ビー・ジーズ 栄光の軌跡のレビュー・感想・評価
全27件中、1~20件目を表示
グループの来歴をよく知るファンより、ライトな洋楽好きの方が満足度高そう
1970年代から洋画や洋楽に触れてきた世代のうち、イギリスの映画「小さな恋のメロディ」に挿入された「イン・ザ・モーニング」「メロディ・フェア」「ラヴ・サムバディ」でビー・ジーズに出会ったという人がかなり多いのではないか。わが家では兄が購入したサントラのLPをよく聴いていて、私自身も映画のラストに流れるCSN&Yの「ティーチ・ユア・チルドレン」とともに、美しいコーラスワークとアコースティック寄りのポップサウンドに酔いしれたものだった。
そんなわけで、映画「サタデー・ナイト・フィーバー」の大ヒットとディスコブームの到来に合わせて日本でも流れまくった「ステイン・アライヴ」「恋のナイト・フィーヴァー」のディスコサウンドとファルセットボイスには面食らったし、当時愛聴していた60年代のビートルズやストーンズ、クリームやフーに比べたらちゃらちゃらして軽薄な印象も抱いていた。
だからこのドキュメンタリーを観て、あのサウンドの変遷は、エリック・クラプトンに勧められてマイアミに行き、現地やニューヨークの音楽シーンから受けた影響が曲作りに反映されて生まれたものだったと知り、なるほどなあと感心した次第。グループのファンにとっては周知のエピソードも多いのだろうと推測されるが、私を含めビー・ジーズの代表曲なら聞き覚えがあるという程度のライトな洋楽好きの方がより楽しめるドキュメンタリーではなかろうか。
「ステイン・アライヴ」の歌詞について、ニューヨークでのサバイバルを歌っているとの証言があったけれども、ソロで成功した末弟のアンディ、そしてメンバーである2人の弟モーリス、ロビンが死去し、映画のラストでただ一人生き残ったバリー・ギブがソロコンサートで「ステイン・アライヴ」を歌うパフォーマンスには思わず涙が出た。
みんな去ってしまった
ピーター・バラカン氏のトーク付上映会にて鑑賞。
「マサチューセッツ」や「ホリデイ」からビー・ジーズを知った者からすると、「サタデー・ナイト・フィーバー」のサントラを初めて聴いた時は変節と思ってしまったのだが、こうして全貌を俯瞰してみると、実に多様な曲を作ってきたことがよくわかる。良いメロディーも本当に多い。彼らの“軌跡”を描くドキュメンタリーなので仕方ないのだが、どれも断片的でフルで聴けないのが物足りない。個人的には「ジョーク」が一番好きかも。映画「1秒先の彼女」のエンディングで流れたのが印象的だった。
ベット・ミドラーのアルバムのプロデュースで名を知ったアリフ・マーディンが、ビー・ジーズとも浅からぬ縁があったのが意外だった。それを言うなら、王道のヒット映画のプロデューサー、フランク・マーシャルが監督というのも…。ビー・ジーズのファンなのだろうか。実に盛り沢山の映像素材をよく集めてきたなという感じ(さすがに画質はよくないが)。
弟たち3人に先立たれた長兄バリーが一人ステージに立つ姿が気高い。まだよく声も出ているのにびっくり。そのあたりで少しうるうるした。
ビー・ジーズがますます好きになりました。
私自身、コアファンと言うほどのものでは無くビー・ジーズのメロディが心地よくて聞いていたと言う位のレベル。自分で選んで初めて観た「小さな恋のメロディ」で聞いた曲からファンに。映像を観てすべてが知らないことばかりで驚きっぱなしだった。無名から世界的なグループに成長する中で、何度も何度もグループの危機が内部から、そして外的な要因から襲ってくる。もう、これでビー・ジーズも消滅か?と思われてもその度に復活してきた。子どもの頃から自分たちは三つ子のようだと自負する3兄弟の関係が、離れてもまたくっ付きあって再結成できたのだろうと感じた。最後にバリーは「弟たちが戻ってきてくれるなら、成功はいらない。」と話すが、年齢を重ねた今だからこそ、尚更そう思えるのだろう。寂しさがヒリヒリと切なく感じた。笑われそうですが、私の葬儀の葬送曲として「イン・ザ・モーニング」「若葉のころ」「メロディ・フェア」を用意済みです。実際に使ってくれるかは疑問ですが。
懐かしい
ビージーズと言えば、小さな恋のメロディ、サタデー・ナイト・フィーバーがすぐに脳裏をよぎる。
サタデー・ナイト・フィーバーが一世を風靡し、日本でも新宿あたりのディスコではビージーズ、アラベスク、ビレッジ・ピープルが夜通しかかっていた。横須賀に寄港したエンタープライズからの船員などを見ることも出来た。
当時は分からなかったが、ディスコ全盛と同性愛者の運動がつながっていたことを、この映画を見て初めて知った。ビレッジ・ピープルとかがもてはやされていたので、言われてみればだけど。
その後、ビージーズがディスコ排斥運動の対象になった事は知らなかった。随分と苦労した様子。日本ではディスコからクラブへと移っていったが。バブルの崩壊ともに下火になってしまった。
いずれにしても、音楽以外は私にはあまり縁の無い世界であった。
あの時代を共にした
世代だけど、知らなかったことばかり。
曲はどれもよく耳にしたけど、大ファンというわけではなかったし。
しかし、パワフルな時代だったなぁ、と改めて思った。
自分はそこに参加していたわけではないけど、同じ空を見て、空気を吸っていたわけだから、それだけでも感慨深い。
それにしてもものすごい楽曲の数!
紆余曲折の人生、最後まで生き抜いたお兄ちゃん。
弟達全員を見送るとは、なんとも切ない。
ディスコが流行り過ぎてあんなことになるのもすごい。
流行のパワー、あそこまで溜まって爆発するものは今はないんじゃないかな。
ちなみに、ジョン・トラボルタはグリースの方が好きだった。←聞かれてない
ドキュメンタリー映画だから生の?声を聞けるのは嬉しいかもだけど、願わくばもう少しじっくり聴きたい曲ばかりだった。
やや詰め込み過ぎで、目まぐるしくシーンが変わるので忙しかった。
もちろん家に帰ってYouTubeでも聴けるのだけど。
彼らの功績を伝えるには2時間ではとても足りなかったんだろうなぁ。
美しく響いた ファルセットボイス たーまーりーまーせーん。(^Q^)/゚
ただただ懐かしい
小学生の時、ラジオから流れるマサチューセッツの美しいメロディに魅せられ、ボクは生まれて初めてレコードを買った。370円のドーナツ盤。その後、ビージーズはヒット曲(ワーズ、ワールド、ジョーク、…)を連発し、ドーナツ盤コレクションは増えていった。
その内、ボクはビージーズ的な音楽にはあまり興味を示さなくなったけど、ビージーズだけは特別な存在(初恋の人みたいな感じかな)で、その動向を追っていた。
だからこの映画でも取り上げられていた浮き沈みもよく覚えている。ロンリーデイの全米1位(日本じゃ全然売れなかったけど)は嬉しかったし、傷心の日々(なぜか日本ではB面だった)の大ヒットも嬉しかった。ダンスミュージックで再ブレークを果たしたときには心の中で拍手喝采した。
この映画の終盤、エド・シーランがマサチューセッツを歌う場面で不覚にも涙がこぼれてしまった。なんて美しいメロディーなんだ。しかもエド・シーランが歌ってるのだ。
ホリデイ、傷心の日々、愛はきらめきの中に、ファーストオブメイ、ラブサムバディ、…どれもこれも名曲ばかり。
ビージーズは稀代のメロディメイカーなのだ。
ビージーズファンとしては感慨深い映画
ポップス界のカメレオンバンド!?
これもあれも名曲はビージーズだったのか、と。
グッときますね
本当にありがとう
大好きなバンド、ビージーズのドキュメンタリー作品。
その構成が素晴らしく、ドキュメンタリーとしてとてもクオリティが高いんですね。
兄弟の繋がりからバンドのブレイク、そこからの不破による解散。
そしてリユニオンからの衰退、迎えた転換期。
特にファルセットの誕生秘話を映像として見れたのはとても貴重でした。
再度のブレイクからディスコムーブの衰退、そこから魔女狩りのようなバンドへの扱い。
美しいコーラスの裏にこれだけのドラマがあるバンドも中々ないでしょう。
それでいて皆何処か前向きなのがすごい。
またインタビューはメンバーや家族だけでなく、同じ兄弟で成功したノエルやニックを絡めたアイディアも良い。
彼らの言葉はとても説得力がありました。
そして、あのコーラスの素晴らしさを再認識してしまったのが、失礼ながらエドシーランのステージでした。
上手い下手でなく、あれは"三人が歌っている”だけなんです。
ビージーズは"三人で一つの音になっている”んですよね。
これは今更にして知った、新たな発見でした。
最後グラストンベリーのステージが映るんですが、プレイするバリーを見て、何かもう涙が出ました。
ステージがオーディエンスが、セキュリティーにまでも幸せでいっぱいなんですよ。それはもうすごい素敵でした。
このフィルムを通して改めてビージーズの偉大さと、その優しに触れたような時間でした。本当にありがとう。
最後の最後に嗚咽を漏らした
これはギブ3兄弟、そしてビー・ジーズの軌跡を綴ったドキュメンタリー。
観る我々にもそれぞれ思い入れがあるので、限られた時間の中で何をつまむかホント難しい。
ざっくり言えば、
・60年代後半のブレイク
・解体/再編
70年代前半の低迷期はほとんど触れず、日本で大ヒットしたメロディ・フェア (“Melody Fair”) にも一切言及なし。自分にとっては出会いの曲、そして一番好きな曲でもあるラン・トゥ・ミー (“Run to Me”) も素通り。
・アリフ・マーディン がプロデュースしR&B、Soul 色を強めたアルバム “Main Course” について
・期せずしてディスコブームを牽引することになったサタデー・ナイト・フィーバー期
・頂点を極めたアルバム “Spirits Having Frown”
・ブームが去った後のバッシング
・バーブラ・ストライサンド等とのコラボレーションで復活
等々
まったく関係がないと思っていたエリック・クラプトンのコメントに驚き、そして感動🥲
終盤は3人の弟の死に老いたバリー。
寂しい終焉も致し方なし。
と思いきや最後の最後にビッグサプライズ‼︎
バリーのギターのみで3人が歌う“Run to Me” 😭
自分の思いと繋がった。
嗚咽を漏らした。
涙腺崩壊
楽曲提供の作品がどれもヒットしている辺りでも、うるうる来ていましたが・・エンディングの2017年グラストンベリーの映像でもう・・・
どんな物でも世界一になった事のある人は、やはりどこか違う。
ドキュメンタリーながら、奇をてらわない劇映画みたいな造りも良かった。
ビージーズ。歴史に残るポップグループーソングライターズ
全27件中、1~20件目を表示










