劇場公開日 2023年11月10日

「〝普通のこと〟です。」正欲 humさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0〝普通のこと〟です。

2023年12月15日
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hum
ratienさんのコメント
2024年5月24日

共感、そしてコメントありがとうございます。

詩的なレビュー、素敵ですね。
今後もよろしくお願いします。

ratien
近大さんのコメント
2024年3月19日

コメントありがとうございました。
本当に皆それぞれです。
皆同じだったら、ある意味恐ろしいです。
そんな“普通の事”が“普通の事”になれるよう。

近大
bionさんのコメント
2024年1月16日

コメントありがとうございます。
検察官の家族の一員だったらゾッとします。それぞれの役を演じる茶番の毎日は辛いです。
夏月の家族は、会話がほとんどないけれども、顔を会わせるだけでコミニュケーションが成り立っているんでしょうね。

bion
レントさんのコメント
2024年1月15日

コメントありがとうございます。本作は何かと特殊なマイノリティーの人たちについて描いてますが、これは私たち自身のことでもある気がします。彼らは一種のメタファーではないかと。誰しも人には言えない性癖があるかもしれない、ただ周りの目を気にして普通を装ってるだけなのかも。小児性愛みたいな性癖とかは論外ですけど、他人に迷惑かけない性癖に対して権力側が差別的取り扱いするのはいけないことですよね。
最近、本を紹介した記事でその登場人物の言葉が印象的でした。「僕はあなたたちの普通にとやかく言う気はないから、あなたたちも僕たちの普通にとやかく言わないでそっとしておいてほしい。」という性的マイノリティーの人物の言葉です。なんか本作に通じる気がします。

レント
グレシャムの法則さんのコメント
2023年12月19日

そうか、人間的強さとは、寛容性のことなんだ。とても納得です。
武張った強さは、弱いことの表れであることが多いし、ハラスメント野郎のほとんどは自分に自信がないから、立場を利用して攻撃する。
寛容であることは、他人を理解できることであり、攻撃しないこと。
そういう人を表す言葉は、確かに、『優しい』よりは『強い』の方が相応しい。
素晴らしいレビューですね。

グレシャムの法則
かばこさんのコメント
2023年12月18日

こんにちは
共感とコメントをありがとうございます。
夏月と佳道は、二人の間で自然な感情を発揮しあうことで、自らに向けてきたネガティブな決めつけから脱して、自分を肯定し堂々と生きていくことに繋がりそうですね。多様性は、自分で自分を認めるところから広がるのかもしれないと思いました。

かばこ
活動写真愛好家さんのコメント
2023年12月18日

humさん、コメントありがとうございます😊
コミュ力不足の夏月にも、それを理解し、寄り添ってくれる佳道という存在があって、同じように佳道に寄り添っていく事で夏月も少しずつ変わっていく‼️良かったですね‼️

活動写真愛好家
赤福餅さんのコメント
2023年12月17日

こんにちは。
共感ならびにコメントをいただきまして、ありがとうございます。
hum様のレビューを拝読させていただきました。いつもながらの素敵な文体で心なごませていただきました。波打ち際の表現は気持ちよかったです。
今作のような内容テーマで人同士が相互に理解してゆくのは大変であると思います。
ただ昨今の状勢を観ますに、いささか結果を求めるのに世の中は性急すぎやしないのかと思います。
始めるのは今でも、「孫子の代に解決できればそれでいいのに」とも思っております。

赤福餅
おじゃるさんのコメント
2023年12月16日

humさん、共感&コメントありがとうございます。
ラストで、寺井に対して見せた夏月の毅然とした態度が、本当に印象的でしたね。
そこに夏月の変容を見たhumさんのレビューが素敵です。私にはその視点が不足していました。お教えいただき、ありがとうございます。

おじゃる
humさんのコメント
2023年12月16日

ふわりさん、コメントありがとうございます。
水フェチ以外にもきっと想像を絶する個性派がぞろりと存在するんでしょうね〜。
私もメガネの扱いと思いやりをわすれずに寛容的に生きていきたいなぁとおもう作品でした。

hum
ふわりさんのコメント
2023年12月16日

共感ありがとうございます。
そして、素晴らしいレビュー。「めがね」になるほどと思いました。

ふわり
uzさんのコメント
2023年12月15日

夏月は、寺井に対して「なんで理解してくれないんだ」とは言わないんですよね。
相手の“分からない”を否定せず、それでも毅然と「それでも自分たちはここにいる」と言う。
それは仰る通り、本当の意味での寛容なんだと思います。

uz
kazzさんのコメント
2023年12月15日

幾度も打ち寄せてくる海水に似てる…
言い得て、絶妙です。
純文学なレビューですね、感銘しました。

kazz
トミーさんのコメント
2023年12月15日

共感ありがとうございます。
孤独だった夏月は、佳道と暮らす内に寛容を身に付けていったんですね。あくまでも謙虚で自然体ながら強い意志を持つ、こういう人とは理性的な話が出来るのでは?と思いました。

トミー
U-3153さんのコメント
2023年12月15日

生きようとする欲=「生欲」
なんかズシンときましたねー。
まさにって感じでした!

U-3153