「美しい音楽を奏でるピアノ、大きな身体と笑顔が印象的なオスカー・ピーターソン。」オスカー・ピーターソン naomiさんの映画レビュー(感想・評価)
美しい音楽を奏でるピアノ、大きな身体と笑顔が印象的なオスカー・ピーターソン。
本人と家族、知人や影響を受けた人達などのインタビューと演奏のドキュメンタリー映画。
カナダ出身、両親の影響で幼少期からピアノを演奏、アート・テイタムを初めて聴いた時のエピソードなど興味深い。
20歳の時にノーマン・グランツと出会いアメリカへ進出、演奏公演の移動バスの中でエラ・フィッツジェラルドの歌声と夕陽の情景は羨ましい。
キング牧師の演説と演奏も感動。
素晴らしい演奏と移動の日々、ホテル暮らしの合間に家族と過ごす生活、結婚と離婚に様々なプレッシャー、大変な事だった事だろう。
演奏の素晴らしさは、著名な方達が語るとおりで、レイ・チャールズな本当に面白い、ジョン・バディステはエンドロール後にも。
若い頃から大きな身体は、歳を重ねるごとに大きくなり続けて、脳梗塞の後も復帰して演奏する姿に涙。
最後の奥様になるケリーは笑顔が魅力的。
愛される人柄と素晴らしいピアノ演奏、大好きだと改めて思える映画でした。
もっとオスカー・ピーターソン演奏を聴きたくて、YouTubeや音楽サブスクを検索してしまう。
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