「2022年12月31日、近鉄西大寺駅前に行って、 暗殺現場を確認して来た。」REVOLUTION+1 カール@山口三さんの映画レビュー(感想・評価)
2022年12月31日、近鉄西大寺駅前に行って、 暗殺現場を確認して来た。
2022年7月8日に、
安倍元首相が銃撃されて死亡する事件が発生し、
それからわずかな期間で脚本執筆から撮影、編集などが行われ、
9月27日の日本武道館で行われた安倍元首相の国葬の日には、未完成版ながらも緊急上映されて大きな話題となった。
2022年12月に完成版が正式に劇場公開。
この映画を観るために、
2022年12月31日、近鉄西大寺駅前に行って、
暗殺現場を確認して来た。
現場は建設現場の様に単管で侵入禁止の防護措置がされ、
献花一本ない殺伐としたものだった。
この映画はドキュメンタリー仕立てになっている。
それなら主役は安倍晋三で、
シネマ仕立てなら主役は山上ではなく川上となっている。
つまり、リアルと創造の二重構造なのだ。
それは、
事件の全貌が不明瞭な時期に作成されたからだろう。
それ故に心配された誹謗中傷が少なくあっさりした仕上げで観よいものとなっている。
これはこれで成立していて実に良かった。
特に主役の川上を演じた事件直前の二つロングノーカット演技は俊逸であった。
また、あの拳銃の爆音は、
正にREVOLUTIONの鬨の声だね。
最後の妹のコメントは蛇足だ。
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