リトル・マーメイドのレビュー・感想・評価
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ハリーベイリーと新曲が素晴らしい
英語版で鑑賞。
ディズニー創立100周年ということもあり、キャストやスタッフの気合いが伝わってきました。
実写で描かれる海底はとても美しく、アニメ版のカラフルさも残した絶妙なバランスとなっていました。本作の監督がロブマーシャルのためか、水中で人魚が泳ぐシーンやエリックの住む南国の街は、彼が過去に手がけた「パイレーツ・オブ・カリビアン / 生命の泉」のようなカリビアンなイメージを連想させました。
アリエルを演じたハリーベイリーは最高で、「パート・オブ・ユア・ワールド」などで披露された素晴らしい美声に惹かれました。そのため、歌の実力で彼女を推薦したディズニーの判断に納得できました。また、アースラ役のメリッサ・マッカーシーは、不気味なオーラが漂う怖い魔女としてのインパクトがありました。
「アンダー・ザ・シー」のような人気楽曲は原曲の雰囲気を大事にしつつ、よりトロピカルなアレンジに仕上げたアラン・メンケンは流石だなと思いました。また、アリエルとエリックの成長により焦点が当てられており、それを新曲で物語っていたのも良かったです。中でも、エリックがアリエルと出会ったことでより広い世界を見たい気持ちを込めた挿入歌や、アリエルが初めての地上暮らしで感じたことを想像の中で歌っている姿に感動しました。
気になった点としては、暗い場面が多かったことです。本編の大半が水中シーンになっていますが、海中に差し込む光が少なすぎるため、全体的にどんよりとしていました。その影響で、登場人物の表情がわかりずらくなっていました。せめて、顔がはっきり見えるぐらいの明るさにしてほしかったなと思いました。また、フランダーやセバスチャンなど、海の生き物がリアルなデザインに変更されているため、アニメ版が好きな人は違和感を覚えるかもしれません。
様々な意見がありますが、ディズニープラスだけで観るのが勿体無いと思うぐらいのクオリティになっていました。最近のディズニーは配信に注力している印象が強いですが、今回は劇場の大画面で見る価値があったと思えるぐらい満足できました。
テクスチャーのあり方を考えた
「映画のテクスチャーはどうあるべきか」ということを考えるのに良い題材だった。本作はディズニーのアニメーション映画を「実写映画化」したものだが、そもそも、あんまり実写で描くのに向いている題材ではない。人魚姫が主人公のファンタジーで、しかも、魚が歌い踊る内容をいかに実写のテクスチャーで描くのかというチャレンジをしている。ただ、全編のほとんどがCGで作られた舞台でもあり、人魚姫であるアリエルの動きも、特に水中では人間とは全く異なる動きをする点でアニメーション的だ。作られ方自体は極めてアニメーション的であるが表面のテクスチャーだけは写実的であるという奇妙な作品になっている。
写実的な魚が歌って踊る光景は違和感があるといえばあるし、「これはそういうものなのだ」と言い聞かせれば、別に気にならない気もする。ただ、CGだらけの映画を作るなら、これほど写実的なテクスチャーである必要は果たしてあるのだろうか。もっと本作の世界観にふさわしいテクスチャーがある気がする。
2024 50本目
正直黒人になっただけで内容はまとも
内容はかなりまともな実写版であまり原作ブレイクしてない点と映像技術がすごいのか
オリジナルより良く感じる
しかし映像全体が暗くてなにしてるかわからない
後半のジャイアンの歌なんて聞きたくない
すごいくそと言われていたが想像以上にまともだった期待値低かったからだろうと思われる
オリジナル設定上アリエル姉妹の中では一番きれいという設定なんだけどこの女優さんは黒人から見ても綺麗な子なのだろうか 〇〇〇レ要素なかったらもっといい点数とれたんじゃなかろうかとはいっても自分はアリエルというキャラクターがオリジナルの時からあまりすきではありません
想像通りで良かった。
割り切ってもアニメファンには残念
アリエルよりアースラが気になる
興味本位だったけど
伝説のアニメーション実写化!🧜 歌唱シーンは原作超え!!
【あらすじ】
陸の世界に憧れる人魚の「アリエル」。ある日、人間の王子を助けたことをきっかけに、陸の世界に行くことを決める。そとために魔女「アースラ」と契約を結ぶのだが…。
【感想】
公開後すぐに観に行きましたが、レビューできていませんでした。
今作は特に歌唱シーン・ロケーションが素晴らしかったです。
パートユアワールドの歌唱力は原作アニメーションを超えていたと思います!
特にアリエルが海から「ザパーン!」と上がるところは、この作品で1番記憶に残った瞬間です。
アンダーザシーは映像が原作アニメーションから、アレンジされていました!
色んな国のダンスを魚で表現していたのが、印象的でした。
歌だけでなく、ロケーションも今作は美しかったです。
海底の世界は幻想的で、ディズニーシーの「マーメイドラグーン」を美しい映像にしたようでした。
海底だけでなく、エリック王子が暮らす、陸の世界はお城や島のロケーションがとても美しく、まさにおとぎ話の世界のようでした。
主演のアリエルは公開前様々な意見がありました。自分の感想としては、最初はあまり可愛く感じませんでしたが、段々愛嬌があって可愛く感じるようになりました。
歌声は今までのディズニーの実写でも、トップクラスの歌唱力です。
アースラは1番原作とそっくりでした。
知っている女優だったので、尚更印象に残りました。
セバスチャン・フランダー・スカットルの3バカトリオもかなり愛着が湧きました。
【お気に入りのシーン】
パートユアワールドの歌と共に、アリエルが陸に上がるシーン。
ココナッツ
どうやった〜
普通によかった!
映画レビューをレビューする(笑)
1989年に公開された本作のアニメ版を観ておらず、そもそもディズニー映画にあまり興味はないのですが、本作が一部からディズニー映画にしては異様なほどの叩かれっぷりをしているので、野次馬根性を出して観に行って来ました。
各種レビューなどを読むと、低評価の内容は以下のようなものがありました。
①主役のアリエルが白人ではなく黒人なのはおかしい
②アリエルの髪の色や髪形が原作(アニメ版)と違う
③アリエルの歌がクセがあって嫌だ
④ポリコレが酷い
まあこれ以外にもいろんな批判が見られたのですが、ディズニーランドがあるフロリダ州では、共和党右派のデサンティス知事と対立するなど、リベラル色が濃厚なディズニー社に対して我慢のならない”保守派”の方が低評価をしているのかなというのが、ディズニー門外漢の私の第一印象でした。
因みに創設者のウォルト・ディズニー自体は、現在のディズニー社とは反対に右派的な政治信条を全面に出した人だったようで、第二次大戦中は自主的に反独、反日のプロパガンダ映画を制作したり、戦後も反共的な立場を取ったり、また人種差別的、性差別的だったと指摘されるなど、今生きていたらトランプのように大統領選に打って出たんではないかと思えるゴリゴリの人だったようです。
因みに6月16日時点の各種映画サイトの評点は、以下の通り。ヤフー映画の★1評価の比率が非常に高く、”右派”が多いことで知られるヤフコメと共通のユーザーが評価しているのかしらと思ったりしたところです。(いずれも5点満点)
ヤフー映画 2.9点(★1評価の比率 41%)
映画.COM 3.2点(★1評価の比率 13%)
Filmarks 3.9点(★1.0~2.0評価の比率 2%)
映画の内容とは全く関係のない映画レビューのレビューをしてみましたが、やはり人種問題というのは非常にデリケートな話であり、そうした部分に大きな波紋を作った本作の意義は、それなりに大きかったのではないかと感じたところです。
肝心のお話の方ですが、アリエルが人間界を美化して、人魚王である父親はじめ周りの意見も聞かずに人間に近寄っていき、最終的にエリック王子に一目惚れすることに繋がっていきましたが、腐敗した人間界の住人としては、「アリエルちゃん、人間ってもっと汚ないものだよ」と言ってあげたくなってしまいました。
アリエルを演じたハリー・ベイリーの歌唱力は、好みはあるでしょうが私的には非常に上手いと感じたところでしたね。彼女の容姿に関する文句も散見されましたが、これはまあ好みの問題なのでなんとも言えませんが、初見ではアニャ・テイラー=ジョイとそっくりだなあと思ったところです。
ただ少し政治的な側面から観た場合、欧米列強が世界中を自らの版図に組み入れていった大航海時代を舞台にしている様子なのに、王国は人種の坩堝で人種平等的な雰囲気を醸し出していたのは、結構矛盾するんじゃないかと思わないでもありませんでした。まあおとぎ話なのでその辺りは流せばいいのかも知れませんが、もう少し世界観を整理した方が良かったんじゃないかと感じました。
そんな訳で、野次馬根性から観に行ったディズニー映画でしたが、純粋に物語として観た場合、上記の世界観がイマイチだったこと、アンデルセンの「人魚姫」では、人魚姫と王子は結ばれないというほろ苦くも印象的な結末と比較すると、本作はハッピーエンドになっていることなどから、評価は★3とします。
実写とアニメのバランス
作品は素晴らしい
海の王国を司るトリトン王の末娘で、世界で最も美しい声を持つ人魚姫アリエル。まだ見ぬ人間界に憧れる彼女は、嵐に巻き込まれた人間のエリック王子を救うため陸に上がる。人間界への思いを抑えきれなくなったアリエルは、海の魔女アースラに提案され恐ろしい取引を交わす。その内容は、3日間だけ人間の姿になる代わりに、美しい声をアースラに差し出すというものだった。(解説より)
世界中で愛されてる作品と認識しつつも、当方この物語自体初見。
ストーリーとしては童謡、ディズニー映画らしい作品と感じた。
あと4K ultra HDで鑑賞したが、映像が本当に素晴らしく海の中にいるようだった。
ただ…
正直主演女優の方だけは非常に違和感を感じた。
本作品が公開される前から、黒人起用に関して様々な意見が飛び交っていたことは知っているが、肌の色どうこうの話ではなく、単純にこの方がこの作品のイメージに合っていないように思えた…
そこが自身の中で終始気になってしまった。
あくまで個人的な意見なのでご了承願います。
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