「大戦間の狭間・・・ファシズムの台頭」アムステルダム よしさんの映画レビュー(感想・評価)
大戦間の狭間・・・ファシズムの台頭
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第一次世界大戦直後。将軍とその娘を殺した犯人を追う、3人の男女の活躍を描く物語。
鑑賞後にWikiで確認したところ、興行成績が振るわず大赤字だったようですね。また、評論家筋の評判もあまり宜しくないようです。
残念ながら、そんなwikiの情報通りの作品でした。
贅沢な配役、名声通りの見事な演技を魅せる俳優陣。豪華なセット、二つの大戦の狭間の不穏で混沌とした雰囲気。でも、軸がなく散漫とした印象が強く、心に残りません。
サスペンスなのか、時代なのか、それとも人種間の恋愛なのか・・・すべて中途半端な映画だと感じます。
ファシズムと共産主義が台頭する混沌とした時代をしっかりと活写した方が、映画全体を締まったように感じます。
私的評価は、やや厳しめです。
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