大名倒産のレビュー・感想・評価
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ドッカンドッカン
ドッカンドッカン
ウケてました。
平日、昼間、
客席は半分以上入ってました。
大人数で観る幸せ。
やり過ぎかな?
という内容を吹き飛ばすくらいに笑い声にあふれてました。
笑い声に包まれる幸せ。
どれだけスピーカーがサラウンドしても、
複数の笑い声には勝てない。
エンドロールで、
笑い声が出るのは、
ピクサー以来?
出口で年配の方々が、
口々に楽しかったー!
と。
小四郎の成長記としても良く出来た構成で、実直で愛すべき役柄は神木にぴったりです。
原作は浅田次郎の同名時代小説。借金を抱えた藩を救済できるかどうかというテーマは、現代の日本が抱える課題にも通じます。
江戸末期。越後・丹生山藩の鮭売り・小四郎(神木隆之介)はある日突然、父から衝撃の事実を告げられます。なんと自分は、徳川家康の血を引く、大名の跡継ぎだと!
突然、藩主になってしまうという華麗な転身を遂げたと思いきや、実は石高3万石と幕府から目されていた越後丹生山藩ではあったものの、実は借金だらけだったのです。その金額は実に25万両(現在の金額で約100億円)という途方もないものでした。よほどの奇跡でも起こらない限り、越後丹生山藩が多額の借金により押し潰されて陥落してしまうのはもはや時間の問題、という状況にあったのです。
先代藩主の一狐斎(佐藤浩市)は小四郎に「大名倒産」、つまり計画倒産を命じます。全ての責任を小四郎になすりつけ、切腹させようという何とも理不尽な理由で家督を譲ったのでした。残された道は、100億返済か切腹のみ!
窮地に立たされた小四郎は、幼なじみのさよ(杉咲花)や兄たち(松山ケンイチ、桜田通)、家臣(浅野忠信)らとともに、節約プロジェクトを開始します。しかし江戸幕府に倒産を疑われ大ピンチ!
金がないのに次兄の結婚や参勤交代と、次から次へと難題が降りかかります。小四郎は、越後丹生山藩を潰すまい、そして領地の民を苦しませることはさせまいと奮闘するのでした。
現代のリサイクルやシェアハウスに置き換えられる節約術の描写が分かりやすく、笑いを誘う。小四郎の成長記としても良く出来た構成で、実直で愛すべき役柄は神木にぴったりです。優しくて、でも、芯が強くて。そんな小四郎の魅力を、神木は表情の豊かさでみせつつ、安定感抜群のコミカルな演技で笑いの渦に巻き込こんでくれました。
本作は一見すると馬鹿馬鹿しいドタバタ喜劇に見えます。しかし前田監督が、自ら原作を読んで映画化を企画したのは、「これはリーダー論だなと思った」から。意外と真面目な動機だったのです。そして知恵と工夫で藩財政の立て直しに取り組む小四郎が、「私心を捨てて、民のことを考える理想のリーダーで、痛快で格好いいと思った」というのです。「社会のひずみとかゆがみを変えていかないといけないよねと、コメディータッチの映画を通してお客さんに伝えたい」と話しています。
前田監督は、原作の時代劇という枠組みにも引かれたそうです。「システム的にいろいろな問題が起きている状況は、現代の状況にも似ているが、それを現代劇で見せると、とても真面目で堅苦しいものになってしまう。原作がすごいのは、ユーモアのある時代劇として描き、エンターティンメントになっているところだった」といいます。
前田監督といえば、最近作で高齢者介護について重厚な問題提起を行った「ロストケア」でい、高く評価されました。「今は、いろいろなことを人任せにできない時代。『一歩前に踏み出しなさい』とまでは言えないけど、映画を見てそうだよな、と思ってくれるといい。映画にはそういう力があると思う」と前田監督は語ります。わたしもそんな映画の力を信じたいと願っています。
時代劇に詳しくなくても見れる
普段見ないジャンルだが時間があったので鑑賞。
時代劇はあまり見ないが、お金の価値などの解説が入ったり現代の言葉遣いも多かったりで分かりやすかった。
ただコメディとして120分は長いかなー。
100分くらいだとさっぱり観れたかも。
「老後の資金がありません」と同じ監督と聞いて納得。あちらも経済的な事柄を扱っていたけどコメディベースで細かな笑いの要素も多く楽しい作品だった。
鑑賞中も所々で笑いが聞こえてきた。私は声が出てしまうほど面白さは感じなかったが…。
藩の人たちの固いやり方に若者が口を出し藩を立て直していく様が面白い。トップの人が自分の組織の経済状況を知らなかったりお金の管理は部下に丸投げって実際にあるんだよな。
小ネタが多くて笑いポイントを作ってるなーって感じだったが、一つだけ冷めてしまったのが小四郎がカメラ目線になってさよに「どこ見てんの?」って言われるシーン。ウケを狙う映画やドラマにありがちだけどカメラ見るネタは寒いからやめた方がいいと思う…
さよというか杉咲花が可愛すぎる!最後二人くっつくのかと思ったけどくっつかなくてよかった。コメディは恋愛なしの方が面白い。
客層中高年多かったからお年寄りとかは楽しめそう!
痛快の一歩手前
わかりやすいコメディで
ストーリーも良かったです。
ただ、1週間経って
思い出しながら、レビューを書いてますが
あんまり、思い出せない
鼻水
鮭
榮倉奈々かわいい
くらいの映画でした
そういえば、面白かったので
テレビでやったら、また観ようかな
くらいの作品です。
見て良かった映画でした
子供と見に行ったのですが、展開が早く飽きなくて心掴まれたまま電気がつくまで見ていられた映画でした。今は東リベやインディー、スパイダーなど話題の映画が多い中…埋没してしまうにはもったいない映画でした。子供も面白い映画だったと絶賛で、人の心の動きが見えて金銭感覚の見直し、金がどんなところにあるのか、社会の不条理を見ることもできたし、やっぱり人の心は大事なのだと再確認できました。俳優さん目当てで来られてる人もいると思いますが、みんないい味出してました。ゆうしょくにしゃけが食べたくなり、早速、買って、家族で映画の話をしながら、美味しく食べました。面白かったし泣けたし心が前向きになれる映画でした。大名倒産幸せ感を有難う〜。
まぁこんなもんよね
原作知らない&事前情報も映画館の告知のみで見に行きました
全体的に良くもなく悪くもない冒険してない内容だったのかな〜
めちゃくちゃ面白いってわけでもないしめちゃくちゃつまらないって内容ではない
良かった点は演技が良かったところと借金返済という所がブレずに最後まで進めていたところですかね その裏で命の大切さとか家族愛も少し描きつつで
悪かった所は一番最初にエンドロール後になにかあるから見てね〜って出たとき一気に心が離れていきそうで出鼻くじかれました😭w
えっ…そういうので釣らないといけないくらいの内容なのかと不安に感じました…
ちゃんと最後まで見るので作った映画に自信持ってくださいよ!
あと神木くんの素朴な感じいいんですが驚いたやつがくどい(笑) そんな感じの演技プランして言われてるんでしょうけど…
コミカルで軽快爽快な時代劇!
私は元々コメディベースでバランスの取れた作品が好きなタイプなので、
めちゃめちゃ肌に合って楽しかったです!
キャラクターの振る舞いや演出が徹底して漫画調で、
難しいことを考えすぎず楽しく鑑賞することが出来ました。
さよがちゃきちゃきしてて小気味良かったですね!大好きになりました。
天元屋の女将のキャラデザ(?)はものすごい吹っ切れ方をしていて、
それがまた作品の世界観を丁度良く固めてくれていてよかったです。笑
この他の登場人物達も一人残らずキャラが立っていて、
なんというか重箱の隅まで楽しませてもらえたような気持ちでした。
ほどよい伏線の散りばめがあったりしつつもお話自体大変明快ですし、
シリアス思考の人以外なら老若男女誰にでも
安心して勧められる良作じゃないかなと思います!
追記
冒頭のエンドロール後まで観てね!の案内、めちゃくちゃ有効だったと思います。
今まで観客平均年齢高めの作品だと、エンディングが始まった途端に帰りだす人がびっくりするほど多かったんですが、今作では全員ちゃんと作品が終わり切るまで着席していました。
エンドロール後までちゃんと観る感覚が根付いていない世代も多いことを分かってくれてる親切設計で、そのあたり含めても間口の広い作品なんだなぁと思いました。
主演2人の魅力が詰まっていて、かなり笑えた
原作は読んでいませんが、ゲジゲジ眉の侍が出てきた辺りから妙におかしくて、かなり笑えました。
主演の神木隆之介さんと杉咲花さんの魅力がよく出ていました。花ちゃん主演だから当たりの映画と思っていましたが、本当に当たりでした。小さい体で元気に動きますね。
他の役者もオーバーなリアクションで笑いを誘います。
借金返済の時代劇ですが、ナレーションも入り分かりやすく、幅広い年齢で楽しめるかと思います。
あとは笑いのツボにはまるかどうかだと思います。個人的には、「引っ越し大名」より面白かったです。
とにかく笑えて楽しめる。
テンポよく、笑いもあり、そして何より皆んなで楽しんで映画を創り上げた感が伺える。なので観ているコチラも楽しんで観れました。ストーリーも面白く、めげずに頑張る大名や仲間たちに笑いながら応援してました!時間の制約に無理ある所とか時代劇にあるまじき斬新な色使いとか、細かいことは気にしちゃダメダメ。こういう世界観なんだな(笑)
あと、トンボは勝ち虫って事で着物柄とか風景に出たりしてたのかなー…とか、しゃけむすび食べたいとか感じました。
そして何よりびっくりしたのは前田監督の前作「ロストケア」であんなにシビアな演技をさせていた松山ケンイチさんを「大名倒産」では鼻水を垂らしたアホ兄として起用した前田監督の演出!監督、無茶させるな〜。と、それを見事なまでにやり遂げた松山ケンイチさんの振り幅に感銘を受けました!
とにかく笑えて楽しめる映画だと思います。
技あり!
最後まで面白かった。
演出で技ありだったのが言えないけど
なんとなく、ぼーっと観ていた場面が
あとから重要な場面だと気づいた時に、やられた印象は受けました。仕掛けありです。
ダークサイドだったあの人が寝返る瞬間だったのと
血は争えないかと。
そしてシリアス派な浅野忠信さんが、コミカルな映画に出ているのも斬新でした。
突っ込みどころもなくは無いけど、 楽しく見られたからそれで良い エ...
突っ込みどころもなくは無いけど、
楽しく見られたからそれで良い
エンドロールまでずっと出演者が楽しそうで、
こちらにも気分が伝わってくるのも良い
湯道もそんなだったな
コメディ時代劇
原作未読。芸達者な役者さんが多かったので最後まで飽きなかった。誰がほんとの黒幕か探りながらあれこれ模索しながら観賞出来た。大体想像は出来た。
只、笑うシーンが余りなかったと思います。人によって違うとは思うがもう少し振り切ってもよかったかなと思う。浅野忠信さん、勝村政信さん、宮﨑あおいさんらが弾けるシーンがもっとあれば笑えたかもしれないです。
観賞される場合は緩い感覚で観た方が楽しめると思います。
泣いて、笑って、楽しみたかった。
予想はできてたんだけど、一番大きなスクリーンで上映してたから(なんで? フラッシュやアリエルしてるのに)
今の時代にのんきに映画館に映画観にきてる年寄りにはこんなの見せとけば満足するやろって思いながら作ってるんだろうな。
まぁのんきなんだから仕方ないか。
こんな映画観にくるやつらにはこんな演技しとけば笑うだろって思いながら演技してるんだろうな。
この映画のラストシーンはエンドロールの後にありますって、ラストシーンの後にあるからエンドロールだろ。
神木隆之介と杉咲花と佐藤浩一はさすが主役張るだけあって、どんな作品のどんな役でも輝いてるね。
コメディのセンスのある人とない人がはっきりしてよかった。(俳優だけじゃなく)
素人なんか出さずに、ふざけるなら、もっと真剣にふざけてほしかったな。
神社で首吊る? そこは切腹でしょ。
昔のお正月映画みたいでにぎやかでよかったね。
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