「伝説のオーパーツ」アバター ジェームズ・キャメロン 3Dリマスター ますぞーさんの映画レビュー(感想・評価)
伝説のオーパーツ
ジェームズ・キャメロン
カナダ生まれの脚本家・映画監督
幼少期「2001年宇宙の旅」に魅せられ
「スター・ウォーズ」観たときに
仕事も投げ出して映画の世界に飛び込み
B級映画の帝王ロジャー・コーマンの
下で映画を学びヒット作「ターミネーター」
の脚本・監督で注目を浴び「エイリアン2」
などあっという間に名が知れ渡り
駆け上がり「アバター」「タイタニック」
で歴代興行収入1-2決めたこともある
お化けヒットメーカー
VFXも最先端CGも貪欲に取り込み
映像であっと言わせる事が身上
作り込まれたSFの世界観に加え
実銃をベースにした架空銃のデザインも
こだわりがありとにかく印象に残る
アクションシーンが特徴
前述の通りアバターは2009年に公開され
世界中を魅了し28.78億ドル(4156億円)
と言う恐ろしい数字をたたき出した
今作は12月の新作公開にともなった
13年前のリマスター版
とまあこんな事言ってますが
今回がアバターは初見でした
感想としては
SF映画としても
キャメロン映画の集大成のような感じ
ジャパニメーションのような要素
てんこ盛りでエンタメ作品として
上等に仕上がっており
何より13年前のブラッシュアップ版と
言うことで13年前版も少し見ましたが
そんなに大きく変えてないところに
時代を越えたオーパーツだったんだな
と改めて思いました
今回で思ったのは
キャメロンの映画って
なぜか危機を切り抜ける
なぜか新しい力をすぐ使える
といった「主人公が特別」
であることを大前提に描くから
テンポがいいんだなと
日本のアニメとかって
「僕はどこにでもいる普通の高校生」
とかって説明からくどくどやるじゃ
ないですか
あれいらないんですよね
どっちみち主人公補正するんなら
どんどん最初からやればいいのだなと
成りすます事でナヴィの文化を
知るごとに現実の自分とのギャップに
苦しむとことかも現代のSNS社会を
予見してますし全く今見ても
色あせないテーマを
全然説教くさくならずエンタメ作品に
消化させてるのは恐れ入りました
ただキャメロン作品
毎度あまりにうまくまとめすぎてて
続編どうするの感も毎度感じます
ターミネーター2は大きく役割を変え
最新VFXも取り込んで大当たりしましたが
そのような余地がどのくらい続編にあるか
見物ですね