今年346本目(合計621本目/今月(2022年11月度)33本目)。
※ 「転生したらスライム~」をみて向かったのですが、こちらのアニメのレビューに需要はないと思うので飛ばします。
さて、こちらの作品。
シネマートは主に韓国映画・台湾(ここでは、中国を含まない狭い意味)映画を扱いますが、いかんせんどちら(新宿・心斎橋)ともミニシアターなので、扱いきれない映画を年に何度か「選にもれた作品集め」というような扱いで特集していて、こちらの作品もそのひとつです。
で、ストーリーとしては、要は、DV夫から逃れてきた女性とスマホ業者(ここでは、データ修復業者)との交流…というと大げさですが、出会って「決定的な何か」を暴こうとするという趣旨の、ちょっとコメディ色も入った韓国映画です。
まぁ何度か書いていますが、韓国は日本以上にIT文化は優れているので、データ修復なんて日本のそれ(正規店・非正規店問わず)を超えているんでしょうね。お願いされたらスマホを業者がデータ修復したらとんでもないものが出てきて、それをもとに加害者に対して復讐するの…と思ったら、周りの応援してくれる人も実は(無能という意味で)邪魔もので、さて復讐をはたすことができるのか…という趣旨のお話です。
上記のような事情(シネマートがミニシアターである故に、全部扱いきれない)であるため、実はシネマートであろうとどうであろうと、シネマートのVODシステム(おうちでシネマート)で課金すれば誰でも見ることができる状況で、シネマート系列こそ小さいもののネタバレ要素が(思った以上に)広がる可能性があるので、このあたりにしておきましょう。
採点要素として明確に気になったのは以下です。
(減点0.3/大人の営み・映倫の基準も謎)
・ この映画、他の方も書かれている通り、少なからずの部分で大人の営みが出ます。一応は筋が通っている…とは思うものの、あろうがなかろうがどうでもよいところで出てくるので…。スマホ業者の話ならそれ(ITネタ)、復讐ものなら復讐もので統一して欲しかったかなぁ…という気がします。
しかもこの映画、上記のような理由で、このサイトや、このサイトからの「公式HPに飛ぶ」からもわかる通り、映倫指定が何なのかもよくわからないのですよね…(何も書いていない場合、一般指定?)。ただ、一度見ただけの感想では、一般指定では通らないんじゃないかなぁ(R18とは言わないものの、R15ないし、PG12指定されても文句は一切言えない)というところで、この「VODシステムで誰でも課金すれば見ることができる」という関係では、「じゃ課金してみようか」と思ったら、(お子さんがいる家庭で)子供がパソコンのモニターをのぞいたら…と考えると、ちょっと待って待ってというところです(VODシステムって、こういうPG12~R18(一般の映画館では、例外除いて指定あり)の指定に関して、当然規約上「課金した人以外は見ちゃいけない」(=換言すると、映画鑑賞会は禁止)ということはあるにせよ、「家族がいる家庭で子供が通ることも禁止もできない」以上、こういう「一般指定ではないのではないか」と思われる映画がどうなのかは結構謎です(調べた限り、映倫のガイドラインないし自主規制もない模様?)。