「素晴らしかった」Never Goin' Back ネバー・ゴーイン・バック 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしかった
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だらしなく暮らしている二人の女子なのだけど、はかなくて切ない。バイト先の店長が言う「君たちの明るさこそが素晴らしい」というのは実感が伝わる。人生や社会は厳しい。これから先、そんな現実が嫌でも待ち構えているし、加齢もきつい。それだからこそ、今のその一瞬の輝きを大切にしてほしい。あんな無防備な若者は心配でしかない。しかしそんなこちらの思いなど、余計なお世話でしかないであろう。
主人公の二人もよかったけど、お兄ちゃんやその友達、大人たちみんな実在感がすごい。
はからずも大金を手にしてしまう展開も面白い。
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