「真っ当な無常感と圧倒的な普遍性があった」少女は卒業しない エロくそチキン2さんの映画レビュー(感想・評価)
真っ当な無常感と圧倒的な普遍性があった
深く感動した。
地方の高校、取り壊しが決まっている校舎での最後の卒業生となる4人の少女たちの、卒業式の前日、そして当日の2日間を繊細に捉えた。
抗うことのできない別れが目前にあった。
それぞれが秘めた想いを形にした。
しかし、それとて長い人生の束の間。
そう、これは真っ当な無常感と圧倒的な普遍性をもつ青春映画の金字塔と言って良いかと。
脚本も凄いが、河合優実さん、小野莉奈さん、小宮山莉渚さん、中井友望さんという4人のキャスティングこそが奇跡。
今年の日本映画のベストの一本だろう。
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ホントどうでもいいことだけど、自分の卒業式は藤原季節さんが演じた先生が語る卒業式と100%同じだった😢
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