ウィッシュのレビュー・感想・評価
全338件中、161~180件目を表示
キャラと舞台設定が薄っぺらい若しくは説明・描写不足
(多分)国民が洗脳に近い状態で(多分)王様は元々善人だったんだろうが(多分)良かれと思ってやったことが主人公から見たらドエライ悪いこっちゃで(多分)国民を洗脳から解き放ち自我を持て願いは自分で叶えろ人に委ねんなという話だと思うんですけど多分……多分…
如何せんワーッと言葉で説明だけされて始まるので、「願いを預けると願いを忘れて気楽になる」というのが、我々の考えとしては?となるところ、当然気楽になるよね!というスタンスではじまり、あ、ここの国民はそんなにも気楽になって幸せなんだ!と染み込む前に主人公が「幸せなはずない!」と反抗するもんだから「知ってた」以外の反応できん。
そして主人公が王様もこの国も愛してるというのに秒で可笑しいやんって覚醒するんで、心変わりの早さについて行けんのよ。
なんか葛藤とかないんか。
お前この16?7?年間、この国に染まってて洗脳に近い状態だった(多分)のをなーにを急に考える力芽生えてんねん。
え、どうしよ~~王様に逆らって良いのかな?!願いを皆に返して良いのかな?!おじいちゃんもやめろ言ってるのにぃ?!とかならんのか。
あと王様が元々悪いやつだったんか善人が力を持ってしまったが故に歪んだのか分からん。お前をどういう目で見たら良いんだ。
王妃様ももう少し感情の揺らぎないんか。
そこに愛はあるんか。
あと急に歌うし急にポーズ決めるよね。
感情の高ぶりの表現としての唄ではなく台詞で構わんところ歌うよね。ビックリするわ。
あと急に説教いれてくるよね。
動物が喋ったらなんか食いもん寄越せって言うと思う。僕たちは皆同じ存在って言い出したらあまりに意識高いウサギ過ぎて今ごろ文明築いとる。
多分子供向けとか気にせず、もう少しえげつなくこの国の歪みを描き、感情の揺らぎを劇的に表現し、いかに強い気持ちでこの国や人々や人々の願いを主人公が救いたいと思っているのか、きちんと表現したら興味深い題材になったと思います。
そういう舞台で圧倒的ハッピーエンドで終わらせてくれるものって意外とない。
ディズニーでやるべき題材じゃなくなると言われればそこまでですが、じゃあ根本から変えーよという…
マイルド調理で響かないんじゃ意味ないですよ…
なんだかんだディズニー的クライマックスに弱い人間なので、終盤はホロリときました。
予告で流れてるメインテーマは良い曲だと思います。
あととにかく同時上映の短編が良い。
古参ディズニーファンは見るべき。
あの短編で120分やってくれよ。
いやもう5分でもありがたかったわ。
サンキューな…
記念とは
歌も良い、夢を題材としたストーリー性もいい
だけど100周年記念というには物足りない。
これまでのディズニー作品を散りばめているようで面白い要素にはなってない、中途半端すぎて逆にない方が良かった
ボートで島に行く(モアナ?)、サバおじさんの夢(ミゲル?)、ピーター、くま、うさぎたち
大事な所なのに、過去作品と繋げられなさそうな部分は端折られてるようにも感じた。お母さんの夢は結局何?結局魔法が使える人って何?禁断書って何だったの?王の過去は??
ディズニーファンなら喜ぶのだろうか、、
スターはキャラ性にデジャブは感じるが可愛かった。
いろいろ考えさせられる映画
100周年というだけあって、最初のディズニースタジオにオールスターが揃う短編はファンにとってはとても胸アツ。
歌も音楽、作画も相変わらずのレベルの高さ!でも何か物足りない?そんな第一印象でした。
本編はディズニー作品へのオマージュに満ちていて、観ていて何か幸福感がある。心が洗われる気がする。確かにそうなんだけど。。
でも、天下のディズニーが100周年に作る映画、それだけなわけがない。1日モヤモヤして腹落ちしたのが、これは、今の世界へのメッセージではないかということ。特にロシアへの。
リーダーシップのある王様を最初は願いを叶えてくれる人として無邪気に信じていた国民たち。
でも実はささやかな願いすら「危険
思想」と見なす独裁者だった。
みんなの「願い(平和)」を実現するにはもう、独裁者は皆で倒すしかない!ということでは?と思ったのでした。考えすぎ?
でも、映画の作成は何年か前からスタートしてるだろうし、その頃のウクライナ侵攻への衝撃はすごかったから、あり得ないことではないのではないだろうか。
でも、政治的なメッセージはディズニーにそぐわない。
それで、ディズニー風にオブラートにアレンジしつつ、100年の作品にふさわしくしたのが本作なのでは。。と思ったのでした。
『星に願いを』を想起させるCMでも予告編でもびっくりするほど聴いた...
『星に願いを』を想起させるCMでも予告編でもびっくりするほど聴いた曲を含めて、ディズニーが100周年を飾るべくセルフオマージュを繰り返した力作。特にミュージカルへの入り方が違和感なく、曲も良かったように思う。
ヴィランがびっくりするほどヴィランだったのが面白かった。生田絵梨花と福山雅治のアンサンブルも素敵。
いまいち設定に乗り切れなかった。『願いを王様に預けると忘れてしまう』設定の難しさと、それを乗り越えるべく歌ってるところの滑稽さがどうしても乗り越えられなかったかな。
記念映画
ディズニー100周年を記念するショートムービーに始まり、これまでの映画のオマージュを分かりやすく散りばめて、シンプルかつ王道なストーリーを見せてくれる。正に「記念映画」という印象。
良くも悪くも裏切りはないので、勧善懲悪ご都合主義の、典型的なディズニーストーリーともいえる。
「星に願いを」から始まり、ディズニーの掲げる理想、哲学のようなものが凝縮されているといえるし、「ファンタジー」で世界中の人々を魅了し、アニメーションの世界に多くの影響を与えてきたその歴史には、単純に感服せざるを得ない。
僕自身は、30歳を超えるまで1度もディズニー映画を見たことがない(興味が沸かない)人間だったけど、大人になって、その凄さに気づいた1人だ。本作でもミュージカル映画の魅力がつまっていて、歌や映像は素晴らしい。テーマ曲は、映画のなかで流れる方が遥かに良い曲に聴こえたし、吹替主演の女優さんは、想像よりずっと上手に演じていた。(福山は最初から最後まで福山だったけど、それがスターの宿命だろう。笑)
クリスマスとかお正月に、家族と一緒に見るには最適と思いました。
これでいいの?ディズニーよ、
字幕と吹き替え両方見たけど、これでいいのか
ディズニーは。
100周年っていうのもあって期待していた分残念だったな。色々な所に配慮しなきゃ行けないのかな、ストーリーも全体的に薄っぺらい、幼稚園の時に読み聞かせしてもらった絵本みたい。
ディズニーぽさがあまり無かったのも悲しかったよ、どうしたのディズニー。
所々色んな作品の要素が盛り込まれていたけどこれを入れときゃ喜ぶでしょって言われてる気分。小さい頃から私はディズニー大好きだし、ディズニーで育って来たようなものだけど、これがディズニー!夢の世界!ってのを見せて欲しい。ディズニーならできる。
最初のワンス・アポン・ア・タイムの方が感動したし良かったよ。
スターは可愛い…けど
国王は福山さん。アーシャは生田さん。
上手だけど国王が「実に」なんて言ったからガリレオか!とツッコミを入れたくなってしまった。アーシャも生田さん本人を感じる映画でした。
生田さんの歌声も透き通ってて綺麗だけどのアーシャはアフリカとイベリア半島の混血だからイメージからするとエジプトとか?スペインなので、もう少し声質が太い方が良かったので違う気がします。
オリジナルよりも何処かの国の吹替が良かったと聞きましたが…。
福山ファン、生田ファンには最高の歌声が聞けて良いのでしょう。
王妃とダリヤはとてもキャラとマッチしていて歌声もとても良かったし、他のキャラの歌声もとで良いです。
吹替は誰がやっているのだろう?と思う方が良いと思う。敢えて有名人にしなくても良いのでは?
この映画のストーリーはとても単純です。
100周年ということもありディズニー要素を詰め込んであります。
どの作品から使用されてるのかな?なんて観ているのも楽しさを感じますが分かりずらいです。
7人のティーンズは白雪姫の7人の小人だとは最初は分からなかったけど良く表現できて特にダリアが気に入りました。
動物たちが話したり味方してくれるのはディズニーらしくて可愛いです。
映像はとても綺麗でスターも可愛いです。
特にスターは可愛いです。
ミュージカル音楽がとても素敵で最後の全員の歌声は良かった。
国王が鏡の中に閉じ込められて地下牢に飾られるのは可哀想かなぁ?
見方によっては悪では無かったのかも。
どこかで見たような・・・
色々なディズニー映画の焼きまわしのような印象でした。でも一緒に見た子供は喜んでいましたので、映画鑑賞料金に見合った内容でした♪
個人的には1回観たらいいかなという内容でしたが、吹替の生田絵梨花さんの素晴らしい声、福山雅治さんの声、そこは凄くマッチしていて良かったですね!!
ちょいと力不足ですが、某国の実態と重ねれば俄然面白い
ディズニー100周年なんて所詮後付けの装飾語かと思ったら、結構本気で100周年を祝うのですね、本作で。エンドタイトルに延々とこれまでのディズニーキャラが星座をモチーフで描かれる(ピクサー作品は除く)。本編上映前の短編も従来のショートアニメではなく、完全にスタジオが祝祭としてオールスターを登場させる仕掛けで、しかも可能な限り本編担当されたボイスキャストをわざわざ起用。ほんの一言でもご本人ってのにはたまげました。日本語版とて出来うる限りオリジナルの声に、普段はディズニーの金儲け主義に辟易している身にも、心底響きウルッとすらなりました。
そんな万全態勢での本作はそれに答えたかと言えば、力不足は否めません。信頼していた国王の本性が暴露され、主人公アーシャの活躍により国民がやっと目覚めるお話で、サイドストーリーもなくストレートに単純極まりない。なにしろアーシャがプリンセスでもなく恋もしないのですから、トキメキが皆無なんてディズニーじゃない、時代の要請に従ったのでしょうけれど。冒頭語られる通り、どんな移民も拒まず、この王国では人種のミックスは完璧に配慮されてます。後から非難されるより文句の出ない忖度が優先とばかり、やり難い世の中なのは確かでしょうけれど。
主題曲ウィッシュ~この願い~はディスニーによる大金投じた大宣伝により否応なく耳に入ってきており、違和感なく感動を呼び覚ますレベル。ですが、他のナンバーが際立つかと言えば、少々精彩を欠くのも確か。アラン・メンケンの後釜はそうそう簡単ではなさそうです。鑑賞したのは吹替版ですが、歌唱は問題ないどころか上出来ですね。しかもあの福山雅治がピタリのはまり役なのは確か。オリジナルもアーシャに「ウエストサイド・ストーリー」で見事オスカー獲得のアリアナ・ディボース、国王がなんとクリス・パインですよ! 福山もパインもイケメン・ハンサムと繰り返されるこの役にルックス的にも完璧で、歌唱もパーフェクト。
その他、躓く仔細を挙げたらキリがありませんが、暗いシーンばかり、スターのキャラがシンブル過ぎ、アーシャの仲間達のキャラがまるで立ってなく描き切れず、ならばもっと人数減らすべき。お爺ちゃんの願いって結局何? 何故アーシャだけがスターを呼び寄せられた? 彼女も魔法を習ったの? 国王の真実明かすの早すぎません? ラスト近く「顔がいい奴は信用ならん」って何? 逆に男三人がブサイクだから仲がいいなんて! 御妃が国王見限るのも簡単過ぎ、などなど。要は脚本の練り込みが圧倒的に不足でしょう。
信任を得ていた為政者が、実は国民の願いなんぞまるで無視。政権に寄与する者の願いだけを叶え、物申す願いはことごとく廃棄、政権にしがみつく事だけを考える。これってどこかの衰退国と一緒ですね。せめて本作のように国民が真実を知り立ち上がる事が出来ればいいのですが。これが私の「願い」ですね。
ディズニーの復習と反省
ディズニー映画自体を批評する映画だと思って見たので、それなりには楽しめました。
王国を支配する王様のような権力者に都合がよく、押し付けがましい「願い」=理想を教育する装置として機能してきたディズニー映画を反省するというのはわかります。
ただ一方で、なら街中の音楽師のような喜びを……といっても、ディズニーがそんな姿勢で映画をつくっていくのもまた無理でしょう。
そんなことも考えずにはいられませんでした。
私の願いは…
映画館へ行く度に字幕版と吹替版の予告編を見させられ
更にコラボCMであの歌を聴かされる日々から解放される事。
ところが公開されたらもう聴かないで良いと思ったのに
今度は絶賛上映中の広告が流れるとは!どんだけ力入れてるんだ。
さてディズニー100周年記念作の鳴り物入りでの公開ですが
はっきり言って褒める所がない凡作です。
最近ポリコレにご執心なディズニーですが今回はゴリ押し少なめ。
舞台となるロサス王国は地中海のどっかの島で最高にイカす
ゴキゲンな国を創ろうと色んな人々を受け入れた結果多民族国家に
なりましたって設定はなんの説明もなかった「ストレンジワールド」
「リトルマーメード」より少しましになった。
なんでか知らんが18歳になったらイケメンの王様に自分の願いを
差し出し選ばれた民は王様に願いを叶えて貰えるというよく分からん
システムに誰一人疑問を持たず平和に暮らしている王国の民。
宝くじの当選を待っているような他力本願に堕落したダメな国民です。
冒頭の新規入居者を迎えるミュージカルシーンで皆んな不満を
持っている感じはないのでこの王政が上手く機能しているのでしょう。
王様の弟子に推薦されたアーシャは面接で違和感を覚え文句を言って
しまい敢え無く落選。空気読めない世渡りの下手な王道主人公です。
また劇中にはお年ごろのイケメン不在で珍しく恋愛要素がないため
LGBTには触れませんが仲間に身障者がいるのは抜け目がありません。
その後ぼっちミュージカル中に突如空から降って来た
謎の宇宙生命体(?)スター。動物に言語能力を与えたり不思議な力を
持っているがこれ誰得能力?(これやられたらペットの世話大変です)
この不思議な力を利用して仲間と共にこのデストピアに反旗を翻し
テロリストのリーダーとなり遂に国家転覆させるのですが
果たしてこれはハッピーエンドなのか?
失脚した王様に代わり政治の素人である王妃がこの国を治める
訳ですが夢を叶える王国の広告塔不在は大きな損失。
ディズニーの傾向として女王は悪者になるかもしれんし。
ところでアーシャの願いは何だったっけ?
そういえばこの映画の邦題が「アーシャと魔法王国の秘密」って
いつものディズニー風じゃないのはなんで?
はい、略して言う時「アシャまほ」って語呂が悪いからでしょうね。
字幕向き?
173本目。
本編と予告足して、120分?
で、始まったと思ったら、おいおい吹き替え?
字幕じゃないと思ったら、ミニなストーリー。
正直、興味ないから目を瞑り、本編待ち。
振り返っても、ディズニーアニメを観たのは、記憶にない。
小っちゃい時は、観たかも知れないけど、キングダムハーツのせいか、薄い知識だけはあったりで。
作品のテンポだったり、表情見ると、英語向きに感じる。
吹き替え見ない派だけど、吹き替えだと、ちょっと気持ち悪い感じに思える。
まあ、好みだろうけど。
王様と恋にと思ったら、既婚者だからそれはないけど、名前が名前だから、やっぱそつち。
全体通して、楽しく、厭きさせないとは思うけど、ちょっと物足りなさは感じる。
もう少し物語に厚みがあれば良作
王様の行動には根本的に過去の出来事が深くかかわっているのは分かったのですが、具体的にどのようなことがあって行動を起こしているのかが分からないので共感するのが難しかった。
私自身はディズニーに思い入れも無いので、最初の10分くらいかけて100周年のイベントを映像化するくらいならその10分でそこら辺を描いて欲しかった。
個人的には、王様を最後救う流れか、王妃様が王様に付き添うようなことがあっても良いのかなと。
最後奮い立たせるような演出は良かっただけに、少し残念。
やはりディズニークオリティ
賛否両論あるようだが、私は、子どもから大人まで、楽しめるミュージカルアニメ映画と思った
ディズニーなので、ちゃんとしたクオリティ
様々なメッセージがあるのかもしれないけど、純粋にストーリーも楽しめば良いんじゃないかと個人的には思う
アナと雪の女王と比較しちゃうと、アナ雪の方が面白かったというのが印象
正直、すごい感動したというわけでもないし、ジーンとくるシーンもあるけど、良くも悪くもそれなりのクオリティという感じ。観て損はないと思う
あとは、なんと言っても、豪華な声優陣だったなぁと思っている
家族と一緒に観に行くのが良いだろう
全てが薄っぺらい
まずは端的に感想。ストーリーには一切期待しない方がいい。ちゃんと話を理解しようとすると色々と理解不能なことに気づいてしまうと思いますので。
まず問いたいのは善悪とはなんぞや。
アーシャ。治安のすこぶるいい国でぬくぬくと温室で育ち夢のためにどんな努力をしたかもさっぱり分からない。自分の親族の夢が叶わないと知るや否や偉大な王にクーデターを始めるヒロイン。結局は全てスターの力。友人を無理やり巻き込み危険に曝す。一体どこに憧れればいいんだい?
マグニフィコ王。辛い過去の経験から必死で努力を重ねて魔法の力を得る。願いが叶わないときの絶望を味わせたくないという思いから国民から願いを預かる。国の治安維持のため危険がない願いのみだが国民の夢を魔法の力で叶えてあげる慈善事業も行う。どこぞの誰かに危機感を与えられるまでは国民の願いは本当に大切に保管していた模様。ナルシストだけど良い人だったみたい。願いを預かる前提の国と知って移住してきた国民達から急に手のひらを返されてかわいそう。オープニングで皆楽しそうに踊ってたんですけどね。最終的に妻に裏切られ全てを奪われる悲劇のヒーロー。
どちらが真の悪役なのかおわかりですね?
色々と設定が無茶苦茶と感じることが多かったし、なんというか話の深さがゼロ。幼稚園児ぐらい向けなのかなと思ったぐらい。中でもマグニフィコ王がアーシャに秘密を漏らしてしまうところ。ポッと出のおそらく初対面の小娘に対して、偉大な王が、、、?不自然さしかないよね。まぁマグニフィコを悪役にさせるための展開なのだろうけどさ、おそらくここがこの作品の癌なんだと思う。
アーシャがマグニフィコ王の秘密を知ることになるのはもっと偶然のことでなくてはいけなかった。もしくは元からマグニフィコ王の弟子として数年過ごしておりだからこそ王から打ち明けられるべきだった。要するにアーシャとマグニフィコのストーリーにもう少しバックボーンが必要。
あと描くべきだったのは夢を預けてどんな悪いことが起きていたのか、ってこと。おそらく騎士の夢を持っていたあの子で表現したのかもしれないが、オープニングで皆楽しそうにしていたし、無理矢理感が強すぎた。要するにこれもバックボーン不足。
ミュージカル映画だから尺が足りないのかもしれないけど、本当に心の底から薄っぺらいストーリーだな、と思いました。
マグニフィコ王が可哀想
ネタバレ注意です。
あくまで私個人の意見なのでお気を悪くされたらすみません。
大きなモヤモヤを抱える映画でした。その理由を長くなりますが下に書きます。
マグニフィコ王は願いが叶わないことの悲しみを知っているからこそ善意で国民の願いを預かり守っていました。国民は願いを預ける代わりに願いを忘れてしまうというデメリットを把握した上で努力もせず願いを叶えてもらおうとしていました。
一部の国民は、作中で言われたように自分の力では願いが叶えられないような状況にある人(例えば身寄りのない人や難民など)も願いを叶えてもらおうと移住しています。
移住は無償で行われているし、様々な事情を抱えた人が無制限に入国していたら普通は治安も悪化しそうなものですがこの国は観光業が成り立つほどとても治安が良いです。
その治安の良さは王による叶える願いの選別により国を脅かすような願いが叶わなくなっていることで成り立っていると考えられます。
そうして王が作った平和な国の恩恵を受けてきたのに、いざ自分の願いが叶えてもらえないかもしれないと分かったら、誰より努力を重ねて良い国を作ってきた国王を悪者にして国民が反乱を起こすというのがなんとも言えない胸糞悪さを感じました。
映画後半のマグニフィコ王の暴走も、もとは主人公サイドが"魔法を使えるのは国王だけ"という法を犯して国の安定を脅かしたことで、王は過去のトラウマからパニックになり禁術に手を出してしまっただけだし、暴走する前の王は国民の願いを自分の力にしたりせずに国を脅かす可能性のある願いですら大切に保管するような人でした。
私には、今回の悪役であるマグニフィコ王は主人公によって悪にされてしまった被害者だと感じられました。
ラストシーンでは、国民が国王を悪く言う中で鏡に閉じ込められて、愛していた妻によって地下に追いやられるのもあまりに可哀想すぎて見ていられませんでした。
以上の理由で、主人公含め国民が無礼で恩知らずなのがひっかかる映画でした。
少々雑過ぎる脚本
主人公の行動が理解できませんでした。王が願いを厳選するのは当たり前だと思うし、それに失望する主人公に共感できませんでした。ディズニーには「アナ雪」や「ラプンツェル」のときのような面白い話を作ってもらいたいですね。
王様との和解の余地はなかったのだろうかとどうしても考えてしまう
ディズニー100周年記念作品
同時上映で短編映画のワンス・アポン・ア・スタジオが上映される
ロサス王国はマグニフィコ王が
自分が家族を盗賊に殺された過去から
魔法を独学で学び、願いを叶える魔法を手にいれ
ロサス王国を建国し、そこにいろいろな人があつまってきて
繁栄をしているらしい。
ストーリーとしては、主人公のアーシャが
ロサス王国で王様の弟子の試験を受けることになり
その過程で王様が願いを選別して
国益にならない願いは叶えず
願いを差し出した人にもどさず
ストックしておくという部分に同意できず反発をした。
というよりもアーシャの祖父の願いが叶わないと思ったことが
王打倒の動機の中心に思えたのでかなり私怨が入っている気がする
王様が叶える願いを選別し
国益にならないと判断をした願いについては
城に保管をしておくらしい
祖父の願いが叶わないと思った失望したアーシャに
空から願い星のスターがやってくる
スターの願いの力によって子ヤギなどがしゃべれるようになる
スターは別に悪意とかまったくなく
好き勝手に願いの力をバラまいていく感じ
そして、スターの力を使って王様を打倒することを決意するという
しかし、アーシャが具体的にやったことは
祖父の願いを城から取り戻したあとに
仲間を協力をして、国民の願いを解放するということくらいなので
なんか戦ったという感じがしない。
マグニフィコ王は辛い過去があったために
スターの出現により精神的にナーバスになっていて
禁忌の魔法に手を出してしまう
個人的には敵であるマグニフィコ王は
建国でロサス王国を一代で繁栄させていて
国民に尽くしていたのは事実なので
映画を観ていて「本当に王様を打倒していいのか?」
という疑念がちらついて、アーシャ達の行動にイマイチ納得できなかった。
クズの王様というわけではないし
序盤は親友が王様のクッキーをつくったりしたので
国民からの支持もかなりあったと感じられる
それが急激に手の平を返す流れが納得できない
ちなみにアーシャの親友の足が不自由に描かれているが
本人は願いで「足を治したい」かということが
まったくセリフにも出てこなかったのは違和感があった
アーシャと周囲のバックボーンが少ないのも
ストーリーは納得できない理由だと思う
しかも王様はラストは鏡に閉じ込められたので
過去のロサス王国への貢献を考えると酷い仕打ちのように感じる
前作のディズニー映画の「ストレンジワールド」は
親子孫の家族が和解をして終わった感じだったのに
今回も王様との和解の余地はなかったのか?
とどうしても考えてしまう
CG作画とかミュージカルシーンがかなりレベルが高いので
そこらへんはよかった
100周年記念作品でハードルが上がったかも?
吹替にて鑑賞。映像は美しく音楽も良かった。
そこに⭐️3.5です。
観る前から期待値が高い分だけ評価が厳しくなってしまう。観客の中には良かったねぇと言ってる人もいたのでどういう気持ちで観るかによって評価が変わる作品だと思う。私的にはもう少しストーリーに深みが欲しいし登場人物それぞれの行動理由がしっくりこなかった。願いという無形物を有形化する概念と願いを失った人々の内面の変化の表現が薄いと感じた。
142
全338件中、161~180件目を表示