オスカー・ピーターソンのレビュー・感想・評価
全2件を表示
ノーマン・グランツがいたから、彼は偉大なJAZZMANになった。
どちらもこの世にはいないが、
我が亡父と我が従兄弟がニューヨークで彼を聴いたらしい。羨ましいね。
彼には弟子がたくさんいるらしいが、ミッシェルペトルチアーニって似てんじゃないかなぁ。
偉大なJAZZMANだろうが、まだまだ、沢山いるからね。
ノーマン・グランツ最後の隠し玉って言われていたと記憶する。
『Oscar Peterson: Black + White』と言う原題にその秘密が隠されている。
偉大なピアニストであったのは同意も、何故カナダから彼の様な天才的ピアニストが誕生したのか?それは明らかにされておらず残念。
バリー・アブリッチ 監督による2020年製作(81分)のカナダ映画。原題:Oscar Peterson: Black + White。
オスカー・ピーターソンのジャズピアノ演奏は、ソロを除いて、大好きだと思っていたのだが、この映画の演奏は今一つに感じてしまった。好きなのはスタンダード曲の演奏で、この映画で多く取り上げられていた彼作曲の曲は結局あまり好きではなかったのかなとも、思った。
とは言え、彼の人生そのものは興味深かった。てっきり、米国生まれと思っていたのだが、カナダ生まれとは知らなかった。彼があの壮絶なテクニックをどう身につけたに大いなる興味があったのだが、そこは明かされていなくて残念。
日本を含めて世界を股にかけての演奏旅行のスケジュールのタイトさハードさには驚かされた。それに関連してか、結婚には2度失敗していたらしいが、3度目の妻(白人女性)が彼を心から愛している様で、少しグッと来た。娘さんが彼そっくりの体つきでビックリもした。
監督バリー・アブリッチ、製作マーク・セルビー 、ランディ・レノックス 、バリー・アブリッチ、撮影ケン・ヌ、編集ニコラス・クレイマン。
出演
ビリー・ジョエル、クインシー・ジョーンズ、ハービー・ハンコック、ブランフォード・マーサリス、デイブ・ヤング。
全2件を表示