「音楽と映像美に圧倒された」ベルサイユのばら みかんさんの映画レビュー(感想・評価)
音楽と映像美に圧倒された
遠い昔に原作を読んだきりで、劇場版「ベルサイユのばら」はちょっと懐かしく軽い気持ちで観に行きました。
こんなに素晴らしいと想像もしていませんでした。もう4回観に行ってます。
原作漫画を買い直して読み返しました。
作者・池田理代子さんがおっしゃるとおり原作に忠実に作られているのがよくわかります。
特にラスト30分は見るたびに心を揺さぶられます。
ベルばらは旧作アニメ、宝塚の上演など思い入れのあるファンの方が多いのでレビューが辛口なのは仕方ないかも知れません。
私とは別に、ベルばらを全く知らず白目ギャグのイメージで観に行った娘(27歳)が
「すごく良かった感動した!ベルばらってあんなシリアスな話だったの?」と言って再度観に行ってます。
ストーリー、映像美、音楽が素晴らしいのは言うまでもなく、ベルばらは大河ドラマであり女性として人間としてどう生きるのかという現代に相応しいテーマが根底にあります。
若い層にこそ観てほしい作品です。
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