非常宣言のレビュー・感想・評価
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いろいろ気になる人には気になるかも
韓国映画好きなのですが、韓国の俳優さんの名前が覚えられない私でも知っているお2人が主役の映画。
ストーリーの設定にちょっと気になることもありつつ、いや面白い映画でした。
さすが韓国映画と思います!
これでもかと、次々に困難が襲いかかります。
最後はうまく収まるのですが、ハラハラし通しでした。
そして、なかなかに腹の座った女性の存在が光りました。
韓国映画おもしろい
韓国ドラマなんかは全く観ないけど
韓国映画は最近、よく観るようになった。
どれも外さない。展開が早くておもしろい。
今回も韓国映画、独特の持ち味だしてて
えーっ!そうする? 魅力的な展開でした。
たぶんまた韓国映画観ます。
成田、着陸拒否からの・・・。
スリリングで、エンターテイメントとして観るには申し分無い。
飛行機が回転する機内の様子は圧巻。
現実としてこういう事態が起きた場合、本当に着陸拒否したのち射撃するのだろうか?
飛行機乗るのが怖くなる。。。
これは韓国版シン・ゴジラである‼️💯
韓国の現状を良きも悪しきも一度にぶち込み、韓国映画におけるテーマのすべてを惜しげもなく注ぎ込むこの展開は、その主役にソン・ガンホを据えた事で我々は嫌が上でも「ゴジラ」に対峙する「グエムル」を想起する。
だが今回の物語は日本の🎦シン・ゴジラが「ゴジラ」と言う異物を外挿することで「和を以って尊しとする」を描いたとするならば、今回のこの🎦非常宣言は韓国思想の根幹、その地政学的、かつ軍事情勢的局面からくる国内の対立軸の常態化、それ故の極端から極端に振れる国内情勢の不安定化、国威の非効率性をこの🎦非常宣言の監督ハン・ジェリムはこの作品1本で、高みに纏め上げようとした。
ここまで読み進めてきた方の中には、こいつは何ネタバレやってんだよと未見でいらっしゃると思われる方もいらっしゃるやもしれませんが、本作品をご覧になった方にとって、鑑賞後のこの高揚感、僕の解釈が全く見当外れではないのではないかと言う事は証明してくれるのではないでしょうか?
正直、このハン・ジェリム監督、全くノーマーク(シャレで無く)でした。
わが世界に誇る庵野監督を凌ぎかねぬこの渾身の作品で、韓国国民をより高いところに連れて行くと同時に、庵野がそうであった様に、あくまでも国内での評価によって海外への強い独自性を主張するのではなく、一気にハリウッドも視野に入れてかかっているのは重要局面で起こる特撮技術の凄さにも度肝を抜かされ、その本気度から自ずと明白なのであります。
僕は他のSF作品によるSFX以上に今回のこのシーンに強い衝撃を受けた(具体的に言えずに苦しい)。たんなるエンターテイメントの枠を超えて、強い対立軸を超えたところに起こるカタルシスとヒロニズム、嫌いじゃない❣️❣️❣️
庵野の存在で20年は大丈夫と思われていた思想性の深さの点で、ここまで肉薄し、ある意味越えて行ってしまった韓国映画と、そこに描かれたる、ある種の理想かも知れませんが、韓国国民の未来に乾杯したい気分である。
昨晩床に就いてもどうしても違和感が残って寝付けなかった問題。
それは🎦非常宣言、日本のオペレーションはあれで良かったのか??韓国版🎦シン・ゴジラと思わず勢い余って評したものの、成田上空の空自所轄はどこか?習志野の陸艇の特殊部隊か?首都上陸阻止には当然駆り出されるが、戦闘機の配備はない・・あの機影はF2ですかね?となると最初思い立ったのは厚木、厚木は海上自衛隊所轄になるのでF2配備はない。所轄は主に首都圏遠域会場防備。最も近いところ首都圏空域管理は百里飛行場となりますが‥あ~やはりありましたねF2。と、なるとさすが一応軍事オペレーション的には合ってるのか?
問題は日本国首相がこの状況で着陸拒否をするに当たってF2に成田上空で威嚇攻撃を許可しますか?と言う日本国民の感情表現に対するリアリティが問題となる。
面白かった
脚本に難があったりご都合主義的になるのは映画という箱の中では仕方ないもの
昨今の華美さやお洒落さ好きなアイドルの起用などの邦画よりよほど昔の映画らしい面白さがあった
映画らしい映画を作れる韓国は少し羨ましくなった
圧巻はトラブル中の機内シーン
やはり流石の韓国映画です。一級のエンタメ作品に仕上がってます。
もう、あーだこーだ言わずに楽しんだ方が良いですね。
どうやって撮ってんだろうなぁ?って思ったトラブル発生時の機内のシーンが秀逸でした。本作でゾクゾクってなったシーンです。あぁ、こーなっちゃうんだろうなぁって。あれはすごい。
よくできたお話ですし、なるほどー!な設定でなかなかの四面楚歌を味合わせてもらえますが、どうにもこうにも「脇が甘い」感が・・・。なんだか都合が良い展開のオンパレードで、さらに長い(笑)。
これでもかとパニックの混乱のミルフィーユが出来上がっていくのですが、だんだん胃もたれが・・・。もっとコンパクトにしてもらえれば、いらぬ絵に描いたような感動ターン(韓国映画のこれが嫌い)を端折ってもらえれば、スパッと楽しめる作品だったのに、盛りが多すぎて全部薄味になっちゃいました。
二兎を追うものは・・・な作品でした。
ま、面白かったですけどね。
日米嫌悪映画
大好きなレビュアーさんおふたりが酷評だったので、期待していなかったんですけど、見て納得。こりゃ、嫌悪感半端ない。前半の興奮はどこへ?後半の畳み掛けるような酷さには目を逸らしたくなる...。
ここからすごいものが始まるぞ!感満載の前半パートには大興奮。音響は映画館でしか味わえない、素晴らしい品質。自分が車や飛行機に乗っている気分になれるシーンでは、これまでに無い興奮を覚えました。車で追いかけるあのシーンは、臨場感とスピードが凄まじくて、最高でした。ありゃ、面白い。
犯人の動機は些か疑問に思うが、内容はそこそこ面白い。今の世の中に完璧にマッチさせている、秀逸な作りは流石韓国映画といったところ。ソン・ガンホの体当たりな演技力はいつ見ても爽快。パラサイト一家、映画館で頑張っています。パーフェクトドライバーも早く見ないと。
だけど、後半の粗悪さといったら...。
ネタバレ出来ないので詳しくは言えないけど、途中から結構怪しかったんだよ。じゃあ、最初の説明は何?なぜそうなっちゃう?疑問が次から次へと浮かび出る。感染症というテーマを扱っていながらに、まるで掘り下げられていないし、作りが甘すぎて見てられない。どうしてこうなる??そもそも、なんでこんな長い尺にしたのか不明です。
いや、○○しろよ!とツッコミながら、ついには日本大批判映画と成り果てた。そんなことある?日本を馬鹿にしたいのか?何を持ってこんな演出と脚本になったのか意味がわかりません。専門知識ゼロのファンタジー映画。前半の興奮を返せ。全体的に見ればそこまで悪くなかったけど、後半の展開から2.5。韓国映画で面白くないと思ったことあんまりなかったけど、これはやばかった。
キャラクターの愛なんてあったもんじゃないし、設定も取ってつけ。ソン・ガンホとカメラワークの技術は1級品なので価値はある。すっごい複雑な気持ちになる作品でした。覚悟のある方のみ、劇場へ。
ソンガンホが出ていると 問答無用で観てしまう 何でもこなしちゃう、...
ソンガンホが出ていると
問答無用で観てしまう
何でもこなしちゃう、さすが。
ストーリーは面白かった!
だけど、
途中くどくなって、
またか…はは
と思ってしまった。
あとは、パイロット同士が過去の事件の話をし、謝り、
ぼくが操縦士だったら…らへんのシーンから切り替わるところで、怖い効果音が流れて、え、ここそういう効果音?そういう展開?って思ってしまった。
(鑑賞後時間が空いたのでうろ覚え…)
あとは、自分大好き自己中心おじさん。
ちゃんと腹立つ。だし、死ぬと腹を括ったビデオ通話の"愛してるよ〜"がちゃんと気味悪くてよかった。
最後まで同情させない感じでよかった。
あとは、
乗客、他の感染者はみんないつも通りの日常に戻ったのに、
刑事だけが重すぎる後遺症を負っているのがリアルというか、
簡単に全主人公ハッピーエンドとはいかせない感じ。それもよかったと思う。
機内でのバイオテロ、最悪ですね
ほぼ全編、緊張感を持って楽しめた。面白かった。
犯人、カプセルを脇の下に入れ込むの、家でやってくればいいのにね。それに、傷口に貼るの、個室でやればいいのに、洗面所でやってたらそりゃ誰かに観られるよ。
イノ刑事の奥さんが偶然同じ飛行機に乗ったのだけど、お母さんと言っていたので、てっきり母親かと思っていた。そしたら奥さんでした。
早い段階で乗客が死に始め、感染が拡大、どんどん死んでいく。あんな密閉されて空の上、逃げ場はなく、想像するだけで地獄です。人間性が出ます。
どこにも着陸できない。アメリカにも拒否され、成田に向かう。やはり拒否される。これは想像できますね。韓国映画、日本を良く描くはずはなく、やはり悪者にしている。しかし、実際でも難しいだろうけど。しかし、自国でも着陸に反対するデモが起きている。これには驚き。地上では着陸反対デモと、乗客の家族を含めた着陸させてと願う人達の小競り合い。人間って恐ろしい。確かに迎え入れれば陸上にウィルスが拡散することもありうるだろうが、お前たちはそのまま死ね、とは思えないよね。
乗客の1人、イノ刑事の奥さんが言った言葉、大切な人達を巻き込みたくない。着陸するのはやめよう。みんなが同意する。なかなかできる決断ではない。悲しい場面。
ジェヒョクが着陸しないことを報告したけれど、どうするつもりだったんだろう。海に落ちるつもりだったのか?海にしても、墜落したにしても、みんな死んでしまってもウィルスは拡散してしまうのでは?なんて観ながらアレコレ考えてしまったが、とにかく着陸できて何よりでした。
まず、元パイロットが乗っていたことが幸運だったし、医者が乗っていたことも幸運。
この映画の犯人の目的は?あまりそこは強調していなかったけれど、交通省の大臣が言っていた、普通の常識を持たない人間もいる、確かに常人では思いもしないことを考える人は居るだろうから、いつ、どこで何があるかわからないご時世。人として、どう対処出来るかが問題と感じた今作。大変面白い映画でした。
平日の昼間なので,10人足らずの少ない観客。最後尾のほぼ大将席での鑑賞で大満足の一本でした。
格好悪い男たちの格好良さ
いつも格好悪いマ・ドンソクと
KCIA南山の部長たちに続き
またまた格好悪いイ・ビョンホン
フライトクライシスに現代のパンデミック要素を絶妙に絡めたストーリーは秀逸でした
細かく見ればツッコミどころは沢山あるけど
それを上回るハラハラドキドキがありました
見どころは色々あるけど
最後の着陸シーンは
とても臨場感があり
CGも綺麗で、しっかり費用をかけているのがわかり
こういう細部にクオリティを詰められる韓国映画は
邦画より一歩先に行ってると感じました
格好悪いと言ってますが
なんだかんだで二人とも
最後は格好良かった
すごく面白い
圧巻だったのが機長が操縦かんを握ったまま死んで、飛行機が墜落していく場面でその間ずっと無重力みたいになって悲鳴しかなく太陽の光がいろいろな角度から窓から差し込んでぐるぐる回る。シートベルトがいかに大事かよくわかり、本当に恐ろしい。
犯人が自分の死を覚悟の上での凶行で、実際死んでいるし、そうなるともう誰にも止められない。ただそれが無差別テロで、きちんとターゲットを見定めて一撃をお見舞いしていないのが残念なところだ。
乗客たちが、飛行機を降りないと決意するのかどうかと思う。致死率が高いと言っても40%なら、10人中4人は生きるので、あのマスク警察みたいな男までが同意しているのが変だ。人々を分断していたあいつが感染して死ぬと思っていたのだが、そうでもない。
ホームラン30本だけど打率.250、100三振するバッターみたいな映画
韓国映画らしいパワーあふれる映画でしたが、ところどころ首を傾げたくなるような場面もありました。プロ野球のバッターに譬えるなら、年間30本以上のホームランを打つけれども、打率は.250程度、三振も100以上という感じでしょうか。まあチャンスに打ってくれる6番バッターなら、相手にとって非常に怖い存在だとは思います。
話を映画に戻しますが、本作は、致死率40%というウィルスを旅客機に持ち込んで、乗員乗客を巻き添えに自殺してやろうというとんでもない犯人が起こしたテロというかハイジャックから、如何に乗員乗客が生還するか、というストーリーを描いたアクション映画でした。
いい点を列挙すると、以下の通りでしょうか。
①とにかくテンポが良く、2時間20分ほどの長丁場ながら、全く飽きるということはありませんでした。
②ここぞという場面での描写が強烈で、序盤に出てきた犯人宅の死体発見現場などは、ホラー映画かと思いました。
③②同様ですが、中盤の刑事2人と共犯と思しき男のカーチェイスシーンは秀逸でした。
④話の盛り上げ方が上手。ウィルスが蔓延したソウル発ホノルル行きの韓国の旅客機KI501便が、アメリカ政府に着陸を拒否され、仕方なくUターンして成田に着陸をしようとすると日本政府にも着陸を拒否される。しかも航空自衛隊の戦闘機から威嚇射撃まで受け、それでも強行に着陸を試みようとするも、カミカゼばりに自衛隊の戦闘機が突っ込んできて、仕方なくKI501便は着陸を諦めてソウルに向かう。
今韓国では、伊藤博文を暗殺した安重根を主人公にした「英雄」という映画がヒットしているらしいですが、韓国の旅客機が自衛隊機に襲われるなんて、韓国人にとっても日本人にとっても、それぞれ別の意味だけど胸熱なシーンだったと思います。ただ「英雄」が韓国国内でしか上映されていない国内向け作品であるのに対して、本作は日本にも輸出している作品だけに、これだけでは終わらないのが凄いところ。なんとソウルに戻ってみると、韓国国内ですら、得体の知れない致死率40%のウィルスが蔓延した旅客機の着陸を拒否する反対運動が勃発。アメリカ政府や宿敵日本のみならず、同胞からも見捨てられる運命に、乗客たちは絶望する。この展開には、鬼のような自衛隊機の動きを見せられた日本男児である私も、やられたと思わざるを得ませんでした。
⑤概ね女尊男卑が貫かれているところ。主役の2人は男性なので、必ずしも男性全員が悪く描かれている訳ではありませんが、マスク警察ならぬウィルス警察ばりに、感染した乗客に罵声を浴びせる役回りの乗客はオッサンだった一方、本件の解決を担当した国土交通大臣は女性でしあ。この辺りはいい点というか、無難だったなと感じたところ。仮にウィルス警察がヒステリーの女性だったとすると、ちょっとしっくりこなかったように思います。
以上が良かった点、面白かった点。
一方で首を傾げたくなったのは以下の通り。
①何事もやり過ぎが目に付く。例えばパイロットが気を失ったせいで操縦不能になり、飛行機がダッチロールするシーン。シートベルトをしていないキャビンアテンダントが天井や床に叩きつけられるのに、次のシーンでは普通に業務に戻っている。あんなに体がぶつかったら、死なないまでもすぐには動けないでしょ。
②いい点でも紹介したところですが、成田に着陸を試みたKI501便に対して、自衛隊機が威嚇射撃するところは、流石にやり過ぎ(その後の展開で、映画としては成り立ってはいるけど)。成田付近の上空で威嚇射撃をし、万一旅客機が墜落して乗員乗客が死亡、加えて下に住んでる住民が亡くなったりしたら、国際問題にもなるし国内でも大問題になり、政権が吹っ飛ぶでしょう。僅か数時間に、そんな即断即決をする首相が、日本にいる訳ないでしょう。「検討使」と言われる岸田首相なら、検討している間にKI501便は着陸してそうです。いずれにしても、いくら恐怖のウィルスが飛行機に乗ってやって来ると言っても、旅客機に向かって威嚇射撃はしないでしょうよ。
③製薬会社が隠し持っていた特効薬の効果を実証するため、ソン・ガンホ演ずるク・イノ刑事が自らウィルスに感染して特効薬の効果を証明しようとします。結果はもちろん効果があって、最終的にKI501便はソウルに着陸する訳ですが、たった一例の治験で薬の効果効能を判断するなんて、いくらなんでもあり得ない話でしょう。というか、無事着陸して事件が一件落着した後でも、ク・イノ刑事は車椅子生活を強いられているようで、実際薬の効果なかったんじゃないかという気もしてます。その辺ク・イノ刑事を「英雄」にしようとする意図が強過ぎたのか、ちょっと辻褄が合ってないように感じました。
④本筋とは関係ないですが、物語の最後、エンドロールに入る直前から、ドビュッシーの「月の光」が流したのは、ちょっといただけなったかなと思いました。「月の光」自体は名曲中の名曲であり、私自身も好きな曲です。上記の通り、激動のストーリーを着陸させるには、ピッタリの選曲だったと言えなくもないのですが、ここまで韓国映画らしさを見せて来たのだから、最後もオリジナルの曲で行って欲しかったなと感じたところでした。
以上、いい点もあり、首を傾げたところもあった映画でしたが、それなりに楽しかったことは事実です。
シートベルト、ずっと外さない
ポセイドンアドベンチャーやエアポート75、タワーリング・インフェルノ等、パニックものの映画というジャンルが昔はしっかりあった(ダイ・ハードも)。
こうした古き良きパニック映画ものの匂いがプンプンするので、観に行った。
面白かった。テンポ良く最後まで飽きさせず、とっても観応えのある映画だった。
現場と地上とがスリリングに同時進行する。
機内にも地上にも、賢者と愚かな人がいて、子供がいて大人がいて、個人と企業が絡んで、被害者と加害者がいて……。
迫力MAXの撮影!360度回転セットの機内や交通事故シーン(2019年のガイ・リッチー監督の『ジェントルメン』でも、同じような交通事故のシーンがあって斬新だった)は声が出た。
目が離せない展開は、王道そのもの。
Covid19ウイルスが蔓延している今の世界では、充分起こりうるテロ事件だし、そして、スマホをみんなが持っているのを上手く使って話がすすんでいくのもリアル。そして乗員乗客全員が最後に合意した方針も気持ちも、実際にありうるかもしれないと思うとやりきれず切ない。
終わり方、あの終わり方と音楽で、いっきにカタルシス感があふれた。
おもしろかった~。
ひとつだけ。
アメリカ、日本、そして、韓国自国の対応は、やむを得ないのか…と思う。
だけど、日本が行った空での対応、ありえない。
あんな過剰な対応を(いくら映画でも)描写されると…
以前、韓国の駆逐艦が日本の海上自衛隊の哨戒機に(攻撃を意図する)レーダーを照射したことがあったけど、その裏返しで、ああ、そう思っているのか……
とまで思ってしまった。そこだけ。
「ソン・ガンホなら何とかしてくれる!」という期待を一身に背負った一作
予告編から察しがつく展開ほぼそのまんまなのに、それでも決して退屈させない作りは見事です。ソン・ガンホはいつも事態が起きている渦中にいるような人物ですが、今回は、事態の起きている航空機から遠く離れた地上に留まらざるを得ないという、ちょっと特殊な状況。しかしこの、現場に手を触れることもできないという彼のもどかしさが、さらに物語の緊張感を高めています。
細部を詰めると色々指摘すべき点はあるのかも知れないけど、それでもやはり結末近くのソン・ガンホの行動は、「彼なら絶対やりそう」と思わせてくれるもので、思わず胸が熱くなります。同じことを別の俳優が演じたら、もしかしたらちょっと嘘くさくなったりするかも知れないんだけど、彼が長年優れた俳優として作り上げてきた「俳優ソン・ガンホ」像があったからこそ、そこに強い説得力が生まれたんだと思います。
バイオテロの厄災から乗客を救う、という目的がはっきりとしているため、物語の主筋もまた必然的に簡潔かつ明確で、加えて様々に張り巡らされた要素もその主筋を妨げないよう入念に設計されているため、どれだけ視点が交錯しても物語を見失うことはありません。この点も素晴らしいです。唯一、犯人の来歴については脚本上の調整に苦労したのか、ちょっと説明が急ぎ足かつちょっと飲み込むのに時間を要しましたが…。それも解決への道筋にちゃんとつなげていたので、そこまで鑑賞の妨げにはなりませんでした。
もしかしたら本作における各国政府や人々の対応についての描写は、コロナ禍前だとちょっと現実味に欠けていたように感じられたかも知れませんが、現代の視点だと、非常にありそう、かつ心情的に理解できてしまうところに、創作の枠を超えて迫る切実感がありました。乗客も地上にいる人々も、どちらの心情も痛いほど理解できてしまうという意味でやはり、本作が「今観るべき作品」の一つであることは間違いありません。
ソンガンホははずさない
ソンガンホの刑事役は特に好きです。機内では観たくないですね。色々な事が重なりあって面白くなっていますが、犯人がそんなに重要視されない流れがとても良いです。冒頭のセリフで『肉もらってきて』みたいな言い回しが、韓国という世界観に引き込んでいき、最後は優しさが出てきてとても好きな感じでした。
歯を食い縛っちゃうよね
地上と上空を行ったり来たり、同時進行に臨場感ありまくりシーン、何度も山場が有り『あっ』と言う間の2時間30分。韓国映画のサイコ犯人て、しゅっとした草食系男子が多いと感じるのは私だけ…いやいや、ガンホ兄貴が刑事役の時だね、きっと。ビョンホンぱぱも素敵、けどガンホ兄貴やっぱカッコいい!実行力あった、絶対やる男だ、人間臭くてピッタリイメージ。
ウィルスの怖さは未知数
ウィルスを使った飛行機テロ
怖い~と思って迷っていたけど…
観て正解でした
前半は眠気が…ウトウト
それほど~っていう感じでしたが
犯人がテロを起こした辺りから
眠けが飛んでいきました
ここからが怒濤のはじまり
人の描写、怖さのなか揺れ動く様子
機内の描写、色々な角度から動き
映像の切り取り方が上手いな~
一時日本の扱い方に
★が3.5になりましたが
まあ4.0あたりになるかな~と
思ってましたが…
最後の10分で★4.5になりました
パニックになっている観客の
…私たちの為に
と思うかの様な終わり方だった
穏やかな気持ちでスクリーン
を後にしました
音楽の使い方も秀逸
日本だったらと思ったりしましたが
ここまで描けるテクニックが
技術はまだ遠い様な感じ
かな…多分。
自衛隊の決断
自衛隊の判断。
日本国民を守るためには苦渋の判断でしょう。このときの韓国内の反応も同じように、仕方のないことと受け止められていました。それどころか、韓国内でも賛成反対で分かれていてリアリティーが増しました。
ソンガンホ刑事の自己犠牲だけちょっと創りすぎと思いましたが展開上やむ無しでしょうか。
まだ1月ですが、今年1番の映画です。
心を空っぽにハラハラドキドキしよう!筋に突っ込むのはその後で
初っ端から不安を煽るような重低音のBGM、そしてジェット旅客機の轟音・フラップのきしみ、タイヤが出てくるアップにスクリーンの中に引き込まれた。
ストーリー展開はややスローに感じるのだけれど、その分「自分だったらどう行動するだろう?」って頭をフル回転しながら更に作品にのめり込む。
まあ結局の所、ソン・ガンホとイ・ビョンホンが善人なのだろうとの安心感がなせる技なのかもしれないけど。
最前列で観ていたから、ラストシーンでは両脚がピーン!伸び切って、目一杯力が入っちゃいました。
設定にはツッコミどころもあるけれど、そこはアクション・パニックものには付き物だと目をつぶってもいいんじゃないかなぁ・・・だって単純に面白いから!
韓国の警察が登場する作品はコミカルですね、あー面白かった!
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