「いなくならないから」正欲 Mr.C.B.2さんの映画レビュー(感想・評価)
いなくならないから
映画を観て原作も読んだ「少女は卒業しない」の朝井リョウの原作映画化「正欲」を
TOHOシネマズ日比谷でポイント鑑賞。
磯村勇斗が給水器の流水を見つめるファーストカットの意味が後で判った。
TVの「逃げ恥」とは違う新垣結衣の目、眼差しに彼女の新境地を見た。
また、彼女が自分の部屋で水に浸るシーンは、邦画では珍しいイマジネーションの表現だと思った。
ノーマルとアブノーマルの境界は何処だ。
ラストの垣対決で新垣結衣が稲垣吾郎に言い放つ「いなくならないから」が強烈。
帰りに三省堂で原作文庫本を買った。
原作を読んでみて、映画の脚本の方が良いと思った箇所は新垣結衣がコロッケ買った時に稲垣吾郎と出会った事があった事になっていたところ。原作では最後に接見するまで接点がない。一度でも普通の主婦(?)の姿に接していた事が、最後の「いなくならないから」のインパクトを強めていたと思った。
こんばんは。
「いなくならないから」って、この二人を見ていて、ぐっとくる言葉でしたね。
垣対決!私も、吾郎ちゃんもガッキーじゃん…と思ってたので、ちょっとうれしいです(笑)
十二人の怒れる男たちへのコメントありがとうございました。こちらへの返信ですみません。「質屋」、調べたら面白そうですね。こういうタイミングですし。自分は観たことがないので、機会があれば是非観たいと思います。教えていただき、ありがとうございました。
コメントありがとうございます。
(よく観てなくて、)
エアバックを取り外していて、新垣結衣は自殺しようとしていた
訳なのですか?
それならその後の展開がわかりやすいですね。
ご指摘ありがとうございます。
稲垣吾郎とは取調べまでに結衣さんと会っていない・・・
そうなんですか?
原作を読まれたのですね。
さすがです。
不思議な清潔で鮮烈な邦画でしたね。
余韻が残りました。