劇場公開日 2023年9月1日

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「現実だったら大変だけれど」こんにちは、母さん nakajiさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5現実だったら大変だけれど

2023年9月17日
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鑑賞方法:映画館

映画っていいですね
もう実現できない事を疑似体験させてくれる
母親を早くなくした
だから娘がいる50の息子が母親と話すなんて体験は、とても心地いいんです
しっかり家族している
娘との会話にしてもそう
働き出した上、実家に住むんだったら少しは家にお金を入れなさいと行ったんですが、全く守らないので勘当してます
たったの2万円ですよ
もちろん、家計も助かりますが、社会人として自覚してほしいんですよ
血の繋がりとか、あまり重視しないんで、生き方の合わない人間に用はない
いつ出ていってもかまわない
自分の人生から抹消することにしている
だから、何やかや言いながら繋がっている家族にはあこがれる

ただ、老人の恋愛については冒険しませんね
だから、山田洋次とも言えるけど
少数より多数が要求する生き方だから、安心感があるんでしょう
僕は不満ですけどね
家なんか放り出してついて行けばいいのに
愛より自分の存在意義が勝るなんて古すぎますよね

結末はある意味清々しいですが、これが現実だったら大変ですよね
大会社で部長をやっていたといっても、人事ですよ
スキルも何も無い50歳の男にそうそう仕事はありませんよね

永野芽郁は山田洋次に気に入られたようです
山田ファミリー入りですね

気になったのは、彼女のファッション
身体の線の見えるニットにジーンズ
まるで色鉛筆みたいなんだけど
流行ってるのかな?
このあたりは、田舎者のオッサンにはさっぱりわかりません

nakaji