配信開始日 2022年10月28日

西部戦線異状なしのレビュー・感想・評価

全62件中、41~60件目を表示

4.0148分間の地獄

2023年2月19日
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最初から最後まで目を逸らしたくなる戦場が続き、物凄い緊張感と圧迫感で、観賞後の疲労がすごい…。
一般市民が文字通り使い捨ての兵士として前線に立たされる日々は地獄でしかなく、今その瞬間まで話していた友の命が一瞬で消えてしまう。終わりも見えない。
戦争がもたらす苦しみ、やるせなさが容赦なく描かれ、ガツンと来ました…。

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まだまだぼのぼの

0.5『西部戦線1918』については、レビューを書いたのは、長らく僕一人

2023年2月14日
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マサシ

4.0スコアが

2023年2月12日
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畳みかける救いのない内容のプロットのエンジンのようで。
「ボーダーライン」の時のヨハンヨハンソンのような、あの良い意味の気持ち悪さがあって最高でした。

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98

2.5アカデミーノミネートはなぜ?

2023年2月6日
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胸踊る新兵、塹壕戦など、何度も擦られた
第一次大戦のテッパンネタが満載。
今、リメイクするのはなぜなのかと、
ふと思う。
原作は1929年出版で本作公開(2022年)
から93年。
翌1930年映画公開から92年。
1979年のテレビ放映から43年。
今年は開戦から108年。
ちなみに終戦からは104年。
どれも中途半端。そんな中、
1つキリの良いヤツ見つけた。
「原作者のエーリヒは、生誕125年。」
はて?

ウクライナとロシアが背景にあった
としても、それでなぜに第一次世界大戦
なのか、イマイチ理解し難い。
ちなみに、1930年公開の前作は、
第3回アカデミー賞作品賞、監督賞受賞。
さて、第95回アカデミー賞国際長編映画賞
(ドイツ代表作)の行方は?

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ラーメンは味噌。時々淡麗醤油。

4.5凄まじい作品

2023年1月31日
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有名作品をドイツがリメイクした作品
戦争映画は観れば絶対に戦争のむごさ、虚しさ、悲惨さを
感じるのは当たり前です。
この作品は敗戦国ドイツが作ることによって
もっと深く感じさせてくれました。
映像は美しくも悲惨な情景を映し出し、
主人公の感情は観ている者に乗り移るほど
凄まじい作品になっていました。

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tom

4.0疲れた

2023年1月28日
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ジャーニー

4.0アカデミー賞 9部門ノミネート作品

2023年1月28日
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悲しい

怖い

重々しい“シ♭ド♯ファ”の音が印象的で、絶望感が増すサントラ。
観終わった後、放心状態に。
茫然として涙も出ないですが、素晴らしい作品でした。

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サラ

4.5戦場の日常、究極の疑似体験。

2023年1月28日
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史上最高の戦争映画と言っても過言ではない。
それくらい凄まじい作品だった。
安易に美化しないリアルなストーリー展開も含め高評価を付けざるを得ない。

プライベートライアン以降、映画における戦争描写はリアリティを増していったが、本作は一つの到達点と言って良いかもしれない。
数多ある戦争映画の中でも「理不尽さ」で言ったらずば抜けていると思うし、これが戦場の日常なのだろうと納得せざるを得なかった。

第一次世界大戦を舞台にした映画というと近年は「1917」などがあり、あちらはノーカット長回しの没入感を売りにしていた。
しかし個人的には本作の方がよほど没入感が高く、映像面でもドラマ面でも優れていたと確信している。1917はいわゆる「主人公補正」が強く、フィクショナルなストーリーだった。故にエンタメとして見るしかない。

しかし本作はそうではない。
祖国の為に戦地に赴いた4人の若者は、"偶然カメラに映った兵士"にすぎない。
どちらかといえばドキュメンタリーに近い。
彼らの"目"を通して我々は想像を絶する凄惨な戦場を目の当たりにする。

だから2時間28分という長尺ながら、一切の隙がなく油断ならない。いやそれどころか、一定の緊張感が最後の最後の最後まで持続する。
息つく間をも与えない。
エンタメ的に都合の良いストーリー展開などここにはない。目の前にあるのは理不尽な戦争だけだ。

この疑似体験を経た後、戦争にヒロイズムを感じる人間はまずいないだろう。
戦争が如何に愚かで酷く非合理的なものか、それを言葉ではなく映像で見せつける。分からせる。

いつの世も命を落とすのは未来を生きるべき若者だ。
そしてその命を踏み躙る愚かな決断をするのは年老いた時の権力者達だ。
このロジックがある限り、時代を経ても愚かな戦争は起こり続けるのだろう。そして新たな命は失われ、永遠に帰ってくることはないのだ。

アバンで描かれたとある兵士の死が、まさかあのエンディングに綺麗に繋がるとは。
戦争の本質を示唆した巧みな演出は本当に見事だった。

アカデミーノミネート作品、この機会にぜひ!

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ジョイ☮ JOY86式。

5.0 戦線の悲惨さのリアルな描写。特に、停戦前に突入させたドイツ将校が...

2023年1月27日
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 戦線の悲惨さのリアルな描写。特に、停戦前に突入させたドイツ将校が許せない。

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えみり

4.5かっこいい戦争なんてない

2023年1月26日
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死んだ兵士の首に掛けられている認識票の半分を切り取り袋に回収する。それが兵士の名前と戦死者数記録に使われるんだろう。このシーンが映画の冒頭と最後に置かれている意味はとても重い。

死んだ兵士の軍服は丁寧に脱がされ、血まみれの水を大量に出しながら洗われ、その軍服は大きな裁縫工場で女性達によってミシンで繕われ、新兵に渡される。新兵には主人公のパウルのようにまだギムナジウムの生徒達も居る。徴兵制でないし母親にあなたには合わないと言われていたのに、学校の教師や友達の愛国的言葉につられて志願してしまうパウル。

みんな名前があり個性があり母親が、妻や子どもがいる。飢えに苦しみドロドロになり寒さの中で塹壕戦を戦う若い兵士達、戦争が終わった!とほっとした彼ら。一方、暖炉のある部屋で素晴らしい料理と赤ワインを楽しむフリートリッヒ将軍(年寄り)は、あと15分で休戦、にも関わらずドイツ勝利の為に戦えとドイツ兵達を煽る。批判能力も思考能力もとっくに失った兵士達は従い、まさに犬死に、野垂れ死に、無駄死にへ。

4年間で300万人以上が戦死した西部戦線に「異状なし= 報告すべきこと無し(nichts Neues)」のわけがない!

休戦協定に尽力したエルツベルガー(息子をこの戦争で失っている)の話をサイドストーリーに入れていたのは良かった。敗戦国のことも考えてほしいと述べたエルツベルガーに対し、相手国のことは考える必要なしと答えたフランス側。屈辱的な条件でもそれをのめば勝利国も理不尽さをわかってくれるとエルツベルガーは思っていたに違いない(そのエルツベルガーは暗殺され、ドイツは第二次世界大戦へホロコーストヘ)。

戦争を始めるのは簡単なのかも知れないが、一度始まった戦争を終わらせることは難しい。それをなぜ人間は歴史から学ばず愚行を繰り返すのだろう。

光の使い方が美しく、空、平原、葉の落ちた木々の森など自然の映像が見事だった。それだけに人間を人間でないものにする戦争の冷酷さが突き刺さった。

おまけ
私の好きな本『エウロペアナ』(邦訳)のカバー表紙に使われているのは第一次大戦でガスマスクをつけた二人のドイツ兵とラバの写真。まさにこのガスマスクを映画の最初の方でパウルたちが装着するシーンがあって、どきっとした。

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talisman

4.0衣装やメイクも見どころ

2023年1月25日
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幼いながらにオリジナルを観た時の脱力感は今でも覚えている。前線で倒れていくのは若き兵士であって、戦争はTVゲームのようにリスタートは出来ないものだ。
本作はオリジナル当時から飛躍的に進歩した撮影技術によって重く暗く、しかし森や大地の美しさを少しの対比にした素晴らしい描写だった。

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Iwarenkon

3.0ハラハラドキドキ映画ではありません

2023年1月9日
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前作はどうか知りませんが、本作はドイツ映画で、スペクタル映画というようなストーリー重視の作品ではない感じ。
戦闘シーンは迫力無いわけでないが、昨今の戦争映画で、残念ながら慣れてしまったのか、今いち感が否めない。
決して戦争を肯定しているのではないが、娯楽大作を期待したオイラがよくないのだろうが。

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ケビタン

3.5名作のリメイクだが

2023年1月7日
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兵士の経験に基づく変節を描くには映画尺では短すぎ、後半を描くにしては長すぎ、少しずつ惜しい

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マルボロマン

3.5見応えはありました。

2023年1月1日
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久しぶりにnetflixのハズレじゃない作品でした。
けっこう生々しいシーンもあり、逆にそこが良かったです。
ちゃんとドイツ語でしたし。
おさえにブリュールさんが効いてますね。
ただやっぱりプライベートライアンと比べてしまうのは
致し方無いのかも。
史実なのですね。たった15分…。
馬鹿な上司の犠牲になるのはいつの世も末端なんですね。

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けはえ

3.5扇情的

2022年11月27日
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連合国側の映画をみる機会はありましたが同盟国側の映画を見る機会はなかったように思います。

一青年の視点を通じて1917やThey Shall Not Grow Oldのような戦場がうんざりするリアリティで描かれていました。

原作はドイツの有名な小説で、アメリカで映画化され古典になってもいます。

泥濘で命を散らせる一兵卒と、机上で空論を戦わせている偉いさんが対比的に描かれます。エモーショナルでフラグも立ちまくる扇情的な筋立てでした。残虐や愁嘆もくどい印象を持ちました。

小説を知らないわたしでも題名が司令部報告にゆえんするものだと知っていますが、そのような場面はありませんでした。ただし、本映画化に際して小説は脚色され、和平交渉の場面などは追加されたものだそうです。

『──「西部戦線異状なし」の作者エーリヒ・マリア・レマルクは1916 年に学生として戦争に徴兵されましたが、すぐに負傷し、軍病院に移送されました。そこで彼は、重傷を負った他の兵士の話を聞き、後に世界的に有名な小説で使用されたメモを作成しました。売上を伸ばすために、レマルクはすべてのイベントを自分で目撃したと主張しました。』
(wikipedia、Im Westen nichts Neuesより)

西部戦線異状なしはフィクションですが、大志や理想をいだいて戦争へ参加した青年が恐怖し、悲しみ、恥じ入り、幻滅し、疲弊し、心を閉ざす行程──人間が非人間的になるメカニズムが描かれ──それは東西を問わず遍く普遍性のあるキャラクターとして存在しています。
かれが連合国でも同盟国でも、どちらでも通じる話である──ということです。

Edward Berger監督は、映画化にあたって、英雄的なものを排除したことを強調していました。
『「ドイツでは、おそらく他の国とは異なり、自分たちの歴史をより批判的に扱います。」
「アメリカやイギリスの作品とは異なり、ドイツの戦争映画には美化の感覚はあり得ない。」
「私たちはここで英雄的な物語を語ることは許されていません。それは常に悲しみ、恥、罪悪感、恐怖に関するものです。そしてもちろん、これらの戦争で誇れるものは何もありません。」』
(同wikiより)

Berger監督のヒロイズム排除方針は、おそらくサムメンデス(1917)にたいする対抗心があると思います。1917とまるかぶりの塹壕映画ですから、差別化をしたかったのでしょう。(──と個人的には思いました。)

しかしアメリカやイギリスの作品──とて、かならずしも自軍を美化しているわけではありません。むしろ自省する映画のほうが多いはずです。

とはいえサムメンデスに対する対抗心がこの映画のリアリティをあげていたのはまちがいないと思います。映画には恐ろしい説得力がありました。

『西部戦線は1914年10月の開戦から程なく塹壕で膠着。1918年11月の周旋まで前戦はほぼ動かなかった。わずか数百メートルの陣地を得るため、300万人以上の兵士が死亡。大戦では約1,700万人が命を落とした。』
(お終いのテロップより)

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津次郎

3.0戦争は、最悪の環境の環境の中で人を殺せと強いられる、理不尽の極み。...

2022年11月20日
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戦争は、最悪の環境の環境の中で人を殺せと強いられる、理不尽の極み。
嫌じゃ。

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J417

3.5戦争の実態

2022年11月13日
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第一次世界大戦末期、ドイツ軍はフランス軍は西部戦線で対峙、一進一退を繰り返し、多くの犠牲者を出していた。
主人公はドイツ人の学生で、友人らと志願し西部戦線に送られる。
そこで見たものは凄惨な地獄絵図そのものだった。
戦争は年寄りが決め、若者が死ぬ。

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いやよセブン

3.51700万人 / 1 人

2022年11月9日
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戦争の惨さと哀れさを痛切に伝える映画。
英雄でもないただの兵士のストーリー。
いつの時代も国のプライドで兵士だけがどんどん死んでいく事に辛さを感じる。
冷静に見れない方(感情移入してしまう方)はしんどい映画かも。
どの国も過去に戦争あり(現在もか…)、今がある。
それを理解しつつも、戦争は美学にはならない事を教えてくれる映画です。

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M.T

5.0西部戦線異常アリや!!

2022年11月5日
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これは戦争映画史に残るマスターピースでは…。戦線で死にゆく者たちと矜持ばかりを気にする権力者達。戦争に英雄などいない、命の冒涜の極点だと提示する圧倒的反戦映画。以上!

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しをん

3.5全戦異状あり

2022年11月3日
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悲しい

怖い

興奮

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近大