ベルサイユのばらのレビュー・感想・評価
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声優陣の豪華さ、若手も人気者が!
あえてストーリーは触れません。
昔の宝塚版は正直苦手で、あまり期待はしてなかったんですが、最後は在庫切れのパンフをサンプル品で良いからと買って帰るくらいハマりました。
歌はちょっと大げさ感ありますが、声優陣の実力に感動です。
豊永さんカッコよすぎです。歌声もおおらかな表現とアンドレの病んでる愛情部分とがとても素敵に表現されてます!
沢城さんの男前な部分と乙女な部分と揺れる感じがキュンです。
江口さんの男前力。紳士だー!
武内さんカメレオンボイスのええ声!今回は低めの感じでした。
それよりも何よりも重要なのは兵士達ですよ!
田丸篤志さん、山下大輝さん、鈴木裕斗さん、寺島惇太さん、TVアニメでは大人気の方々が、こんなところで!
兵士のシーンで田丸さんの声に気がついたときはヒャーっとなりました!
エンドロールでは確認しきれず、そのためにパンフ買いました!
が、パンフにも最後の小さいとこにしか書いてなくて。写メで拡大して確認しました(笑)
ベテラン勢と若手のバランス絶妙ですね。
声フェチとしては大満足。
ベルばら!
瞼が腫れるほど泣かされた!
その昔、一世を風靡した池田理代子さんの名作漫画「ベルサイユのばら」。テレビアニメ化され大ヒットしましたが、実は未視聴だったため、いつかは観たいと思っていました。それが、まさか令和の時代になって新たな劇場アニメ化作品として出会えるとは思ってもみませんでした。
ストーリーは、将軍家の娘でありながら家督を継ぐため男として育てられ、文武に優れた男装の麗人・オスカルが、フランス国王・ルイ15世の孫のもとにオーストリアから嫁いできたマリー・アントワネットを護衛する近衛士官を務め、彼女に終生仕える覚悟でいたものの、やがてフランス王妃となったアントワネットの浪費ぶり、スウェーデン貴族・フェルゼンとの不倫、国家の財政難への無関心、苦しむ国民への無理解などに加え、オスカル自身のフェルゼンへの想いもあり、オスカルは近衛隊を辞してアントワネットのもとを去り、衛兵隊を志願し、貧困に苦しむ国民の姿を目の当たりにして、幼い頃より自分に付き従ってくれたアンドレと共に反旗を翻し、民衆のために国王軍との戦いに挑むというもの。
率直に言って、めちゃくちゃよかったです。なんでもっと早く原作やテレビアニメを観なかったんだと、これまで先送りにしてきたことを激しく後悔するほどです。そりゃあ長編原作の内容がたかだか2時間の尺に全て収まるはずもなく、原作の魅力が十分に生かされているとは言いません。しかし、徹底的なスリム化を図り、舞台背景は冒頭でさらりと説明し、途中は歌とテロップで端折り、事後はエンドロールにかぷせ、力づくで完走させた脚本に拍手喝采です!
もちろん原作ファンには物足りない部分は山ほどあったと思いますが、自分のような”ベルばら”初心者には作品の魅力が伝わる十分すぎる内容です。なんと言っても全ての登場人物の心情に共感できるほど、人としての自然な感情が繊細に描かれていることが、本当にすばらしいです。中でもオスカルが、その生い立ちゆえに、自身を厳しく律し、秘めた想いに胸を痛める姿は、切なすぎて苦しくなります。一方で、己の使命に忠実に生き、アントワネットへの諫言も届かず、やがて民衆側に立つ姿は、激しく胸を打ちます。己の信念に基づいて激動の時代を駆け抜けたオスカルに、心を鷲掴みにされます。
そんな主人公オスカルにフォーカスしながらも、アントワネット、フェルゼン、アンドレ、の心情も丁寧に描き、さらにはルイ16世、ジェローデル、レニエらもわずかな登場シーンながらも十分に心情を察することができ、それぞれの思いが痛いほど伝わってきす。身分と立場ゆえの実らぬ恋の切なさや苦しさ、時代に翻弄されながらも命を燃やし尽くした生き様が、激しく心を揺さぶります。後半は溢れる涙を止められず、席を立つ頃には瞼が腫れあがっていたと思います。これで「薔薇は美しく散る」が聴けたら完璧だったのに、そこだけは残念でした。
いささか駆け足ではあったものの、本作を通して原作のもつ魅力はびんびん伝わってきたので、これを機に原作にも改めて触れてみたいし、往年のテレビアニメも観てみたいと思います。きっとさらに深い”ベルばら”の真の魅力が味わえるのではないかと思います。
キャストは、沢城みゆきさん、平野綾さん、豊永利行さん、加藤和樹さん、武内駿輔さん、江口拓也さん、入野自由さんら。本職声優陣のおかげで、安心して作品世界に没入できます。
ダイジェスト気味
原作漫画既読、アニメ未鑑賞での評価です。
少女漫画の雰囲気は苦手寄りですが原作が好きなこともあり楽しめました。省略されているところがかなり多いのは残念です。個人的な評価は星4ですが初めてベルサイユのばらに触れる方には分かりにくすぎると感じたので星3です。
悪い点
漫画が全10巻、アニメが40話なので丁寧に作るのは無理があり、話の深掘りはされないので原作を知らない方にはちょっと分かりにくい、知っている人も物足りなさを感じる事があると思います。
良い点
古い絵柄と今の技術を上手くマッチさせており、懐かしさもありながら綺麗で美しい映像を楽しめました。賛否両論あるとは思いますがミュージカル風にしてある事で駆け足なのが多少感じにくかったと思います。
おすすめできる人
原作が好きで現代の綺麗な映像でベルサイユのばらを見たい人
おすすめできない人
原作の細かい描写までないと我慢できない人、漫画・アニメを未履修で話を知らない人
オスカル素敵だった
アリかナシかでいったら、断然アリ。原作ベルばら×澤野音楽効果レ・ミゼで何か新たなものが産まれた
原作も70年代のアニメも観ていますが、この映画も楽しめたし、とても感動しました。
冒頭から唄い出された際には一瞬面喰らいましたが、「ベルばら=ミュージカル」、あーはいはい、そういうことね、、、。と頭を切り替えたら、以降は特に問題無く、すんなり受け入れられました(笑)
あの長いストーリーを2時間に入れ込むこと自体が土台無理なはなしだ、ということは原作やTVアニメ版を知る鑑賞者からしてみればはじめから全員一致して認識しているところですから、前半のかなりの部分が超っ早で過ぎ去っていくさまは、制作陣のある意味覚悟ガンギマリな方向性が垣間見え、むしろ爽快感さえ感じました。
それでもベルばらとして、抑えるべきところはしっかり抑えられていたし、伝えたいことの肝はきちんと伝わってきたし、オスカル、アンドレ、マリー=アントワネット、フェルゼンの4人の関係性をしっかりと描き出せていたのは素晴らしいと思いました。
もうね、デュバリー婦人のエピソードや、ジャンヌの首飾り事件、ロザリーとポリニャック伯婦人の因縁のもろもろ等は、後で原作やTVアニメ版でじっくり楽しんだらよいのですよ。
オスカルが自身の在り方に疑問を抱き始め、決起して後半にオープニングのあの華やかなテーマ曲が民衆の唄に様変わりした際には、唸りましたねえ。やはり澤野弘之の音楽はこういうところが侮れない。
確かにベルばらを観ているのに、あの一瞬だけは、レ・ミゼラブルの1シーンを鑑賞しているような錯覚に陥りました(誉め言葉)。
2時間では短すぎる。せめて3部作だったら、、、。との声にも十分同意はしますし、せめて3時間の尺があったらもう少しくらいいくつかのエピソードはゆっくり楽しめたのでは・・・とも思いますが、華やかなベルサイユ宮殿や豪華なドレスに身を包んだアントワネット、そして後半の戦闘シーンで描かれる民衆の一つ一つの動作物量など、かなり見応えがありました。
令和版アニメのベルばら、十二分に楽しめました。
映画製作に関わったすべてのスタッフ・キャストの皆様に、拍手です!!
内なる革命
壮大な歴史物語
漫画
「ベルサイユのばら」は
1972年に連載開始され
池田理代子先生の
美麗なイラストに
全国の少女から大人までが
魅了されたものです。
私は当時
小学生でしたので
テレビアニメ版で
その世界観を知りました。
50年以上 愛されてきた
「ベルばら」
その劇場版は
ミュージカルアニメとなり
素晴らしい劇中歌が
美しい映像と共に堪能できます。
エンドロールには
絢香さんの
「Versailles-ベルサイユ」
運命に立ち向かう
多くの薔薇たちの愛と
内なる革命が伝わってくるような
曲でした。
オーストリア ウィーンの
ハプスブルグ家の
女帝マリア・テレジアは末娘の
マリー・アントワネットを
政略結婚相手に
フランス王太子ルイ(後のルイ16世)
のもとへ嫁がせるが
まだ14歳のアントワネットは無邪気で
それはもう可愛らしくて・・・・。
一方、
王家の軍隊を統率していた
ジャルジェ家の6女として生まれた
オスカルは、
父から男として育てられた為
自分も男として生きていた。
そんなオスカルを愛していた
幼馴染のアンドレ
二人共 心の葛藤に悩みながら
この時代を生きていた。
登場人物も多い中
仮面舞踏会で
アントワネットと
運命の出会いをする
スウェーデンの
フェルゼン伯爵も印象的で
王妃との純愛に燃えるが
その事にオスカルが気付き
フェルゼンへ帰国を勧め
フェルゼンは去ってゆく
アントワネットの近衛連隊長に
なったオスカルだが
貧しさに苦しみ
王国側と対立した
国民たちの暴動を抑えようと
自らフランス衛隊の隊長に志願し
国民側に味方する。
ネタバレしたくないので
あとは、劇場で鑑賞して欲しいです。
ベルばらが初という若い方も
きっと切ない思いになって
涙する事でしょう。
来場者特典は
なんと、池田理代子先生の
原稿コピーが入った
サイン入り封筒が手渡されますよ
第2弾もあるそうです。
(キャスト)声優の方々の
お声の魅力もあり
とてもステキでした。
民衆のため爵位を捨て
命をささげた
オスカルの名言に
自ら選んだ道への覚悟が伝わってきます。
それにしても
ベルサイユ宮殿鏡の間
綺麗ですよね。
豪華絢爛
何とも惜しい
欧州をとことんコケにしてみた!
人物アニメーションやセリフは毎週やってる転生モノと同じくらいの手のかかり具合。
オジサンが転生したらバスティーユでクーデターを首謀していた件、とか、転生したら断頭台の露だった件、とか。
「幼女戦記」の悠木碧がなんで凄いかというと、フツー幼女的声質発声で軍隊率いたりすると「お婆さん声」になってしまうのにそうならなかったところ、と思う人は多いのではないか。だが、このベルバラ、皆さんベテランすぎた。
音楽は劣化版ディズニー。
歌詞にときどき出てくる英語もアメリカン風発音。アナ雪と女王つながり。
とにかくヨーロッパ的な、ロココ的な、かつての深田恭子的なそういうものは記号化すらされていない。
昔、旅行で訪れたベルサイユ宮殿の門の前に並んでいたとき「ここで宝塚演りたいよね」なんて無邪気に言ってた私ですらドン引きの「ナニコレ」である。
良かったが、時間短くて収まらない
不朽の名作「ベルサイユのばら」。
公開を楽しみにしていました。
悲劇のフランス王妃マリー・アントワネット、その愛人フェルゼンに、架空の人物オスカル。同じ年に生まれた3人が、やがてベルサイユで出会い革命に美しく散る・・・というお話。
「美しく散る」…アニメ主題歌から引用
テレビアニメ版は当時でも美しい映像だったので、作画は人物の顔を中心に、どんな風なのか気になっていました。やや幼く感じたものの、綺麗で満足です。
内容を知りつつも、やはりアンドレとの別れで泣いてしまいました。周りの方々、男性も泣いてらした。
今作で描かれなかったのが、
デュ・バリー夫人との確執(アントワネットの気高さがよく出てる)、史実にもあるという首飾り事件とか。
アンドレの失明の経緯が少し違ったり、あとロザリーもちょっとしか出なかったし、断頭台の場面はイヤだけど、そこまでがアントワネットの生涯では~と思うので、とにかく2時間では全部は描ききれない。なので、よくまとめたなあと感心して楽しめた反面、収まりきらないのが残念。
多分、若き日のナポレオン?と思われる人物が一瞬いたような??(原作では出てくるんですよね…。)
オスカルのフェルゼンに対する恋心とか、一応セリフなしの絵だけが流れる場面で出てくるけど、知らない人にはわかりにくいかなと思いました。(*ミュージカル部分)
声優は沢城みゆきさん、イメージどおりで良かったです!
音楽はあまり好みではなかったかなー。
*****
自分語りですみません。
池田理代子先生はすごい。
自分の場合は、小学生がこの作品にてフランス革命とアントワネット、ナポレオンなどの存在を知ったので、その功績は大きいと思っています。
原作コミックは繰り返し読み(今も捨てずに持ってる)、ベルばら大百科的な本も買い、テレビアニメも見て(♪バラはバラは~)、実写版映画をテレビ放送したのを見た事がある。
ついでに、宝塚版ベルばらをテレビでやってたのを、何故か父親と見た記憶があります。
…と思い出 暴走!
*****
入場者特典が封筒に入ってましたが、皆さんが手に抱えてシアターへ。会議とか就活なんかの説明会会場みたいだった~。
王道のベルばらが帰って来た!
想像していた以上にガッカリ
オープニングで腰抜かした。最近の学園アニメのようで…。
数十年前のテレビアニメではまり、西洋史の大学に進学したのだが、オスカルやアンドレが主人公とはいえ、ちゃんとした「フランス革命」という史実に基づいたストーリーなので、変な茶化しはやめてほしい。
宝塚もあることだし、ミュージカル的な要素もあってしかりとは思うが、日本語で稚拙な感じが否めない。
あとは、やはりこの大作を二時間程度の作品に収めているので、個々の話が薄い。
アントワネットとフェルゼンの話、オスカルの女装での舞踏会の話、アンドレの失明の話、フランス衛兵隊の内部の話などなど、後半の大事な部分が簡単に進むもので、全く感情移入出来ぬ間にオスカル果てる。
観客は自分以外に男性は独り。圧倒的に女性(当然か)。そんな女性たちの感想を聞いてみたい。
SNSの口コミではなく、原作と製作側を信じてほしい
ベルサイユの薔薇
前から気になっていたアニメ映画です。
子供の頃、飛び飛びでテレビアニメを見てたので、ちゃんとした内容がわかってませんでした。
今回の映画、ベルばらをあまりわからない人が観ても理解できたのではないかと私は思いました。
歌で表現の場面が所々ありましたが、私は理解出来ました。
ルイ16世の優しさ、こんな優しい人いる?と思ってしまったり。
私は、アントワネット、フェルゼンの恋も凄いなと思いますが、アンドレ、オスカルの愛が素敵です。
もっと早くお互いの気持ち知れたら、戦争がなく、平和な世の中だったら、こんなふうにならないのに。
身分違いで、一緒になれない時代。
辛いですよね。
オスカルの隊は最初みんなバラバラな気持ちだったのが、オスカルの愛情からみんな気持ちが一つになるところや、アンドレが亡くなっちゃったところ、オスカルが打たれたところ等で泣いてしまいました。
結構涙出ました。
短い時間でまとめたのは、凄いなと思います。歴史も分かるし。
子供の頃はどうだったかわからないけれど、今回の映画は私、オスカルが一番好きになりました。苦しい時も弱さ見せず、頑張るのってかなり精神力いることだと私は思いました。
声優さんも、昔の方々に負けず、良かったと思います❗️
新旧って、比べられて大変ですよね。
昔のテレビアニメが観たくなりました。
ドロドロ場面とかも好きなので、最初から観たいですね。
画像が人物の目がキラキラちっくでびっくりしましたが、観てると気にならなくなりましたよ。
お城や風景、アントワネットのドレス等、凝ってて現代技術だよねと感心しました。
またテレビアニメも観てみたいと思えたので、星つけました❗️
時代は変わる
初日のチケットをネットで予約。思ってはいたけど、やはり私が住む地方ではTVCMも流れてなかったので、余程注目してた人しか一日中来場はなかったようで、私が入った朝イチでも半分も観客がいなかった。その後はどうなのか気になるところ。
さて、私はこの原作とほぼ一緒に幼少期を過ごし、アニメに実写版映画公開そして、宝塚は初演の次の花組さんからずっとファンで、90年代のTVアニメをまとめた劇場公開。
この時はオスカルを戸田恵子さんアンドレを水島裕さんが声をあてられてたけど、そうした一連の作品を含めて、ずっとずっと昭和から今日まで古参ファンをやってきました。
今作品が公開となると、その前後から皆さん2時間枠にまとめられるのかと心配される声もありました。でも90年代の劇場公開では、当時まだ2時間枠なんて少ない時代で、私はビデオを持ってましたが確か1時間半あったかな?というものでした。だから2時間枠に入りきれないのは、腕の問題だろうと思ってました。
今回この作品を観て正直言って、ずっと頭の中に宝塚の舞台が重なって見えてました。(笑)前半の歌の多いこと??あれ、要りますか?歌で物語を語るならば、あのダンスは何?あの歌と共にの演出は?あれ、いらないと思いましたね。余計な演出をするよりも、後半のオスカルが革命へと歩み始める演出の方が、演出的にはまだ見れた方だと思いました。劇場に向かう直前に見た誰かのコメント。とてもよくわかる演出でした。
強いて言えば、オスカルとアンドレのベッドシーン。あれをほぼ原作通りに描いてくれたのは今回が初で、これ小学生大丈夫かって思っちゃいましたね。(笑)でもあれは良かったけど、亡くなってからの天国?アンドレのお迎えシーンなんて、やっぱ宝塚じゃん!(笑)まさかガラスの馬車が出てきやせんよなって、ひとりでつっこんでました。(笑)
全て入り切らないとして、最後の最後止め絵で言葉で歴史のその後を語ったことはまぁ〜ありとしても、やっぱり前半の歌とダンスと変なひらひら布切れ姿のアントワネットとフェルゼンなどやるならば、正統な絵で見せる物語で良かったと思いますよ。
歌も殆ど言葉がはっきり聞き取れず。目まぐるしく歌で演出するシーンでは、元々ミュージカル俳優でもある方の歌の上手さはわかりますが、正直誰がどのパートを歌っているか、パンフレットを見なきゃわかりませんでした。流石に市民まで歌い始めたらもはやバスティーユの恋人かレ·ミゼラブルかって…(笑)革命当時のパリの街並みも、実写版フランス革命の世界を表したフランスの映画やドラマハリウッドやイギリス映画も観てましたが、進撃の巨人ばりな木造建築はなかったかと…そして時代考証したという衣装も、残念ながら余程わかる人でないと普通に見てます。つまり残念なのです。
昭和のファンらは、ベルばらを見て読んでフランス語を学んだり何かしらの影響を受けてきました。新規のファンや原作を知らない方にはウケはいいかもしれないが、この映画を見てどれだけの学びをしようとしたお客さんが出るか。とっかかりにはいいかもしれないが、少女漫画そのもの斜線が入ったりガーン的な演出。お星さまキラキラハートもいっぱい目はチカチカ。(笑)
音楽も最後の最後バスティーユあたりの曲は好きだが、歌無しの曲だけで演出が良かったのではと、かなり好評よりも酷評しちゃいましたが、私は私の命の次に大切な大好きな大好きなベルサイユのばらです。
時代で変わるとしても、それぞれの人々の中にいるキャラクターたちは、今も昔も変わらずそこに生きている。そして物語も…
映画を見て殆どの方が無口に出入り口へ急ぎ。他の方もコメントしてたように、私的にもお口直しの原作を読みたいと思いました。
努力は認めるが、2時間も枠があってこれかって…のが、正直なところで何がしたかったの?ディズニー?宝塚のアニメ版?いやこれなら、もう舞台でミュージカルやったらどうなのかなって、作品としては可も不可もなくこんな世界が好きな人は好きなんだろなと、令和版には感情投入残念でした。
監督さんが生まれた年は、アニメ化の頃…その後監督さんは何処かで夢中になったんだろが、ダイジェストとしてはこんなもんでも、時代が変わりすぎてベルサイユのばらが好きだけど、歴史ロマンでなくて二組のラブロマンス見せつけられて終わりました。(笑)
何度も言うが、後半だけは良しとします。
原作へのリスペクト溢れるフランス絵巻
断片的にしか見た記憶がないTVアニメを駆け足で視聴してからの鑑賞。レビューに多くある様にかなりダイジェスト風な作りになっている部分は賛否のわかれるところだろう。
ただ、池田理代子先生のサインが入った来場者特典を見てふと気づいた。言い方は悪いがこれはMAPPA制作の壮大なPVなのだ、そう考えると美麗な映像(特に衣装と背景)と宝塚をオマージュしたミュージカルテイストも不思議とすんなり受け入れられる。少なくとも、久しぶりに原作を読んで次の特典でもう1度観てやろうかと思ったのだから制作陣の意図は正しいのかもしれない。
話は完全に逸れるが、女性が主人公(制作首脳陣も)で革命がテーマの作品の公開と週刊誌報道に端を発する一連の騒動が完全に重なるという皮肉。貴族と平民の断絶をマスメディアと視聴者とのそれに照らし合わせ、我が国のジャーナリズムの在り方とジェンダーギャップに革命の時は来るのか?などと考えを馳せながら鑑賞するのも一興だろう。
個人的には楽曲が好みではなかったのでやや辛口評価の☆3つ
初めての胸アツ感動ベルばら体験!
小学生の頃
テレビで毎週放送していた
「ベルサイユのばら」
社会現象になった当時の様子は
今でも明確に覚えています。
その時、気にはなっていましたが
観賞する事はありませんでした。
あれから40年以上の時が過ぎ
今回、妻に誘われて
初めて観賞させて頂きました。
感想は、、、
大大大感動!
オスカル、アンドレ、フェルゼンなど
登場人物達全てがとても魅力的で
一途で儚くも美しい
それぞれの生き様は
胸にくるものがありました。
己の運命を受け入れて
国を愛し、愛する人々の幸せを願い
正義を求めて懸命に生きる姿に
思わず涙する場面が
何度もありました。
完全に
ベルサイユのばらの世界に
入り込んでいました。
オスカル!
と叫びたくなる自分がいました。
観賞後しばらく
余韻に浸っていました。
予告を観て気になりすぎたので鑑賞してきました!原作もほぼ知らないけ...
全95件中、21~40件目を表示