「嗚呼、青春映画」少女は卒業しない シューテツさんの映画レビュー(感想・評価)
嗚呼、青春映画
「ある世代の人達にとっては、たまらなく愛おしく感じられる様な作品なのだろう」ということを頭ではよく理解出来る作品でした。
しかし、私にとって歳をとるって残酷だと思うのはこういう作品を見た時かも知れないという風にも感じてしまいました。
もし10代で見ていたら宝物の様な作品になっていたかも知れないし、20代で見ていたら切ない気持ちで一杯になっていたかも知れない。30代で見ていたらある種の胸の疼きを感じていたかもかも知れないし、40代なら郷愁に浸っていたかも知れない。50代だったらどう見えるのだろう?、60代後半の私には悲しいことにもう異世界の物語でしかないのですよ。20代とは別の意味での切なさを感じてしまったのでしょうね。
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