「べるばらTimlyアクエリアス!!」ベルサイユのばら Starseekerさんの映画レビュー(感想・評価)
べるばらTimlyアクエリアス!!
原作、舞台とも未見でべるばら初めて見るけど期待通り、否それ以上だ!絢爛豪華な王侯貴族の世界と虐げられた民衆の蜂起というフランス革命期のコントラストを人間ドラマの愛憎劇を絡めて昇華した物語は見事だと思った。
原作の出来の素晴らしさは推して知ることができるし、この映画単体をとっても初めてべるばらに触れた私のような者にも分かりやすく尚且つ感動を与えてくれる見事な構成になっていると思う。現代アニメの映像技術で表現された美しいキャラや背景のヴィジュアルは見事。途中の挿入歌の部分はまさにミュージカル風にもっとダンスを取り入れた演出をしてもよかったかも。
このシーンを見て宝塚のミュージカルやその他の舞台演劇も観てみたいとおもった。
それはともかく沢城みゆきさん演じたオスカルは素晴らしく凛としたその姿と内面の鮮烈な美しさを最大限に表現していて、TVアニメとしてリメイクされたらこの人しかキャスティングできないと思った。
そしてスピリチュアルやな観念や占星術から見た世界観やを知る私としては個人的にこれは当にエネルギー的に今の時代を象徴するの映画で、タイムリーベストなタイミングで上映されたものだとおもった。
スピ的な表現で言うと古い時代のエネルギーが淘汰され、新しい2000年紀の始まりと風の時代到来を告げるに相応しいあいが映画だと感じた。
なぜならフランス革命期も丁度今の時代のように古い時代の破壊と再生を司る♇冥王星が♒水瓶座という変革のサインである星座に滞在していた時期に起こったものであるから。フランス革命のスローガンとされる自由・平等・博愛はそのまま水瓶座のテーマそのものでもあり、製作陣やプロデューサーなどに占星術の知識に長けた人がいたのではと思えてならない程にベストなシンクロニシティ(共時性)!これ以上なくタイムリーなタイミングなんだよね。
そう考えると現代のロシア✕ウクライナ戦争が収束に向かいつつある現状など、様々な変革の流れは時代の遷移に伴い天の星々が起こした運命的な出来事と思える。
そして、オスカルというアニメ史に燦然と輝く金星のうような傑出したこのキャラクターは自由、平等、博愛を信じてあらゆる理不尽や偏見、抑圧からの人間の解放のために今尚戦い続ける真のヒーローであり、その姿を見た現代の人々を力強く勇気づけて前に進ませてくれる。約50年ぶりにベルばらが復活した意義がここにあると思う。この不滅の名作を生み出してくれた原作者池田先生に心から感謝しています。ありがとうございます。🙏
そしてこの映画を観て素晴らしい感動を得られた幸せに素直に感謝したい。製作スタッフ・キャスト一同にとても感謝しています。ありがとう!!✕3☺観てよかった!!ブラヴォ!ブラヴォ!!Bravo!!😄😆
