「集団のヒステリー」福田村事件 ぷぷぷさんの映画レビュー(感想・評価)
集団のヒステリー
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さすが森さん!と言いたい。
冒頭すぐの「戦争にいい戦争も悪い戦争もない」というセリフ。
山場(と言ってもいいのか?)虐殺の場面の「朝鮮人なら殺していいのか」
そして終わりに近いところでの「みんなそれぞれ名前があった」というセリフ。
どれも重たいけれど、とても大切な言葉。
見るべき映画…それも若い人に観てほしい。
それ以上に絶対見てほしいのは、腐り切った日本のマスメディアに携わる人。
女性記者の言葉を一つひとつ噛み締めて、みずからを律してほしい!いや、律せよ!
ジャニーズのチカラある人が犯した犯罪を死んでから騒ぎ立てる姿は、まるで福田村の人々の集団ヒステリーとどう違うのか?と、ジャニーズファンではないけれど、ふと思ったり。
最後の最後に、ナタ?で瑛太を一撃にした妻の夫が帰るシーン…とても残酷と思った。私がその妻だったら気が狂うなと思った。
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