「「自分の人生は自分で決める」。王女ミラがパパとの親子ゲンカのとき叫んだセリフ。最近のディズニー映画みたく自立心旺盛。」ストールンプリンセス キーウの王女とルスラン マサヒロさんの映画レビュー(感想・評価)
「自分の人生は自分で決める」。王女ミラがパパとの親子ゲンカのとき叫んだセリフ。最近のディズニー映画みたく自立心旺盛。
子ども向けのアニメだと思う。大人が見ても楽しめるだけでなく、人が死んだりしないから5才ぐらいの子どもと見ても安心できる。
(感想)
ミラ!パパの勧める相手と結婚しないだけでなく、売れない役者のルスランとも結婚しない方がいいぞ。退屈な日々が待っとるだけじゃ。
チェルノモールを言いくるめて2人で冒険の旅に出るのがおすすめ。
「今はこの退屈で平凡な日常が愛おしいのヨ」なんてセリフを吐くのは、冒険と闘いの日々に明け暮れて、安らぎを欲してからでも遅くはなかろう。まあ戦いはせんでも良いと思うが。
サッサと悪い魔法使いのチェルノモールと共に、広い世界へ冒険の旅に出たほうが絶対に楽しいぞ。
「誰かに守ってもらうなんて絶対にイヤ」というその志は見上げたもんだが、空身で徒手空拳の一人旅では余りにも心もとない。
そこいくとチェルノモールは魔法の腕もなかなかだし、何よりも悪知恵が働いて狡猾なところがヨイ。騙すことはあっても騙されることは少なかろう。味方につけたら頼もしい限りじゃワイ。(逆に、敵にしたら厄介というより卑怯だからスゲーむかつく)
きっと魔法も教えてくれるし(カネ取ると思うけど)、今までの冒険譚の話(ほぼ悪事)も楽しいぞ。姿が見えなくなる帽子は何とかしてもらっといた方がいい。
何よりチェルノモールに結婚願望がないみたいなところも鬱陶しくなくて好感がもてる。冒険の旅に出るパートナーとしては、もう打って付けじゃないか。
きっと毎日すごく楽しいぞ。顔が怖くてじいさんなのがイヤだったら、魔法で変えてもらえばノープロブレム。問題な~し。色恋関係なくイケメン・美女との食事って楽しいからの。
なんてことを見ながら思っていたのだけれど、ミラはチェルノモールと旅に出ず、ルスランがなんとかミラを救ってメデタシメデタシで、観賞後の気分もすごく良かった。