼応する映画後半の転調が素晴らしかった。まず機内に差し込む光でそれを暗示し、「危険」の対象が一人のサイコパスから巨大なジェット機そのものへと変わる衝撃。アメリカ、日本、そして自国からも見捨てられる恐怖感。
誰もが楽しんだであろう前半とは違い、後半は評価が二分している。否定派の主な論旨は、乗客たちの最後の判断を「美徳化している」のが受け入れ難いようだが、それには同意しない。あの乗客たちはただ「自分の運命を他人に決められたくない」。人間としての(自分で決めるという)尊厳を守っただけで、それが利他的な行動に映ったのは結果論と思えたからだ。彼らを救おうとした刑事、元パイロット、大臣。この3人もクライマックスでの行動は皆、自分の判断でやっているという共通点。劇中の賛成派vs反対派にも似た作品への賛否が分かれるのも、本作がそれだけ攻めた作りを取った証左(近年のハリウッドには期待できない部分だ)。
エンディングの名曲が残す深い余韻。
月🌘は死のメタファー✞
遺憾に思う日本人
ソンガンホでなくてもよかったかも
緊張→失速→なぜか泣く
バイオテロは恐怖でしかない
機内と機外、それぞれの立場で戦う人々を緊張感満点で描く
飛行機内で起こったバイオテロ
機内と機外、それぞれの立場で戦う人々
不穏な空気をはらんだオープニングは、徐々に密度を増し、機内で初の発症者が出た辺りから加速し始める
次々に感染者が広がるパニック状態、乗客を救うため奔走する警察と政府、希望が見出せたと思いきやまた障壁が立ちはだかり、次から次へと発生する問題に、終始ハラハラし通し
スター陣は流石の存在感と説得力で魅力的
悲劇のヒロインではないチョン・ドヨンが珍しくて新鮮、且つこういう役似合うなぁ、と好感
子供達にハーゲンダッツを奢るシーンのコミカルさ、妻との電話が途切れる雨のシーンの切なさ、我が身を顧みず突き進む後半シーンの気迫、一つの作品の中で多様な顔を見せて魅了するソン・ガンホは流石過ぎる
イ・ビョンホンは後半いいとこ持ってく感じだけど、それも彼のスター性があってこそ
その他にも、テロ犯や刑事の妻、副操縦士にチーフパーサーなど、役者陣がすごく良かったのもポイント高し
キャストが豪華すぎる
イ・ビョンフン、イム・シワン、ソン・ガンホ、チョン・ドヨン、キム・ナムギル!豪華過ぎます。制作費も30億なんて!面白かったけど内容は、いつもの韓国映画の範囲内でしたので少し辛口の評価に。危機がてんこ盛りハラハラします。邦画よりずっと面白かった
ケンチャナヨ能力
今のエンタメの中心は韓国か
全旅客機にはマドンソクを乗せるべき
あんなか細いCAさんばかり、それもスカートとパンプスでどうするんだろうと思っていたら案の定。
我が国のガバメントが実際にはあんな毅然とした態度を取るとは思えないけど、それを言ってしまったら映画にならないので仕方ない。
韓国映画の2大スターのW主演的な企画のためか、空に対する地上の比重が大きくなったぶん、話が散漫になってしまった感は拭えず。
企画として類似性が高い「新感染」のソリッドな緊張感に比べると、どうしてももったりした印象に。
たくさんの人物が出てくるものの描き込みが中途半端で食い足りなかった。
クライマックス手前の展開以外、予想外のことが起こるわけでもないし。。
全体的に脚本がゆるくて、冒頭のタイトルに関する説明との整合性にも、「隔離」の概念がゼロの防疫体制にも、2020年を経た観客としては、さすがに首をひねらざる得ない。
操縦席に駆け込んできたあの人とか、犯人が落とした凶器はどうなったんだろうとか、回収されない部分も目についた。長すぎて編集でオミットされたのかなぁ…
細かい辻褄は映画の都合という力技で倒すとしても、イ・ビョンホンの素性を出すタイミングに関しては本気で解せない。単なるもったいつけにしか見えなかったし、もっと早く、なんなら冒頭からバラした方がこの作品には効果的だったんじゃないかな。
ただ、かつてならハリウッドが手がけたような企画に本気で取り組んだこと自体は好感が持てる。
この監督の作品は初めて拝見したが、ちょっとやり過ぎなくらいハッタリの効いた演出や、着陸シーンなんかオチがわかっててもしっかり盛り上げる映像のパワーなんかも血中エンタメ濃度の高いこの作品に合っていたと思うし、今すぐハリウッドに行ってもいい仕事しそう。
それにしても途中からソン・ガンホはなんでこの作品に出たんだろうと思っていたけど、終盤の場面を見て納得。確かにあの演技は人を選ぶだろうな。。
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