「現実なので骨太すぎる話」REVOLUTION+1 北枕寝二さんの映画レビュー(感想・評価)
現実なので骨太すぎる話
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平日の午前中にいつもの映画館で
6ポイントたまってロハ
休暇をとって計画的な鑑賞だ
12~3人くらいの入りだったかな
おとといの妖怪の孫に続く否ABE映画だ
去年の事件が起こった時に思ったこと
撃った方と撃たれた方どっちが映画の主人公になるかなと
間違いなく撃った方だと 奥さんも同意見で
チト安心したことを覚えている
本懐を遂げた後 押さえ込まれても全く抵抗せず上の空
あの映像が無限の情報を含んでいた
でエンドロール 音楽は流れない というのがオラのイメージ
新興宗教に酷い目に遭った男が恨みをつのらせて
つながりのある日本の最高権力者を狙撃して命を奪う
去年の7.8以前だったら一笑に付される話かもしれない
しかし現実なので骨太すぎる話になってしまった
この映画の価値はとにかく早く作って世に出したこと
国葬の日に上映したとは恐れ入る
単純に事実を並べて十分見ごたえがあるものになる
音楽はあまちゃんの人だよな
不規則なリズムとか不協和音というか無機質な音というか
この音楽が映画の価値を上げていた
それにしてもこの骨太の事実を前にすると
エピソードはどうしても作り物として浮いてしまう
入院先の女のコとか隣の部屋の女性とか
部屋にターゲットの写真を貼っているところとか
脚色はせねばならぬのだろうが ちょっと浅いような
まぁそれはしかたがない なんせ日が浅いから
その後のいろいろ煮詰まった情報を織り込んだ
この事件をモチーフにした映画を観たいと思った
で ラストシーン
本懐を遂げた後 押さえ込まれても全く抵抗せず上の空
エンドロール…音楽は流れない
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