「映画に何を求めるのか」福田村事件 乙脇善仁さんの映画レビュー(感想・評価)
映画に何を求めるのか
自分にとって映画とは何なのか、なぜ映画を観るのか、
そんな疑問を抱きながら、映画に何かを求め続けている私にとって、この映画は一つの答えのように思う。
具体的にどこがどうだったとかいう批評めいたことは、私には書けない。
キネマ旬報で何人かの識者が書いている通りなんだろうと思う。
ただ、一つ言わせてもらえば、在郷軍人会の分会長は、自分(達)がしでかしたことを、人のせいにして、妻に擁護され、救われてしまっている。あの台詞は、それがふさわしい人に言わせしめるべきではなかったか。なぜあんな輩を助けるのか。
最後に。
この映画で再確認させてもらいました。
あらゆる差別は理不尽だ。
コメントする