「マーベル風インド映画。本家より良い」ブラフマーストラ つとみさんの映画レビュー(感想・評価)
マーベル風インド映画。本家より良い
面白かったんだけど、インド映画好きとしてなんか違和感あるなと思ったら、モチーフ以外は全然インド映画らしくなかったのだ。
むしろハリウッドのスーパーヒーロー映画であるMCUのようだった。
しかし「アベンジャーズ エンドゲーム」以降面白くなくなってしまったMCUよりもよっぽど面白いのだ。
やはり物語のシンプルさは大事だな。細かいことはどうでもよくて、高揚感さえあれば良いんだよ。
スーパー能力は、本人に宿るものと装具に内臓されているものの2種類あって、装具の方は相手から奪えば使えるところが意外と良かった気がする。もちろん素質があるかトレーニングを積まないと、誰でも使えるというわけではないが、敵も味方も使い手なら全員といっていい。
エフェクトがしょぼいという意見があるようだけど、個人的には大猿や雄牛のエフェクトはカッコよかったと思った。
あとは、究極のところで愛の物語、愛のパワーなんだってことろにインドのお国柄を感じたな。戦う理由は愛しかない。
最後に、どうやら本作はアストラバース(シリーズもの)の第一作らしく。序盤しか出てこない役にシャー・ルク・カーンがキャスティングされていることにも納得だ。
どうやら2作目は過去編のようだし、シャー・ルク・カーンの出番もあるだろう。
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