「ホントこの国の圧力はねえ」正欲 ばとーさんの映画レビュー(感想・評価)
ホントこの国の圧力はねえ
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LGBTQ問題のレベルでなく、ホントこの国の日常の同調圧力、正常バイアス圧力は嫌になるほど強く、またそれがアタリマエって思われてる。マジョリティの趣味趣向を押し付けないでほっといてってハナシですね。
鑑賞前に主演俳優陣を見て、若干の不安がありましたが結論それは取り越し苦労でした。
皆さん、内面に秘めた感情をうまく表現し、各々の配役に馴染んで違和感なかった。
とくに新垣結衣さん、こんないい女優さんだったのですね。(同居人とセッ◯スしない偽装結婚って役は、あのドラマをやったせい?)
3つの独立した物語が平行して展開し、最後にある不幸な1点で交錯するという脚本は、
ありがちといえばありがちですが、全体として混乱もなくうまくまとめていると思います。
エンディングの投げっぱなしに突然終わる感じはヨーロッパ映画的で私の好みだった。
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