「そこまで悪く言われるほどではないかな」ウィッシュ Tkさんの映画レビュー(感想・評価)
そこまで悪く言われるほどではないかな
映画館で観てきました!
正直、映画見る前はかなり心配でした。
YouTubeなどでネタバレなし感想は見てたのですが、
「マグニフィコ王、そこまで悪くないのに最後可哀想」
といわれていて、それが気になっていました。
結論言うと、面白かったです!
今回の映画を見る上で心配なのは下記の二つでした。
・マグニフィコ王の最期
皆さん言っているように、前半のマグニフィコ王はそんな悪い人じゃないです。
誰からかまわず願いなんて叶えてたら国なんて成り立ちませんし、そもそも私も
「いや、夢なんだから自分でがんばりなよ」
って考えです。
なのでマグニフィコ王が最期悲惨な目に遭ってたらすごい後味悪くなってました。
いつもの崖から落とされたり、地獄に落とされたりそういうのを想像しました。
ですが見てたら牢屋にいれられて
「しばらく反省しようね」
みたいな最期で安心しました。
彼自身も後半は力に飲まれて悪いことはしてしまったので、あれくらいなら良いんじゃない?
と思います。
・夢を叶えてもらうと言うこと
正直市民にはどうなのって終始思ってました。
これで結局魔法をみんなが手に入れて夢は叶えてもらうって着地になるんじゃないかと心配でした。
最終的には自分で努力して、力を合わせて叶える!という着地。
この着地で安心しました。
自分たちのことを反省あんまりしないでマグニフィコ王のせいに全部する市民にはどうかと思いましたけど。
そしてアーシャ!
魔法の杖を受け取るんじゃない笑
マグニフィコ王はあんなに努力して魔法を会得したんだから、アーシャも努力しなよ。
あとアーシャも最近のヒロインの中では、
ビジュアルも可愛くて、私は好きですね。
ただちょっとキャラが弱い、、笑
結局星の力をたまたま手に入れて反乱起こしたラッキーガールになってます。
これならマグニフィコ王を主人公にして、
村の元気で優しき少女アーシャと出会い、
過去のトラウマも乗り越えて完全な賢王になる!
みたいなストーリーの方がよかったんじゃないかな、笑
あとこれは余談ですが、アラジンに通ずるとこがあるんじゃないかなと思います。
アラジンもジャファーは野心強すぎましたが、
大臣としては優秀でしたよね。
ジャファー亡き後はアグラバーは成り立つのか、、と最近見直して思いました。
今回のウィッシュも似たような展開なんじゃないかな。
でも当時はそんなところはつっこまれなかったので、僕らの見方とかも少し変わったのかな、、。
といろいろ言いましたが、普通に愛や夢が魔法のような力を持つディズニー映画としては面白いので、見てみてください!