劇場公開日 2022年11月25日

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ビー・ジーズ 栄光の軌跡のレビュー・感想・評価

全22件中、21~22件目を表示

5.0ビージーズとの出会いは「小さな恋のメロディ」

2022年11月25日
スマートフォンから投稿

泣ける

興奮

幸せ

中学1年の時に、初めて自分の意思で観たいと思って観に行った映画が「小さな恋のメロディ」。そのサントラ盤に多く収められていたのがビージーズ。お小遣いが少ないのに、なぜか買えたそのレコードは、一生の宝物だった。
今回の映画では、そのアルバムの収録曲は1曲だったが、バラードだけでなく、ビージーズのすべてが詰まった映画。感動しました。

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追憶

4.5Bee Gees are stayin’ alive.

2022年11月7日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

興奮

ビー・ジーズの事は、申し訳ないが『サタデー・ナイト・フィーバー(以下SNF)』の提供曲で当てた一発屋的グループだとばかり思っていた。
ところが、SNFよりも前にヒット曲を出していた事(そういえば『小さな恋のメロディ』の主題曲も彼らだった…)や、ギブ3兄弟のロビンが一度脱退していた事があったとは知らなんだ。兄弟での音楽活動がいかに難しいかをノエル・ギャラガーやニック・ジョナスに語らせているあたり、説得力十分。
寝不足状態で観たため正直序盤はウトウトしかけたが、中盤以降からの音楽業界での浮き沈みには単純に驚くしかなかった。超絶大ヒット曲が歌い手を苦しめるというのはよくあるが、ビー・ジーズへのそれは強烈。SNFのヒットが思わぬ混乱・暴動を招いていた事も初めて知った。
紆余曲折あった後、兄弟で存命なのはバリーだけ。その彼が一人で歌う『スティン・アライヴ』の重さたるや。「僕らの音楽には生き続けてほしい」は、業界の酸いも甘いも嚙み分けてきた彼しか吐けない。
ドキュメンタリーだけど伝記ドラマもののような構成なのは、数々のブロックバスター映画をプロデュースしてきたフランク・マーシャルが監督を務めたからかも。
今年もミュージシャンが被写体のドキュメンタリーを沢山観てきたが、その中でも本作は出色の出来映え。

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