ストールンプリンセス キーウの王女とルスランのレビュー・感想・評価
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脱皮直前のエネルギー
ウクライナらしさ、お国柄みたいな要素は少なく(あったとしても私程度の知識では気づけず)、昔々ある国でという感じ。
なのに、フランスって具体的国名の出てくるセリフもあり、リアリティラインや現実世界との関連性などに若干戸惑いつつも。
一昔前のディズニープリンセスものっぽい王道な(よくある系)展開かつ、あちこちからありがちテイストを盛り込んだような印象。
少し前の中国アニメーション映画とか、「週刊少年ジャンプ」で大型連載に映る前の新人読切掲載とかでも感じた、"物真似からの脱皮直前のオリジナル模索をするエネルギー"を感じられたから、まずはよかったんじゃないかと。
と、辛口な評ながら、採点⭐︎が高めで甘いのは、私がウクライナを応援したいという気持ちで、下駄を履かせているからかもしれません。
老若男女が楽しめる王道の冒険ラブストーリー
ウクライナ発のアニメーション映画……日本初上映ということで軽い気持ちで観にいきました。
しかし、思っていた以上の映像美と内容の面白さで開始早々物語に引き込まれました。
小難しい部分がないので子供から大人までとてもみやすく笑いあり涙あり鑑賞後とても気分が良かったです。
非常に細かく作り込まれていて繰り返し見る事で新たな発見がありそう!
とても面白かったのでもう何回か観に行こうと思っています。
見るだけでウクライナの支援に。子供から大人まで楽しめる冒険ファンタジー
ウクライナ制作のアニメーションを初めて観ました!映像がとても綺麗で物語への没入感が凄かったです。
主人公の愛する人を一心に想い、どんな困難にも危険をかえりみず勇敢に立ち向かう姿にとても胸を打たれました。
キャラクターに命を吹き込む声優陣の演技力に物凄く感動しましたし、テンポよく進むストーリー、一人称視点を使って観る側を飽きさせない工夫、散りばめられたコメディ要素、そして物語の世界観を落とし込んだ素敵な挿入歌と主題歌。
作品としてとても素敵だったので、是非また見に行こうと思います。
親子で観てきました。
登場人物の設定や状況説明は不要で、始まったら直ぐに映画の中の人になれる。大人も子供も一時もよそ見をすることはなかった。ウクライナのアニメーションの日本語吹き替え版。声優陣の上手さが際立っていた。冒険ラブストーリーだがコミカルな沢山のキャラクターたちにまた会いたくなる作品だった。
観るだけでウクライナ支援!子供から大人まで楽しめる作品!
分かりやすいストーリーでテンポが良く観ていて飽きません。クスッと笑ってしまうようなシーンもあり、子供から大人まで楽しめる作品だと思います。
今は侵攻されてしまったキーウの美しい街並みが描写されており、歴史にも残る作品になるのではないかと思います。
一人の女性がウクライナ支援のために全財産を叩いて配給権を獲得し、日本で初めてウクライナ映画の上映が決定。
それに賛同した豪華キャストの方を含め、多くの方の熱い思いが込められたことで、より愛情や情熱の深い作品となっていると感じました。
売り上げの一部はウクライナへ寄付されます。悲しいニュースが多い中、自分にも何かできないだろうかと考えている方がいらっしゃいましたら、是非観てみてください。
1度は見てほしい映画
ウクライナのアニメーション映画を初めて日本で上映する試み。ウクライナというと、私たちは何故か、ウクライナ情勢のことばかりをイメージしてしまう。この映画は、ウクライナ侵攻が始まる前に制作された映画で、今のウクライナ情勢とは関係ない内容です。
けれども、主人公の行動は愛する人を救うためであり、ウクライナの戦場に向かう人達も愛する人や国を守るため…そんな思いは似ている。
私達がこの映画を見ることで、それぞれウクライナのことを考える機会になる。そして、ウクライナへの支援になります。
声優陣も豪華で、資金的にも大変だったこの映画に関わってくれて、感謝です。
もう少し、メディアで注目されれば、ファミリー層の集客も期待できる。
映像もキレイだし、笑いの要素もあるので、楽しむための映画かと思います。
ファンタジー要素満載
ストーリーは王道中の王道。某映画を思い出す内容や楽曲もあるけど、まるでゲームのようなファンタジー要素が盛り込まれていてワクワクさせてくれる。展開が早いなぁと思ったが、勇敢であっけらかんとしている主人公のおかげもあってそこはテンポの良さとして捉えることができた。時々入るジョークにはくすりとさせられた。主人公だけでなく他のキャラクターも確立していて出番も多い。そして其々が意外と強い。内容としては「まぁこんなもんだろう」と感じた。
声優も映画もさほど興味がないけれど、声優陣が良かった。このテンポの良さは吹き替えのほうがストンと入ってくる。
難しく考えずに見れる映画。是非地上波で流してほしい。
映画のエンドクレジットで流れる制作側の想い、協力してくれた方々に感謝です。
1週目の公開を見るか見ないか…。ウクライナ要素は少な目。
今年321本目(合計971本目/今月(2023年9月度)31本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))
まず、一言でいうと「評価が割れそうだな」(「荒れる」と「割れる」は異なる)という状況です。公開の22日からの週では「日本語吹き替え版」しか放映されておらず(少なくとも近畿圏で放映している映画館はない)、それもまた理由があるように思えるからです(後述)。
タイトルの割に、実は映画内で「ウクライナ」や「キーウ(キエフ)」という語は出てきません(ほか、ロシアだの黒海だのという語も出ない)。よって、ここの予告編などから連想できるようなディズニー映画のような展開になってしまうところ、なぜか「フランス」という国名は出ます。いったいどこが舞台なんでしょうか…。
ウクライナアニメという扱いで期待された方も多いと思うのですが…。途中から実質的にディズニー映画と変わらないような展開・品質で(おそらく色々な事情で間接的な協力はあったのかな)、「ウクライナらしさ」があるのか…というと微妙な気がします(本当にタイトルの「キーウ」以外に何一つ出てこないし、ウクライナ語(キリル文字)すら出てこない)。
ほか、明確に気になる点を挙げると、
・ 日本語吹き替え版「しか」どこにも存在しない(北海道~沖縄まで放映されている映画館がどうもないらしい)が、大人の事情?
・ 途中の謎解き(さやえんどう(枝豆?)に関するところ)がやや突飛すぎる(日本の観客の方では趣旨がわからないのでは…?特段のこのトリックに「さやえんどう」が必要な要素は見当たらない)
・ 上記のように舞台がどこなのかも謎(ただし「キーウ」はタイトルに、映画内では「フランス」だけは出る)な割に、最後まで見ると「世界がひとつになれますように」のような語句は出る(ここ「だけ」実はウクライナ語で表示、日本語が下に出る)。
お子さんを連れて行く分には特段問題のない作品でしょうが「なぜか選択権(日本語吹き替えでみるか原作で見るか)が本当に存在しない」(あるとかないとかではなく、日本語吹き替え版「しか」ない)など、何がどうなっているのか「大人の事情」がいろいろあります。
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(減点0.8/日本語吹き替え版を事実上強要してしまう、舞台がどこなのか明確でない等
実はこの映画、作成は大手がかかわっていますが、クラウドファンディングを募ったようで、「日本語吹き替え版」では(字幕版ではどうかは不明。確かめようがない)最後にこの関係でリストがずらっと出てきます。つまり、日本語吹き替え版に関しては放映権と翻訳にかかる費用もろもろに加え、さらに吹き替え費用その他もプラスされ、その部分がメインにあてられているのではなかろうか、と思えます(もっとも、趣旨的には「映画の放映にかかわることすべて」とされたものと思われます)。つまり、こうした事情からこの「クラウドファンディングのリストを出す必要(出資者に対する配慮)」から逆に言えば日本語吹き替え版「しかない」状態になっているのではないか??というように推測でき、それもそれで理解できるものの、そこまで「一般の観客が考慮しなきゃいけないのか」という疑問は残ります。
※ もっとも、クラウドファンディング事業やその活用を否定する趣旨のものでもない。
また、結局「キーウ」はタイトルに、映画内では「フランス」、そして最後に「世界がひとつに~」とは表示されるものの、「ウクライナ」「ロシア」等という語は一切出ないのも、それもそれでロシア側に配慮したのではなかろうかとも思えるものの、そうすると「世界がひとつに~」が何を指すのかも「察しろ」ということであり(まさか、「日本の近くで、ミサイルをバンバン飛ばしてくるとある地域」を指していっているという解釈は無理すぎる)、妙に「政治思想が極端に入っているなぁ」というところです。
こういった「特殊な大人の事情」があるので、日本語吹き替え版でみるかどうか…も含めてもう1週間待っても良いのかもしれません(まさか、日本では吹き替え版「しかない」???)。
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大人も子どもも楽しめる作品
映画館で映画を観るのはかなり久しぶりでしたが、ストーリー展開が早くキャラクターも魅力的で始まりから最後まであっという間でした。
吹替のキャスト皆さんイキイキと演じてらして素晴らしかったです。
家族で観るのにピッタリな作品ですが、大人が1人で観ても十分楽しめました。
エンドロールがウクライナ語の曲の後に日本語版主題歌と言うことで少し長いですが最後に製作者からの大切なメッセージがありますので、そこまでぜひ観て頂きたいと思います。
ウクライナのアニメーション映画日本初上映
公開初日、朝イチで鑑賞しました。 INIの髙塚大夢くんが声優初挑戦の作品ということもありファンのかたが多いと思いきや、映画好きと思しき男性たちの姿も多数あり嬉しくなりました。北欧のアニメーションに興味があり、絵のタッチなどにも関心がありましたが、想像以上に現代的で美しい映像でした。オーケストラの劇中音楽も素晴らしかったです。声優陣の声が役にハマっていて物語に引き込まれました。ウクライナ、世界の平和への願いがたくさんのかたに届きますように。何度も劇場でみたいと思える作品です。日本語吹替版の主題歌『My Story』も素晴らしくて歌詞に心掴まれました。
家族で楽しめる王道冒険ファンタジー
ウクライナ制作のアニメ…どんな作品だろうとワクワクしながら劇場に足を運びました。
本編が始まってすぐに迫力の映像美に圧倒されました。
主人公ルスランも悪役チェルノモールもかわいい動物たちも、みんなとても魅力的で大好きになりました。
迫力のバトルシーンも、ロマンチックなシーンも、クスッと笑えるシーンもあって子どもも飽きずに楽しめると思います。
何度も観たくなる楽しい映画です!
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