「もう少しだけ、攻めても良かったのでは!!」恋のいばら 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
もう少しだけ、攻めても良かったのでは!!
コンセプトはなんだったんでしょう!!
モテ男のカメラマンの元カレ(渡邊圭祐)にリベンジする話し?
元カノが図書館司書の松本穂香。
松本はなぜか今カノの玉城ティナに、
「ヤバい動画が拡散したら怖いから、PCから削除に協力して!!」
と、頼みます。
お願いされた玉城ティナ、
渋々が段々と本気になって行く。
リベンジ・・・
というよりゲーム感覚!!
なんか、この映画って、コメディ・・・ですよね!!
合鍵のドサクサには笑った。
アッサリ変えられちゃってたり、
せっかくティナが拝借した鍵を彼らが映画館にいる間に、
松本が合鍵屋さんに入る。
めちゃくちゃプロの鍵屋さんで、仕事が丁寧すぎて
時間がかかってハラハラドキドキしたり、
そうして玄関やっと開けたら、
なんと“チェーン“がかかってる!!
極め付けは、カメラマン彼氏のややボケ気味のおばあちゃんですよね。
キラキラした物が好きで、ゴミ漁りしてる始末(笑)
やっぱり、コメディだよ。
攻め方が足りないのを深読みするなら、
玉城ティナも松本穂香もお色気シーン目当てだと、
肩透かし・・・ですね。
だからいつもの城定監督の大人の雰囲気じゃないものね。
(えーっ、この映画って香港映画のリメイクだったの??)
知らなかった!
玉城ティナはコンテンポラリーダンスのシーン含めて可愛かった。
松本穂香はメガネにダサダサな洋服で、ナポリタンをズルズルすすって、
元カレは軽蔑の視線!
内心で舌打ちして呆れてたね!!
元カレいわく、
「どこが嫌われたか分からない女・・・
「そういうニブさが問題なんじゃないの??」
名言ですなあ!!
なんか結局はハートウォーミングにまとめて、
良いような悪いような・・・
勿体ない感は残りましたね!!
(渡邊圭祐がそんなに悪い男に見えないのも、
(インパクト不足かな!)