ガール・アンド・スパイダー
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解説
スイス出身、ドイツで映画制作を学びを学び、初の長編「ストレンジ・リトル・キャット」が各国の映画祭で数多くの賞を受賞した双子の兄弟ラモン&シルバン・チュルヒャーの長編第2作。第71回ベルリン国際映画祭でプレミア上映され、2021年カイエ・デュ・シネマ誌ベストテン第8位に選出されるなど高い評価を得た。
リザは、マーラとマルクスの3人でシェアしていた部屋を出てひとり暮らしを始めるため引越しをする。新しい生活を楽しみにするリザだったが、ルームメイトのマーラは取り残されたような気分で、心情は穏やかではない。リザの母親アストリッドも引っ越しの手伝いに訪れ、引っ越し先の部屋にはそのアパートの上下に住む新たな隣人たちなど、多くの人が集まってくる。その夜、リザの送別パーティが開かれるが、そこには男と女の嫉妬や狂気が渦巻き、事態は思いがけない方向へと転がっていく。
主演はNetflixオリジナルシリーズ「トライブス 明日を拓きし者」のヘンリエッテ・コンフリウス。「ストレンジ・リトル・キャット」ではラモンが単独でメガホンをとり、シルバンは製作を務めたが、今作では兄弟で監督・製作・脚本を務めている。
2021年製作/98分/スイス
原題または英題:The Girl and the Spider