METライブビューイング2022-23 モーツァルト《魔笛》のレビュー・感想・評価
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マリオネットで『魔笛』
アリアが綺麗な曲ばかりで、音楽は聞いていたが、思わず寝入ってしまった。もう一度見なければならないかも。内容は分かるが、夜の女王の有名なアリアを見逃した。目を閉じていたので、動作を見落とした。
さぁ、もう一度見たいが、これから旅行へ出かけるので、上映中に戻れるか?
もう一度見ました。ペーター・シュライヤーも見ました。やっぱり、凄く良かった。
パパゲーノのアリア『恋人か女房があればいいが』と夜の女王のアリア『地獄の怒りが私の心で煮えたぎっている』がはっきりと見れて嬉しい。ポール・マッカートニーのオブラディ・オブラダをパパゲーノのアリアで、連想してしまう私は異常だろうか?どちらも名曲だ。
夜の女王から逃れようとするパミーナを見ていると、良い意味で、女性は母殺しができるのかなぁと感じた。
2024年8/25 ウィーンにて
マリオネットで『魔笛』を鑑賞した。真剣に凄すぎる。凄いのは5歳から7歳位の少女少年が騒がすに聴き入っている。勿論、口パクだが、彼等はこの年齢からモーツァルトやオペラに親しんでいるのだ。日本ならアンパンマ◯やドラえも◯を見るように。
なんか脱亜入欧が正しく思えて来る。
50年前の「タミーノ」役はペーター・シュライヤーでした
50年振りにモーツァルトの「魔笛」を観ました。演出も斬新で現在風にアレンジされ、楽しく観ることが出来た。
「夜の女王」役のキャスリン・ルイックのコロラトゥーラ・ソプラノは秀逸でしたし、「3人の童子役」に少年のボーイソプラノを使ったのは正解だったと思います。
ただ残念なのは、主役の「タミーノ」役にローレンス・ブラウンリーを使ったことです。
小太りな黒人が王子役を勤めた結果、「パミーナ」役の細身で長身なエリン・モーリーとは全く不釣り合いで、二人のジュエットは興醒めで、目を瞑って聞いていました。
やはり、ローレンス・ブラウンリーは「モノスタトス」役が適任だと思う。
因みに50年前の「タミーノ」役はペーター・シュライヤーで最高でした。(但しMETではなくベルリン国立歌劇場でしたが)
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