「自宅が陥没?!逞しい人々の奮戦記!」奈落のマイホーム ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
自宅が陥没?!逞しい人々の奮戦記!
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いや~、微妙ですね。面白いことは面白いんだけど・・・
やっと購入したマイホームが、地盤沈下で地下500メートルまで落ちてしまった。
偶然居合わせた会社の部下、イマイチ反りが合わない隣人と共に、サバイバルが始まるという話。
でもね、何でかな?
冒頭からのコメディタッチ。
それはそれで面白いのかもしれないけど、このてのパニックものには合わないんじゃないかな。何もかもが嘘っぽく見えちゃう。(コントみたい)
そもそも、シンクホールで地下500メートルまで落下するってのがあり得ないだろうって思っちゃいます。いいとこ、20~30メートル程度だと思うんですが・・・
まぁ、その程度じゃお話にならないから仕方ないか。
【ネタバレ】
サバイバルには必須である感動シーン(生還しての再会。身近な人物の死)もしっかり盛り込まれてはいるのですが・・・
このての映画で、ご都合主義は当然ということは理解しているんだけど、それをいかに本物っぽく見せるかが作品の良し悪しじゃないかな。コメディ色の強いせいで何もかもに真実味が伺えない。
本来なら、感動となるラストの生還シーンですら、失笑してしまった。
だってそうでしょう。500メートル以上の穴が水没する雨ってどんな降水量なんだろう?
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