「メル・ギブソンのブルース・ウィルス化」ホット・シート よしさんの映画レビュー(感想・評価)
メル・ギブソンのブルース・ウィルス化
椅子に仕掛けられた爆弾で脅されて、ハッキングすることになったハッカーの苦闘を描く物語。
メル・ギブソンが主演を務めるということもあり鑑賞しましたが、B級色の強い作品でした。
冒頭、爆発シーンのCGシーンからチープ。映画全編を通してビルの一室を中心に描かれていることもあり、お金をかけていない事が手に取るように分かる映画でした。
爆弾をつかって脅迫するストーリーは、どうしても「スピード」を思い起こしますが、完成度は遥かに及ばず。
そもそもハッキングを強要するのであれば、家族を誘拐する方が早く安全なはずで、わざわざ爆弾を設置する意味が分かりません。
犯人も、冒頭から丸わかりで捻りがなく、サスペンスとしてもマイナス。
結果、私的評価は極めて厳しくなりました。
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