「原作を理解して制作したのか疑問に思う」ベルサイユのばら せーらさんの映画レビュー(感想・評価)
原作を理解して制作したのか疑問に思う
オスカルの気高さが何一つ表現されていない。常に凛として、男性の中にあっても実力で周りからの信頼を勝ち得たオスカルは、部下の前で涙を流しながら訴えるような女々しい人ではない。マリー・アントワネットが次第に周りによって悪女のように仕立てられていく経緯も、最期は誇り高く散ったこともしっかり描かれていない。
オスカルとマリー・アントワネットの絆もちゃんと描かれていない。酷い内容だったと思う。
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