「流星群(o^^o)」春に散る ゆきさんの映画レビュー(感想・評価)
流星群(o^^o)
このタイプの作品は予告を観ただけで大体のストーリーが想像出来ます。
本作も然り。
誰が勝つのかが見所で、誰かが後遺症を負ったり命を落としたり、、
なんだろ〜と。
案の定、ストーリーに目新しさは感じなかったし、本作オリジナルの強みみたいな所も薄かった印象。。( ; ; )
広岡(浩市さん♡)の渡米後の成功も話しが出来すぎだ。
あんなクレバーなボクサー見たことない。。。
ごめんなさいm(_ _)m ×100!
そしてお決まりの病気持ち。。
自らが成し遂げられなかったチャンプの夢。そこに、未来を託せる才能のある若者が都合良く登場。
世界タイトルマッチが決まるまでのマッチメイク。大した苦労も努力も描かれずスムーズ過ぎる。。
やっぱりか。感。。ムムム。。
そしてほぼすっぴんで登場の環奈ちゃん。
集客要員でしょうか。この部分は蛇足。全くなくてもよろしい。
でも今まで見たことのない苦労が滲み出た演技は新鮮で良かったですよ(^。^)
もっと言うと会長の娘(山口智子さん)の絡むシーンもいらなかった。。
削除しないで。
でも、このお二人が出ていなかったら、大分観る方減るでしょうから仕方なし。。
ただ、物語に深みを出すのならこの分の尺を広岡、翔吾(流星君)に使うべき。
広岡、翔吾の心に空いた穴を埋めるべく、その負の感情を原動力として進む姿を深掘りして欲しかった!
買い物も行かんでよし。
ラストの翔吾、佳菜子(環奈ちゃん)の部分も同様で蛇足。
桜の木の下に
広岡が倒れているシーン。。からの、
タイトル「春に散る」バーーーン!!
で清く終わり!!の方が好みでした。
と、書いてみて、マイナスに感じた所が多くて自分でもびっくり('◉⌓◉’)
あ!私、ボクシングは女では知っている方だと思います。
嫌いじゃないですから!
東京ドーム!!!の近くのジムで試合を観た事もありますw
ここまでマイナスに感じた事が多かったのに、なぜ星4にしたかというと。
流星君、窪田君、坂東君が本物のボクサーに見えたから!!
坂東君、そんなイメージなかったので、えらい驚いた!!
3人ともシャドーやサンドバッグを打つ姿も様になっていたし、流星君のあのスピードとパワーのあるパンチをミットで受ける浩市も地味にすごい٩( ᐛ )و
役者さんて本当に凄い!ここまでやっちゃえるんだもん!尊敬します。
試合シーンは圧巻です!
本物のプロ同士のファイトに見えます。
飛び散る汗!パンチの当たる音!
歪む顔!リアル過ぎて私もその場で観戦する観客になったかのようでした。
翔吾vs大塚 翔吾vs中西
この2試合は、3人の、ボクサーを演じる役者としても、作中のボクサーとしても、本気の
「負けたくない」という気持ちがビシビシと伝わってきました。
勝敗は決まっているのですが、決着がつくのが辛かったです。
見所のタイトル戦、ファイナルラウンドまでもつれるので仕方ないが、スローモーションでの処理が多過ぎて残念。
流れが変わるワンラウンド位長回しで観たかった(や、死んじゃうかw)
本当のタイトルマッチを観ている感覚にまでしてくれたので、そんな風に思っちゃいました。
そして、セカンドキャリアについて。
これは老いた元ボクサーだけの問題ではなく、老いてからどのように生きるか、どのように死に向かうのか。。
特にスポーツ選手は引退後の人生の方が長いですもんね。。
いっときの栄光と引き換えに失う物の大きさ。
日本ではチャンプになったって一生食べてはいけません。。
私なら天秤にかけてしまいそう。
「男の美学」リカイ ガ ムズカシイ
考えさせられました。
原作上下巻合わせ900ページ超えの大作を130分に収めるのは難しいですね。
ちょい浅のストーリーや構成、人物描写の不足などのマイナス面をさっ引いても役者の迫真の演技が上回り、魅せられました。
ので、星4です!
あと、これは蛇足です。すみません。
最初のパパボクサーとの試合。相手の奥さんと子供。あんな近くで、あんな応援されたら本当に嫌だw
芸人さんの「こんな応援はイヤだ」のフリップ芸みたいで笑っちゃったw
あと、流星君のファンの事を
「流星群」っていうらし〜ですw
あと、やっぱり浩市の白髪ヘアはまだ見慣れない(°▽°)
マイナスに感じた事をたくさん書いてしまいましたが、私の感じた事ですので、作品や演者さんを否定する気持ちはありません!
生暖かい目でお願いしますm(_ _)m
共感をいただきましてありがとうございます。
ゆきさんのレビューでもおっしゃられているように、結末がおおよそ確定していた分、安心してゆっくり(でも手に汗握る!)鑑賞できました。まさかの『あしたのジョー』展開にはならなかったので良かったです。
この作品も前評判が高かったので観てみて非常に満足しました。
最近は評点が3.8以上くらいだとハズレが無さそうですね。
11月は封切りラッシュですね。個人的には『正欲』と『コーポ・ア・コーポ』を楽しみにいたしております。(ゴジラと首は別格扱いでしょうから…)
それでは失礼をいたします。
ゆきさん、コメントありがとうございます。
もしかしてザコ呼ばわりしてしまった3人組の中に
お気に入りの方がいらっしゃったならゴメンナサイです。
よく考えれば、この3人のおかげで広岡と黒木が
出会ったことになるのですよね。実はとんでもない
重要なキーパーソンではないですか。・_・;
というわけでザコは撤回します。
この3人組が、プロのボクサーの関係者にやられた
事に気付き、ジムまでやってきて
” 試合ができなくなるぞ ” と
インネンをつけてくる …そんな不穏な展開があるの
ではないかと(勝手に)心配していたのでした。
哀川翔が飲み屋でタイトルマッチをTV観戦している
シーン、その他大勢の客の中に3人組がいるのでは…?
などと、これも(一方的に)心配してしまいました。
何も起きないのが一番です。ほっ。
そうですよね、師弟関係にもっと尺を使うべきだったと思いますよね。同感です。
橋本環奈の佳菜子も活きてませんでしたが、彼女を削ったら「春に散る」じゃなくなっちゃいますから…
ラストの後日譚は、私は必要だったと思います。破滅の美学では終わらせないという意味で。
ハハハ、大丈夫だったですよ。
冒頭の飲み屋のシーンカッコよかったですね。
確かめたら、同い年。学年も一緒でした。オイラもきれいな白髪になるようにお手入れしなきゃw
来年公開予定の箱男もたのしみですね。
>> 私、浩市大好きなのですが、本作はギリ!!スカさなかったし、ニヤニヤも抑えた?!から、大丈夫だったでしょうか?w