「多様性と言われる時代でも生きづらいと感じる人はいる」正欲 くろくるりんさんの映画レビュー(感想・評価)
多様性と言われる時代でも生きづらいと感じる人はいる
気になっていた映画でやっと観に行けました!
主な登場人物は5人です。
それぞれが生きる上で問題を抱えています。
検事である寺井啓喜は不登校の息子が原因で妻とは喧嘩ばかり。
桐生夏月と佐々木佳道、大学生の諸橋大也は水フェチ。
神戸八重子は男性恐怖症を患っています。
夏月と佳道は生きづらい世界で生きていくために手を組み結婚することに。
ありのままを理解してくれる人がそばにいることでやっと安息の地を得ることができました。
啓喜は息子が配信する動画サイトが停止されそのことで喧嘩になり別居状態になります。
フジワラサトルの名のアカウントを使用していたのは諸橋大也でした。
八重子から男性恐怖症の苦しみを告白されるも不快な表情をします。
八重子は大事だからこそ理解したいという切実な気持ちを必死に訴えます。
自分も今、繋がれそうな人がいるという大也の言葉に
よかった、1人じゃなくてと安堵をみせる八重子でした。
佳道と大也は連絡取り合い同じ動画サイトで知り合ったコバセという人物とともに水の動画を撮ることに。
公園に集まった3人は、居合わせた子供たちと一緒に水遊びの動画を撮ります。
コバセは水フェチの他に小児愛者でもありました。
ある日、夏月が帰ってくると家の前にパトカーが止まっており、家から警察官と一緒に佳道が連行されていきます。
コバセこと矢田部の家から証拠となる映像が押収されており犯罪は間違いないものの、佳道と大也はただ水が好きなだけだと言っています。
啓喜は佳道の妻である夏月と面会することに。
最後に伝言を頼むも調停中なのでできないと夏月に言います。
ですが何を言おうとしているのか聞くと
私はいなくならないからと伝えてくださいと。
夏月は部屋を出て終了。
いろいろ考えさせられる映画でしたね…
多様性と言われる時代でも理解されない苦しみに生きづらさを感じてる人もいるし水フェチなるものもあるんですね🤔
勉強になります!
いい映画をありがとうございました😊